タマネギを描く(球体の面白さ)


@
タマネギを一つの球ととらえ画面に配置します。
球の中心から一つ山が飛び出しています。
その位置を確かめるように鉛筆を走らせます。
A
タマネギを縦に何本も脈が見えますが、その脈に沿って鉛筆を走らせます。
表面に薄がわの乾いたものがこびりついていますが、まだそんな表面的なものには目を向けません。
おおむね本質は単純で、表面的なものは複雑だと覚えておいてください。
本質をとらえれば、複雑に見える表面も簡単に描けます。
B
次に横線を入れます。この場合横線はタマネギの周りをまわる円となります。
この円運動はタマネギの縁を回って見えなくなった反対側を通りまたこちらに出てきます。
 筆触法を用いてしっかりタマネギの本質をとらえてください。

C
タマネギの本質(形)をとらえるといよいよ飾りの部分を描き始めます。
、どこに何がついているか探検するつもりでよく観察し、それを画面の上にしるしていきます。
床面にもあたりをいれておきましょう。
D
タマネギに当たっている光を意識しながら少しずつ影を描いていきます。
影は黒く塗るというのではなく描き出すものという考えをもってください。
実際物事は闇の中に本質があるのです。光はその本質の一部を見せてくれているに過ぎないのです
E
9割がた完成しました。床面を意識すると影の中にも光があることが見えてきます。
もっとも暗い床との接点に床からの反射光があって、それがタマネギの丸みを強調してくれてます。

F
ここで完成としましょう。
(↑)の白い部分は練りゴムを押し付けて消しとった部分です。
練りゴムを使う時は決してこすらないこと。
こすると不必要な汚れが作品について回復できません。