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野の花助産所でお産をされたママの体験記です


お産を通してそれぞれの方の思いが伝わってきますね。

私たちは、助産所で産んで良かったなと思っていただけるようなお手伝いをしたいと思っています。

体験記を寄せていただいてありがとうございます。


今回の出産は、主人が仕事で中国へ赴任中なので、中国から私と息子だけ帰国しての出産でした。


どこで産むのかと考えたとき、一人目の時から希望だった助産所でお兄ちゃんになる息子にも立ち会ってもらって出産したいなと思いました。

主人が立ち会えるかどうかわからないので、サポートの受けれる実家の近くが良かったのですが、ここと思えるところがなく、
自宅近くの野の花助産所を見学することにしました。

のんびりした暖かい雰囲気でいいなと思ったのと、見学の日ちょうど出産して入院していた方とお話することができ、
とても良いところだと薦められました。

そして、産まれた赤ちゃんのお兄ちゃんお姉ちゃんのとても自然な赤ちゃんへの接し方を見たとき、ここにしようと思いました。
自宅で息子と二人の時に陣痛がきたらどうしよう、などいろいろ不安がありましたが、石村さんに「大丈夫ですよ。」と言っていただき、
また、自宅が近所の義姉も「サポートするよ。」と言ってくれたので、野の花助産所での出産を決めました。

分娩の予約だけして、その後の妊娠期間のほとんどは中国で過ごし、34週で日本へ帰国してきましたので、
野の花助産所での検診は4回だけでしたが、検診の際もとてもリラックスできる雰囲気でどんな出産になるか楽しみでした。



予定日の3日前、上の息子の時と同じようなタイミングでお昼過ぎから少しお腹が痛くなってきました。
初産の時もそのまま順調に陣痛も進みすんなり産まれてきたし、2人目だし今日中には産まれてくるなと思いました。

主人が翌日の夕方帰国予定だったので、もう少しだけ待って欲しかったなと思いながら、主人が帰ってくるまで長引くのも嫌なので、
出るなら早く出てね、と赤ちゃんにお願いして、主人には多分帰るまでに産まれるよ、と電話しておきました。

夕方になって痛みの間隔も短くなってきたので、息子も私もお風呂を済ませ、晩ご飯も食べて準備万端で、
義姉の運転で、息子、母、姪2人と共に野の花助産所にのりこみました。

日付が変わる前に出てくるかな、と皆でワイワイ話していましたが、なかなか陣痛が強くならず、結局日付が変わった3時頃産まれてきました。

寝ていた子供たちも起きてきて、みんなで赤ちゃんを迎えてくれました。とても幸せな嬉しい気持ちで出産できました。






主人は結局立ち会えませんでしたが、夕方には赤ちゃんと対面して、退院まで主人と息子と野の花助産所で家族でゆっくり過ごさせてもらいました。

食事はマクロビをお願いしたのですが、とても丁寧なカウンセリングもあり、素朴で美味しくボリューム満点で、家族で美味しく頂きました。
中国から帰ってきたばかりの主人は特に喜んでいました。

おっぱいが張りすぎる私にも安心なお食事で、産後心配なお通じにもバッチリでした。。

私の場合は1人目の出産も特にトラブルもなく満足のいくお産だったのですが、今回は野の花助産所のおかげでそれ以上に満足できたお産でした。

陣痛はもちろん痛かったけど、赤ちゃんが産まれてきた瞬間の幸福感と爽快感は他では味わえないです。

その瞬間に息子が立ち会ってくれたのも嬉しかったし、私の出産を、自分達の兄弟が産まれるかのように楽しみにしてくれていた
姪達が立ち会ってくれたのも嬉しかったです。

出産に立ち会った経験が、姪達が将来出産する時の気持ちの手助けに少しでもなればな、と思ったりもします。






出産が終わってしまい、野の花助産所にもう行かないことが寂しく感じます。

できれば、検診の最初からずっとお世話になりたかったです。


皆に迎えられて産まれてきた息子は、よく飲み、よく寝て、よく泣き、ぐんぐん大きく育っていってます。







2006年12月に佐野病院の助産師科で、助産師さん達に励ましてもらいながら、長男を出産しました。


それから5年が経ち、諦めかけていた時に第2子を授かる事が出来ました。
39歳での出産になるので、病院での出産を選択した方がいいのではという迷いもありました。
でも、分娩台の上で子供を産む選択より、自分らしく出産したいという希望の方が強く、野の花さんに見学にいくことにしました。

