鈴木茂実
 
 パンリアル美術協会に1989年〜1998年まで所属
 以降、個展で作品を発表する。

プロフィール

 
ギャラリー賛で北藪さんに出会い、
話の中に宮沢賢治が
私の言葉の中から
でてきたのには
実をいうと私自身驚いています。

若い頃好きでしたが
製作中には意識したこともなかったからです。
制作にあたって
「終わりが出発」でありたいと願っただけです。
こうあらねばというのではなく、
知らず知らずにそうなっていたというのが好きです。
北藪さんの作品が
「銀河鉄道の夜」の話の中にでてきそうな気がしたからだと思います。
 
どうもありがとうございました。
 
  
案内状を頂いていて、
なんとなく気になる作品だと思っておりました。
最終の一日前にギャラリー賛へ、
会場に入ったとたん、「いい」と私は声に出しておりました。
鈴木さんの作品と共に会場が喜んでいると思いました。
息をしている絵を描きたい。
そう語る鈴木さんの言葉より前に、
絵が呼吸し、賛の壁と柱と窓がそれにあわせて振動しているのが分かりました。
表面に描かれたものが何かという次元ではない
深い存在の意味を味あわせてくれる個展でした。

翌日、どうしてもジョイントをと想いはじめ、
気がついたらギャラリー賛に電話をしていました。
鈴木さんとの共同制作は実に楽しく、
構成を作り直していくたびにいいものが出来ていく面白さを体験させていただきました。
 
こういう機会を与えていただいた
ギャラリー賛と鈴木さんに
改めて御礼申し上げます。  


ありがとうございました。

コメント(北籔)

コメント(鈴木)

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