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2010/04



2010/04/28

 やっとこさ。更新情報です。Disc Reviewに1本追加。

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 Disc Review: The Mirraz 『NECESSARY EVIL』 追加

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 言いたいこと思いっきり書いちゃったんで、ここでは一言だけ。もうね、取り敢えず聴いてほしいんですよ。YouTubeのURL貼っときますんで。私のレヴューなんか読まなくたって全然構いません。長いし。

 イギリスの人気バンド・Arctic Monkeysのパクリという悪名が話題となり、昨年から頭角を現してきた新人バンドです。万人受けしないのは確かなんですが、カッコいいんですよ、兎に角。日本語をビートに詰め込むセンスが《ハンパねー》のです。めっちゃシリアスな"神になれたら"と、アホみたいに笑える"なんだっていい//////"だけでいいからほんと聴いてみてください。この発語感のキモチ良さは、異常。日本語をこれでもかと並べ立てて、尚且つカッコいいって実はかなり難しいんですよ。ちょっと間違うといくらでもダサくなりますからね(苦笑)。"check it out!~"とか聴けば良くわかっていただけるかと。ほんとにこれはセンスの問題。

 っと、結局いっぱい書いちゃってますね(汗)。まぁ、取り敢えずほんと聴いてみてください。こんだけ良い2ndアルバム出しておきながら、ツアー直前にベースが脱退するという可哀そうなミイラズへの募金だと思って、取り敢えず、ね(笑)。……そんなトコまでArctic Monkeysのマネしなくてもね(苦笑)。巻けないで、ミイラズ! 3rd期待してるよ!

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The Mirraz なんだっていい(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=whbDH4MQC2g

The Mirraz 神になれたら(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=LcWTitq1nEA

The Mirraz check it out!check it out!check it out!check it out!(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=lmUP-lLffLo


2010/04/25

 宮部みゆき『ステップファザー・ステップ』、読了。

『理由』と『レベル7』だけは以前に読んでたんですが、「なんか重たいなー」と思い、敬遠していた宮部みゆき。「軽いの」を知人に勧められたので再挑戦してみました。最近読むもんなかったし。あらすじとしては、専業空き巣のある男が仕事でドジを踏み、そこの家主である双子の中学生に「通報しちゃうよ?」と脅されて、生活費と父親役を要求されるというお話。なんともまぁ、設定からしてアレですね。短編集の装いで、このトリオがドタバタ事件に巻き込まれていきます。

 で、所感ですが、こんなんも書いてたんですね。軽い。そして薄っぺらい。トリックもキャラクター設定もペラッペラ。ですが恐らくそれは意図的なもので、会話のテンポや「女性は新聞を綺麗に折り畳めない」なんていう日常の些細なトピックを如何に軽快に描くかに重点を置いたのでしょう。正直なところ、半年も経てば内容全部忘れてしまってそうですが、ページをめくっているときの居心地の良さはなかなかのものでした。ほら、いつまで続くかわかんないけどずうっと続いて欲しいような、刹那的な充足感ってあるでしょ? ああいう感じ。わからんか(苦笑)。兎に角、素人目にも文章力は皆無だし、20年程前の作品なのでユーモアもかなり寒い部分が多々ありましたが、宮部みゆきという作家自身をちょっと好きになれた気がします。多分。

 ただ、やっぱこの人エグい話のほうがあってるのかな? なんだかんだで『理由』はもっと凄かったしなー。疲れましたが(苦笑)。これを機会に、次は名作との呼び声高い『火車』でも読んでみますかな。


2010/04/23

 突然ですが。なんか最近、無性にiPhoneが欲しい。

 と言いますのも、めっちゃスゴいんだよ、アレ! だって、アフリカの砂漠の上空写真から、本日のスーパーの安売りチラシまで見られるんだぜ? 知人に触らせていただいたり、電車でいじってる方を見かけたりする度に、物欲がえらい勢いで膨れ上がっております。カッコいいなぁ……。タッチパネルをさらっと操作してるだけで、何故かデキる人に見えてくるから不思議。