自宅の様な暖かい雰囲気で、ここで出産してみたいと感じる場所でした。
高橋さんが体調管理に気をつけて、病院での健診もあるから様子をみながら頑張りましょうと言ってくださったので、不安も無くなり、助産所での出産を決心することが出来ました。



助産所での健診では、病院の先生には相談しにくい妊娠中のマイナートラブルへのアドバイスをして頂いて助かりました。
病院とは違いエコーで赤ちゃんの大きさを測ったり、姿を見ることはありませんが、赤ちゃんの心音を聞き、お腹を手で触ってもらえるのは、心地の良い感覚でした。
土・日でも検診してもらえるので、家族で行く事が出来て、出産前には長男も野の花さんに行く事を楽しみにしていました。






5/14の予定日を過ぎても兆候はありませんでしたが、18日の夜中におしるしがありました。
すぐに本格的な陣痛がくるのかと思っていたのですが、なかなか定期的な痛みに変わりませんでした。
その間も、電話で相談したり、様子をみてもらえたので安心でした。結局20日の午前0時に助産所に行き、到着してから2時間で出産できました。

赤ちゃんがゆっくり準備してくれたおかげだと思います。
バースプランに「家族の立会いを希望します」と書いていたので、産まれる直前に高橋さんが「お兄ちゃん呼んでこようか」と聞いてくれました。結局自分の事でせいいっぱいになっていたので、「寝ているのでいいです。」と断ったのですが、私の希望を覚えていてくれて嬉しかったです。

主人に立ち合ってもらえ、長男も起きてすぐに弟と会わせるができて、自分らしい満足のいく出産になりました。
産後は、手厚いケアをして頂き、夜は赤ちゃんを預かってもらって眠る事が出来たので体がとても楽でした。また、家族でゆっくりすごす事も出来て、心に余裕がもてました。





出産して一ヶ月経った今、智弘君は元気ですくすく育ってくれています。
今回の出産で私は「生まれてこようとする子供の力を信じて待つ」ことを経験しました。
これから子供を育てていく時に、この経験を忘れないようにしたいと思います。







野の花助産所との出会い〜


2人目もお兄ちゃんを産んだ病院で産むつもりで、妊娠8ヵ月に入った時に病院に電話してみると「もう予約がいっぱいでうちでの出産は無理です。」とのコト。
焦ってお産できる病院を探してると家から近い所に助産所があるのを発見!!
もう8ヵ月やし断られるやろぉなぁっ思いつつ、すぐに電話してみると「大丈夫ですよ。
でもどんな感じの所なんか、一度見学に来てください。」と言っていただけたから違う日に見学しに行ってみるとむっちゃ普通の家やった。

中に入るとおもちゃが置いてあって、健診来る時に上の子を連れてきても大丈夫ってコト知って、近くに見ててくれる人いないから、一緒に連れて行けるのは凄い助かりました。
入院中に家族が泊まっても良いし、出産の時に誰が立ち合っても良いっていうのが心強かったです。



〜出産のコト〜

上の子が切迫早産って言われて、予定日の9日前に産まれて、今回も切迫早産って言われてたから、「大体同じくらいに産まれるかな?」って思っていた。
3月1日の5時50分頃に急に目が覚めて、「ポンッ」って感じがしたから「赤ちゃんにお腹蹴られたんかな?」って思ってたんやけど、もしかしたら破水かもと思いトイレへ。
そしたら破水やって、「破水したらすぐに病院行かなあかん」って聞いたコトあったから、色々と準備して、旦那とお兄ちゃんと私とで、歩いて助産所へ。
お兄ちゃんは、お出かけすると思ったらしく、かなりはしゃいでた。



