GSXRいじくり日記

「 純正シングルシートカウルを使った小物入れ 」
gsxr '89〜90の純正シートカウルを個人売買で安く手に入れたので取り付けたのですが、実際に取り付けてみて感じたのはただ単にシングルシートライクな使い方だけを考えるのであれば
何の問題もないのですが、せっかく収納スペースが増えたのだから小物入れとして使いたい。
でもこのカウルって固定式で、容量がある割に入り口が狭く、鍵がかからない。
パット部分は取り外し式となっているので盗難に遭う可能性もある。
gsxr そこで、ヒンジで開閉できおまけにロックのかけれるように改造しました。
まず最初に悩んだのは開閉の方向で、固定をシートロックと兼用したかったので
後ろ側にステンレスのヒンジを使う方法に決まりました。
gsxr ヒンジの固定ですが、フェンダーレスにした時にストップランプのがたつきを押さえるために付けたステーに2mmのアルミ板をL字型にボルト留めし、それにステンレスのヒンジを4.8mmのアルミリベットを使い固定しました。
(当初はリベットではなくボルト留めだったのですが、ナットに厚みがありヒンジがきっちりとたためないため、渋々使いました。
もし同じようなものを製作されるのならステー及びリベットはステンレスを使った方がよいと思います。)
次に蓋の開きすぎを規制するリミッタですが、スプリング付きの油圧ダンパーを使いたかったのですが、予算が高くつくのと加工が面倒くさいのでステンレスワイヤーを使いました。
gsxr 最後に開口部の加工ですが、単に蓋をするだけではシートとの隙間から手を入れると、シートロックの解除ができてしまうため、下端をL字型に曲げ、ロック部分をカバーしました、取り付けは4mmアルミリベット3ケ所留めです。
これだけでフロントのシートを付ければシングルシートカウルは固定できるのですが、がたつきが出るためロックを付けました。

gsxr シングルシートに当初から着いているパット部分はかなりの厚みがあり、フロントシートを取り外すためにいちいち外さなくてはならず、25mm厚のスポンジゴムをカットして接着材で張り付けしました。


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