NPO法人 のどかの家高木【ごあいさつ】
















 
 平成19年6月に特定非営利活動法人のどかの家高木を設立し、同年8月1日に「のどかの家高木通所介護事業所」(デイサービス)と「のどかの家高木居宅介護支援事業所」を開所しました。
約80世帯の農村地域の真ん中にあり、築100年以上を経過している古い民家ですが、しっかりした大黒柱に支えられた堂々としたたたずまいと大きな松の木がある、緑豊かで静かなところです。
『のどかで ゆったり その人らしく』を基本理念に、今まで会社勤務や自営業、農業、主婦などいろいろな仕事で毎日を多忙に過ごされてきた方々に今までと違うスピードでゆったりと一日を過ごしていただきたいと思っています。
特に、今まで生きてこられた環境や職業も様々なら性格も各々違います。もちろん価値観も違いますがそれらを大切にしながら、その方らしく一日を過ごしていただきたいと思っています。
 「何も趣味がないのでみんなの話を聞いているわ」「編み物がしたいわ」「若い頃は麻雀をよくしたものだ」「カラオケやったらできるわ」などご利用者様のしたいこと、できることをお手伝いしています。
「食べることだけが楽しみだわ」という声もよく聞きます。もちろん私も食べることが大好きです。野菜をふんだんに使い、魚や肉も使った食事と大福餅やういろう、上用まんじゅうにプリンなど3時の楽しいひと時は手作りおやつで、時には一緒に作って頂き、見事な腕前を見せていただく事もあります。ご利用者様は、皆様が人生の先輩です。日々教えていただく事がたくさんあります。
 平成20年10月には長島の地域に、そして平成22年5月には大篠原地域に民家をお借りして同じようにデイサービスを始めました。『歩いてでも行ける。』『日頃からご家族との関係を作ることができる』『介護が必要になったらあそこに行けばよいと日頃から安心して暮らしていただける。』そんな地域になくてはならない事業所にしたいと思っています。
 「その方らしく」生きていただくために、高齢者の方々はすべて人生の先輩であることを常に頭に置き、ご利用者を大切に思っています。
特定非営利活動法人のどかの家高木
代表理事 田中ふじ江

     
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