助産所に着いてからは、陣痛がきつくなってきてずっと耐えてたら、石村さんと高橋さんが腰をさすってくれて、痛みがマシになった気がした。
いつも暴れ回ってるお兄ちゃんは、珍しく大人しく旦那の膝の上に座ってて、「小さいながらに分かってるんかなぁ」って思ってたら、 ちょっと間してからグズグズ言い始めた。
だんだん陣痛の間隔が短くなってきて「泣きそうなぐらい痛い」って言った。布団に横になって、子宮口調べてもらったら10センチ開いてて、いよいよ出産。

この時、旦那とお兄ちゃんも一緒にいたけど、お兄ちゃんが「外行きたい」ってグズり始めたから「外連れて行ったり」って言ったら、旦那は立ち合いたいから外行きたくなかったらしく「いや、大丈夫」って言ってたけど、そばでグズグズ言われてイラッとしてしまって「いいからさっさと連れて行きーや!!」ってキレてしまった。


旦那達が外行ってから、急にいきみたくなって「いきむ!!」って言って勝手にいきみ始めた私。
2回ぐらいいきんだら痛みがかなり増して、赤ちゃんがすぐそこまでおりてきてるのがわかった。
ちょっと休憩してから1回いきんだら、「頭出てきたよ!!」って。
息吸おうと思っていきむの止めたら、むっちゃ痛くて「こりゃ、止めたらあかんわ」って思って、急いで息吸って、思いっきりいきんだ。




2012年3月1日 午前8時54分
次男誕生!! 「29日には産まれないで」っていう私の願いと、「1日に産まれて欲しい」っていうおばあちゃんの願いをちゃんと聞いてて、1日に産まれてきてくれた、ママとおばあちゃん思いのいい子やわ。

旦那達は産まれる瞬間には立ち合えなかったけど、産まれてすぐに石村さんが呼びに行ってくれて、帰ってきてから旦那がへその緒切った。
旦那の感想は、「へその緒って意外と固いんやな」やった。


〜出産後〜

出産後は、ちょっと色々あったけど、特に問題もなく帰ってこれて、助産所での入院生活。
楽しみにしてた母子同室。
お兄ちゃんの時と違って個室で、自分の部屋にいるみたいやったし、アロママッサージやテルミーなどしてもらったり、助産師さんと色々話しできたりと、かなりゆったり過ごせました。

今回初めて、助産所での出産を経験したけど、1人目の時には経験できなかったコトを経験できたり、
のんびりとした雰囲気がかなり自分に合ってると思うので、3人目も4人目も野の花助産所で産ませてもらいたいなって思ってます♪









12月25日、私は三人目の赤ちゃんを出産しました。


今回の出産は長男が幼稚園に通っているので、お腹の赤ちゃんには「冬 休みに入ってからでておいでね」と言い聞かせてました。
お産は潮の満 ち引きによって影響をうけるみたいで、私の一人目の出産は満月の2日前、二人目は新月の2日前でした。
予定日は12/30。12月末は新月が25日だったので、23か24日に来ると予想。なので、23日の夜は緊張してなかなか寝られませんでした。
「これ陣痛lかも??」と夜中に野の花助産所へ電話。高橋さんに症状を説明し、様子見る事に。結局それは想像陣痛!?でした。


24日(土)の朝、来そうな予感はしてたけど、主人は会社へ休日出勤す るというので、私と子供たちは実家へ送ってもらい、そのまま居させて もらう。
午前中、私が子供たちを公園に連れて行ってる間、おしもが重 たく感じた。”もしかしたら、今日ご対面になるかも!!”と主人に メールする。夕方、微弱陣痛が15分間隔で来ていたから、すぐ主 人に実家に来てほしいと連絡。
二人目の時は夕方にまだキツい陣痛が来 てない状態で助産院に行き、その数時間後に出産となりました。その経験上、その日の内に生まれると思って、急いで野の花助産所に行く。
家 族四人で上がり、状態を話して、内診をしてもらう。子宮口は3センチ 開いてるという。



