「 ハンディートランシーバーの取付け 」 | |
ツーリングに行くときに重宝するのが無線機です。
コース間違い、休憩、給油等の連絡が即座に出来るほか、しゃべる相手がいるので、長距離のツーリングの時に、一人カラオケをする必要もありません。 それに携帯電話と違い、ダイアルする手間も無く、つなぎっぱなしに出来るし、電話代がかからないのが良いですね。 使い始めの頃はイアホンマイクを使っていたのですが、ヘルメットをかぶるときに、イアホンがずれるのと、無線機をタンクバックに入れるので、降車時にいちいち無線機を出してケーブルを抜くのがめんどくさいのと、プレストークスイッチがケーブルの途中に付いているので片手を離さないと送信できない事もあり、無線機を車体へ取付け、プレストークスイッチをハンドルから手を離さずに操作できる位置に持っていく事にしました。 |
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まず、無線機本体の取付けですが、常に付けっぱなしというのは盗難の危険もあり、簡単に取外しが出来る事を前提に無線機の後ろに付いているクリップを使って取付けする事にしました。
使った材料は、ハンディー機を立てて置いとけるようにするためのスタンドの可倒部分を取外し、カウリングステーに取付けました。 クリップのみの取付けですが、実際にツーリングに使用していて問題が出たことはありません。 (使用している機器はスタンダードのC460です。) |
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マイクおよび、スピーカーはケテルのスタンダード用を使いましたが、プレストークスイッチがリターン式になっていないため、切忘れで何回か恥ずかしい思いをしたのでボックスをばらし、PTTスイッチをリターン式に換えることにしました。
ここで問題になったのが、PTTに使うスイッチに選択肢がほとんど無く(最近電子部品のパーツ屋さんが少なくなって困ります〜) 結局オートバックスに売っていたホーンスイッチを使う事にしましたが、スイッチ自体がかなり大きく、元の取付け位置に付かなくなった為、別のボックスを増設して分離しました。 ボックス間の接続は細身の同軸ケーブルを使ってい、ケーブルの出口は、防水の為にシリコンシーラントを注入しておきました。 |
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ケーブルの取り回しについての注意は、出来るだけフレームの
上側をケーブルクランプ等を使い配線します。
(上側を通さないとイグニッションコイルの雑音を拾って しまいます。) |
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アンテナには自動車用の可倒式の物を加工し、シングルシート
カウルに直付けしました。 ケーブルを選択するときには、自動車の窓ガラスの隙間をケーブルを通すことを考慮した部分的に細くなった物が有りますのでそれを使うとシートやカウルの隙間から引出す時に楽を出来ます。 |
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