二人目もそんな感じだったので、いよいよやね♪、と 話して盛り上がっていた。しかし、しばらくしても陣痛は一定。家族四人、個室の"りんご"の部屋に通され、そこで様子みること に。
ジィジが買ってくれてたケンタッキーでイヴの夕食。私の出産は毎 度吐いてしまうので、あまり食べないでいようと思ってたけど、食欲 あって、普通に食べてしまった。

その後、なかなか陣痛が早まらないので、寝ることに。それから、一時間置きに研修生の森さんと助産師の高 橋さんが心音の様子等、伺いに来てくれていた。
夜中、主人も寝てしまってからは、独りで陣痛が来たら腰をさすって耐えていた。なんとか 耐えられる痛みだった。

明け方、早く生まれて来て欲しく、そ〜っと階段を上り下り。すると、やがて陣痛の間隔も狭まり、 内診をしてもらう。7センチ開いてると言われ、出産が 進んでいることにホッとする。
足が冷たくなってたので、足湯をさせて もらう。その間も陣痛が来て、助産師さんたちに腰をさすってもらい、 耐える。「プロのさすり方は気持ちいいなぁ」と感じてたら、その時ようやく吐き気がしてきた。いよいよ!?






私のバースプランは、●水中出産●家族立ち会い●写真撮影●ヘソの緒 は主人が切る(その断面が見たい)…etc希望。
第一希望の水中出産、高橋さんには、「もう赤ちゃんが出そうな位でお 風呂に入ったらいいからね。」と言われた。でも、私はキツい陣痛が来てすぐぐらいに、その痛みを和らげたく、早めにお風呂に入らせてもらった。

入ったら、とてもリラックスでき、陣痛の痛みも和らいだ。ただ、陣痛が来ても途中で和らいでしまう。なかなか強いのが来ないのでいきめない。もう来るかといきもうとしても、あとひと踏ん張りができない。
1時間が過ぎ、汗だくでクタクタになる。体力の限界を感じ、とにかく早く産みたくて、部屋で出産する事をつげる。
主人や皆に抱えてもらいながら、隣の部屋へ移動。それまで、他の部屋で遊んでた子供たちと朝方駆けつけた両親を呼んでもらう。

それからすぐ、意気みたくなり、主人の体にしがみつき、四つんばになって、「バシャッ!」勢いよ く破水。それからが早かった。「もう頭が出てきてるよ!」「がんばって!」等と皆に実況中継してもらってたので、心強かった。
とにかくこの痛みを乗り切ったら、赤ちゃんに会える!と最後の一踏ん張り、「オ ギャー!!」



12月25日。午前9時38分に3210g
出てきたのは、やはり男の子。ちゃんと泣いて元気そうだった。私は四 つんばの体制だったので、助産師さんたちが皆で仰向けにしてくれ、生 まれたてのホカホカの赤ちゃんを抱っこさせてくれた。
長いへその緒が 私のおしもから繋がった状態のままなので、ズルズルと温かいものが体に当たり、面白い感触で赤ちゃんを抱っこした。
赤ちゃんはクチュッとちっちゃくて、温かく、感激した。「生まれて来てくれてありがとう」
赤ちゃんに話しかけ、幸せな一時だった。助産師さんが、「赤ちゃんの体にへその尾が巻き付いていてたから、きっとゆっくり出てきたのよ」 と教えてもらう。

水中出産は経験したかったけど、部屋でのお産も主人 や子供たち、私の両親も立ち会って、そしてベテラン助産師さん二人と助産師学校の学生さんに介助され、
み〜んなに見守られながら、思い出残る出産が出来ました。母にも、「助産師さんと研修生、4人もの方がお産の介助をしてくれて、幸せね。」と言われた。




今回の三人目の出産は、微弱陣痛から20時間ほど経ってたのもあって、長く感じた。出産は痛くて辛かったとは思うけど、もう過去の事。赤ちゃんが元気に出てきてくれて、本当に幸せです。

2011年12/25は素敵なお産ができ、かわいいクリスマスプレゼトをもらいました。
おっぱいをよく飲み、よく寝る、親孝行な子です。長男も長女もは赤ちゃんをすごい可愛がってくれ、頼りになっています。
赤ちゃんが3ヶ月になった頃に長女は3才だけど、赤ちゃん帰りをし、時々泣いたりして大変なときはあるけど、子供たちが3人で寝転んでいる光景を見てるのは、とても癒されます。

三人目って、特に可愛いです!
いろんな理由で三人目を産もうか迷ってる人は要ると思うけど、できたら生んで欲しいです。
この幸せを感じて欲しい。それを感じれるのは、きっと妊娠中からリラックスできていたからだと思うのです。

PS.食事、とっても美味しかったです。


by ユッキー






初めてのお産ということもあり、初めは病院でのお産か助産院かずっと迷っていました。


このまま病院での出産でいいかなと思っていた時、テレビで助産院の特集を見て、やっぱり自然なスタイルで産みたい!と思い野の花に電話しました。6ヶ月目に入っていたにも関わらず快く対応して下さり、見学時も自宅の様な感じで雰囲気も良く、主人も気に入ってくれてここで産もう!って決めました。


でも転院前から逆子がなかなかなおらず一時は病院での帝王切開も覚悟しましたが、36週目に私の願い通じたのか、逆子が奇跡的にもなおって、いよいよ野の花での出産準備に入りました。

予定日の2日遅れで陣痛が始まりいよいよだなって思いましたが、我が子はなかなかおりてこず、丸1日を野の花で過ごしました。その間もマッサージやお散歩に付き添って下さったり、ずっと付きっきりで母子の状態を見て下さいました。いよいよ激しい陣痛が来て出産ってなった時も体をさすって下さったり、声をかけて下さり、皆さんがいなければ、この出産は乗り切れなかったなって本当に感謝しています。想像以上にキツイお産でしたが、我が子を抱いた時には痛さも忘れるくらい可愛いかったです。






産後も毎日母乳マッサージやテルミー、オイルマッサージなどして下さったり、夜中赤ちゃんを預かって下さったりと、とても快適に過ごせました。

そしてお食事も私と母の希望で台所を貸して下さり、母と友人が毎日作りに来てくれました。2階から食事準備のいい香りがして、我が家で過ごしている気分になりました。



たくさんの希望を快く受け入れて下さったことに感謝の気持ちでいっぱいです。そして実習生のお二人にもたくさん励まされました。






第一子を佐野病院助産科で

 上の子を2008年4月に佐野病院助産科で出産しました。佐野病院は自宅のすぐ近所であったことと、分娩台でいろいろ医療処置をされるのが嫌だというのが理由でした。助産所でもいいかと私は思いましたが、夫が医療面が不安ということで反対したこともあり、助産科(院内助産所)なら安心だと思ったからです。

2008年4月7日に助産師さんの手厚い介助を受けながら、助産科の畳の分娩室で夫の手を握り3680gの大きな女の子を産みました。夫が臍の緒を切り、夫も私も涙を流して娘の誕生を喜びました。しかし、佐野病院助産科は私が出産した直後に閉鎖され、それから産科自体がなくなり、娘の生まれ故郷がなくなってしまって寂しい気持ちになりました。




■第二子は野の花助産所で

 第二子妊娠がわかって迷わず助産所での出産を決めました。以前は助産所出産を反対していた夫も賛成してくれました。石村さん高橋さんの隠れファンだったこともあり迷わず野の花助産所で出産することにしました。

 私のバースプランはお産のスタイルにこだわりはなく、夫と3歳の娘と一緒に赤ちゃんを迎える『家族でお産』が第一の希望でした。夫の希望は臍の緒を切りたい、娘と赤ちゃんをずっと一緒にいさせてやりたいとのことでした。そうなると病院出産ではできないことなので、どうしても助産所で産みたいと日に日に強く思うようになりました。





■待ちに待ったお産

 嘱託医から「赤ちゃんかなり大きいね」と言われていたので、きっと早めに生まれてくるだろうと思いきや予定日を過ぎても生まれてくる兆しがなく、毎日を悶々と過ごしていました。42週になれば病院出産になるので、それまでになんとか生まれてきてねとお腹の赤ちゃんに話しかけていました。

 予定日を10日過ぎた9月23日(金)の午前6時頃、なんとなく陣痛らしき痛みを感じて起床。夫と娘を起こして身仕度を整えて、7時40分頃に野の花に到着しました。着いた時には10分間隔になり、初産の時と違って物凄いスピードでお産が進んでいくのに驚きました。住宅街だしギャーギャー叫ばないぞと思ってはいましたが、まったく駄目でした(笑)。痛い!!ぐうぇ〜!とかよくわからない叫び声をあげながらのお産になりました。あまりの痛みにへこたれそうになっている時に、石村さんが「今が一番痛い時だね」と励ましてくれながら暖かくて柔らかい手で腰をさすってくれました。時折、ラベンダーオイルの匂いが漂ってきたり、高橋さんが頻繁にオイルを塗って会陰保護してくれているのもわかりました。ベテラン伴走者に付き添われながらフルマラソンを走っているような感じでした。

 赤ちゃんの頭が見え隠れし始めた時に、私がいきんでいるのをみて自分もいきんだのか、娘が小さい声で「うんち出ちゃった」と申告してきた時は、思わず笑ってしまいました。夫は私の手を握り水を飲まし、カメラを回し、娘のオムツ替えをし、立ち会い出産というよりは参加出産という感じで、バースプランの『家族でお産』がかないました。


 午後12時20分に待ちに待った赤ちゃんが生まれました。私は事前に性別を聞いていなかったので、赤ちゃんが生まれてきた時に「どっちですか?」と聞いたら、石村さんが「自分で見てみ。お父さんはもう見えたみたいだよ」と言われました。自分の眼で小さなおチンチンを確認してみるとなんとも言えない不思議な感動がありました。てっきりテレビドラマとかでよく見る、助産師さんが赤ちゃんを高々と掲げて「ほら、元気な男の子ですよ!」という場面を想像していましたが、石村さんと高橋さんは最後まで裏方に徹しているのだなと思いました。上の子と同じように夫が臍の緒を切り、なんと体重は4120g、身長は56.5cmのビックベビーちゃんでした。
赤ちゃんの名前は颯士(そうし)と名付けました。



■家族揃っての入院生活

 家族揃って、3泊4日を過ごしました。娘と私と颯士はベッドで川の字で、夫はベッドの横に布団を敷いて眠りました。夫は娘と颯士が並んで眠っているのを見てとても嬉しそうにしていました。自宅のように家族で食卓を囲めることも私たちにとってはとても幸せなことでした。
毎朝、洗濯機の回る音や料理をしている音が聞こえてきて、自分が今入院していることを忘れてしまうような居心地の良さでした。めったに行くことのできない田舎の親戚宅に泊まっているようで、退院の日は家族みんな一抹の寂しさを感じました。




■家族が主役であること

 野の花のいいなと思うところは、お産の主役はお母さんと家族であることを徹底していること、それからいい意味で大雑把なところ(笑)。私はどちらかというと不真面目妊婦でしたが、お産のために一度もああしなさいこうしなさいと言われなかったことが、私にとって快適な妊婦生活を送る糧になり、それが産後の育児も楽にしてくれているのだと思います。

 家族が主役のお産は、やっぱり近代的な病院施設より家の方がしっくりきます。そして助産所は、病院では拾い上げれない医療の外にあるもの(対話、家族、アットホーム、自然、育児支援…)をとても大事にしています。私にとってはそれが安心して産むための大事な要素でした。助産所出産は出産総数の約1%ですが、助産所出産をする人が少しずつでも増えてきてほしいと思います。お母さんたちが安心して子どもを産み育てていくために。石村さん高橋さんには野の花をずっと守っていってもらいたいと心から願っています。


(ママは院内助産所の発祥や運営実態、助産所の出産環境などを建築学の立場から研究されている方です。)






1人目は総合病院で、37時間かけて産みました(;一_一)


2人目を妊娠したとき、引っ越しをして総合病院から遠くなること、総合病院では上の子が一緒に健診に行けなかったり、入院中一緒にいられないことが引っ掛かり、引っ越し先での出産する場所を探しました。
そこで見つけたのが野の花さんでした☆

主人や家族には、1人目の出産に時間がかかったことや、促進剤を使ったこともあり、反対を受けましたが、はじめに助産所を見学したときに、石村さんと高橋さんの人柄と助産所の雰囲気の良さにここで産みたいと、説得しました。



猛暑の中の妊婦生活と、魔の2歳を迎えたやんちゃ怪獣の相手で、早くおなかから出てきてほしいと、赤ちゃんに話し続けましたが、出てきてくれたのは妊娠41週目でした。
総合病院で41週の診察を終えて、促進剤を使う入院日を決めてから帰宅、どうしても助産所で産みたくて、動き続けて願いました。



そして、その日の夜、痛みに気づいた時には5分間隔でした($・・)/~~~
台風の暴風の中移動して、騒がしく出産しました。上の子も夜中にかけての出産でしたが、ずっと起きていて、出産を見守り(とゆうか、助産師さんの邪魔ばかりしながら)、へその緒を切ってもらうことができました☆彡

主人と、お兄ちゃんになった大空、大好きな家族に囲まれて出産できることができ、とても満足な出産でした!!総合病院ではできなかっただろうと思います。
産んでからはお兄ちゃんになった上の子の、赤ちゃん帰りの相手にてんやわんやですが、赤ちゃんは空気を読んでいるのか、おっぱい以外はほとんど泣きません(笑)




よく飲んで、よく寝ます。

かわいい2人の宝物、無事に産まれてくれて感謝です(●^o^●)







妊婦健診は毎回1時間いろんなお話ができるのがとても楽しみでした。


自分だけのための1時間。とても贅沢な時間でした。
3歳の娘、夫、実母も何度か一緒に行きましたが、開放感のある広いお部屋で家族の居場所もあり、一緒に健診に参加できるので、家族も健診を楽しみにしていました。


出産は40週5日でした。
NSTのため、助産所に行っていて、NSTも異常なく、「そろそろかな〜」、「いつでもいいよ〜」なんて皆で話していた時、突然破水。これで陣痛が始まれば言うことなしと思っていたら、しっかり陣痛もついてくれました。立会い予定は娘、夫、実母。娘は一緒に助産所にいましたし、母もすぐ駆けつけてくれました。


あとは石川から駆けつける夫が間に合うか・・・。自分でも驚くくらい順調に進んだお産でしたが、最後でモタモタ・・・。石村さんも高橋さんもついてくれているから何も心配はないし、マッサージも気持ちいい・・・でもそろそろ生まれてもいいんじゃない?というのが本音でした。「赤ちゃんがパパの到着を待っている・・・早く来い!」と何度も心の中で叫んでいました。
結局夫が到着して30分ほどで長男・明杜(めいと)が誕生しました。


娘は弟が生まれてくるところをしっかり見届け、夫は今回も臍の緒を切ってくれました。
どんなお産になるかな〜と色々想像していましたが、家族みんなで、出産できて本当に良かったです。そして、改めて、「お産はうまくできているな〜」と実感しました(笑)。

お産の後、夕食でいただいたおにぎりの美味しかったこと!何よりのご馳走でした。出産当日は夫が助産所に泊まることになっていたので、家族4人で並んで眠るのを楽しみにしていましたが、娘が「今日はおうちに帰ってばぁばと寝るの〜」とあっさり帰ってしまったのにはがっかりでした。



産後は我が家のようにのんびりさせていただいて、至れり尽くせりの時間でした。

私は助産所のゆったりとした時間の流れが大好きです。明杜にトラブルが起こったため、予定より早く助産所を退院することになったのが残念でしたが、受診の際の連携もスムーズで、安心して行動できました。
明杜は病院で治療を受けましたが、短期間で退院することができ、今は元気に成長しています。






1人目は総合病院で、2人目はレディスクリニックで出産し、もし3人目が授かれば、助産所で産みたいなと漠然と思っていました


しかし、実際3人目を妊娠したとき、主人がもし何かあったら……とても心配しましたので、結局レディスクリニックでお世話になっていました。


その後、出産間近に急に引っ越し事になり、1人目、2人目の様な切迫流産や切迫早産もなく、順調すぎるくらいの妊娠生活でしたので、思い切ってインターネットで調べて、引っ越し先から通える野の花さんに電話しました。


家族みんなで赤ちゃんを迎えたいという思いだけでしたが、野の花助産所でのお産は、とても幸せな時間でした。自分の家のようで、出産も出産後も安心して過ごせました。



2人の娘達も一緒にお産を体験して、赤ちゃんと一緒に泊まって、赤ちゃんのお世話を教えていただき、とても良い経験をさせていただきました。
家に帰ってからも、赤ちゃんのお世話を率先してしてくれ、小さな手ながらも助かっています。

妊娠中も出産も、出産後も、あの時思い切って電話して本当に良かったとお思います。
急なお願いを快く受け入れて下さり、本当にありがとうございました。






あっというまに2ヶ月目がきました。


息子は機嫌がいいと笑うようになり、起きている間も泣きっぱなしではなく、ご機嫌に過ごす時間もできてきました。今のところおっぱいもトラブルなくよく張るようになりました。張っているおっぱいを吸われるのは心地よいです。



助産所での出産を希望しつつ、上二人を病院出産しましたので、このたびの出産はぜひ助産所でという思いがありました。そして助産所を見学して、考えていた助産所のイメージどおりだったことうことが決め手になりました。


妊婦健診のときはその時期に応じた生活指導と、少し先を見通せるお話の展開でこれから自分がどう動けばいいのかよくわかりました。
また、家族立会いを希望していたので、健診のときに大所帯で押しかけることもしましたが、子供も巻き込んで対応していただいて家族も納得していました



分娩時も、家族で押しかけたのに温かく迎えていただいて、子供も、夫も満足の一晩を過ごさせていただきました。
できたらいいなあと思っていた、「自分で娩出」ですが、上の子のときも希望しつつ、痛みのため実現できなかったので、今回は最後まで口に出せなかったところ、ぎりぎりに夫が口走り、それについて「手を出すときに教えてあげる」といっていただき、「できるかも」と思い直し、なんとか実現することができました。
(へそが切れるおまけつきでしたが)
今回は助産所でお産ができたらいいやと思って臨んだだけに、自分のなかではそれ以上に思いが叶い、満足のいくお産体験となりました。
うえの子供たちに胎盤を見せていただいたことも、なかなかできない体験のなので良かったです。
一部始終を見ていた子供たちに感想を聞くのは楽しみであり、また怖くもありましたが、二人ともありのままをすんなり受け入れていて、娘は「私も赤ちゃん産んでみたい」といってくれました。



産後、ベビーの世話は自分でするつもりでしたが、夜に泣き止まないとき預かっていただいたり、沐浴をしていただいてゆっくりさせていただきました。
退院後もなかなかおっぱいが思うように出ず、いろいろお世話になりました。
振り返ると、自宅での家事や小学生の世話など、上二人のときと違う環境にあったことや、上二人のときのほうがベビーの体重増加がよかったのに、自分で自分を追い込んでいたように思います。


一ヶ月健診にベビーと二人で外出し、家にいたら、泣くたびに「お乳が足りないんだ」と思っていた反面、外出先では比較的穏やかに寝てくれていて、「これならやっていける」と気負いがなくなったように思います。
また、どうしても自分の手に負えなくなったら、野の花さんにいけば何とかなる、という安心感もありました。改めて、出産して終わり、ではなく、産後の精神的な支えとしても助産所の存在はありがたかったです。


また、そちらに遊びに行かせてください。
このたびは本当にありがとうございました。