 あ、ただ、たまに有り得ないくらいダサいカバーを付けてる人がいますが、あれはほんとデザイナーへの冒涜だと思う。あんなに洗練されたデザインを、どうしてわざわざブチ壊すような真似をするんでしょう。理解に苦しみます。言い過ぎか(汗)。ま、結局個人の自由だけど、なんだかなー。兎に角、私は絶対にカバーなど装着させないことをここに誓います。センスに自信がないので。

 って、買ってもいないのにこんなこと言っても負け犬の遠吠えですね(涙)。もうちょっと使用料金安くなんないかなぁ……。めっちゃ欲しいけど、機能使いこなせないことは目に見えてるしなぁ(苦笑)。でもやっぱカッコいいもんはカッコいいし……。あーもう、しばらく悶え苦しみます。


2010/04/20

 うわぁ、もうとんでもねぇ……! 週刊スピリッツ連載のオナニー漫画・『セルフ』、ありえなさすぎる展開。

 というわけで、女性の皆さん、本日は回れ右推奨ですよ~(笑)。まぁ、とは言ったものの誤解してほしくないのですが、コレ、断じてエロ漫画ではありません! オナニー漫画です(キッパリ)。24歳にして今までマスターベーションをしたことがないという奇跡的な青年・国木田陽一くんが、ひょんなことからオナニーの道を究めるために彼女のことすら顧みず突き進んでいくというお話。いや、ほんとにね、大の男がただオナニーしてるだけの描写に本気で感動してしまうのは、世間広しといえどこの漫画くらいでしょう。最早スポーツ。マジで陽一がアスリートに見えてくるんですよねー。まぁフツーに考えたらやってることただのヘンタイだけど(苦笑)。

 そして今週号ですよ!(ネタバレ注意!) 共にオナニー道を歩む戦友・宇多さん(お見合い中)を救うため、ビルの屋上での全裸オナニー(!)を決行しますが、警備員に発見され逮捕(!!)されてしまう陽一! しかし牢屋にブチ込まれても陽一の研究は止められません、止まりません! 同僚(通常の意味での)・泉さんをオカズにしての力をお借りして、決死の覚悟で独房オナニーに挑むのです!!(看守に見つからないように!) ……活字にするとホントとんでもねぇな(呆笑)。どこまで真面目でどこまでギャグなのかもう意味分かんないです。だって「シュヴァルツヴァルト」(注:独語で「黒い森」)だぜ? その言い方しちゃうセンスに脱帽。最高。

 って感じで思いっきりウケてたら次回最終回だとぉ!? 2週に一度の楽しみが奪われた……。まぁ、確かに方向性を見失ってた感がしないでもないんですが、やっぱ残念なもんは残念。いや、本当に「残念」なのはこの日記自体か(汗)。3日後くらいに読み返したら、すっげぇ後悔しそうな気がしてきた(苦笑)。そんときはこっそり削除しよう。本日は大変失礼致しました(平謝り)。


2010/04/19

 『息もできない』、鑑賞。

 単館系のマイナーな韓国映画です。雑誌やネットで評判が良かったので、思い切って観に行ってきました。韓国映画を観に劇場まで足を運んだの、初です。で、どんな作品かと言うと。

 とにかくもう、のっけから殴る、蹴る、罵詈雑言のオンパレード。主人公がヤクザのオッサンなんですが、もうコイツがとんでもない。借金の取り立てで、学生運動の鎮圧で、これでもかと暴力を振るいまくる。しかし、そんな彼がある日一人の女子高生と出会い、次第に心の傷が明らかになっていく……という、ある意味わかりやすい筋書きです。が。

 声を大にして言いたい。興味がおありなら、是非映画館で観てください。おそらく、DVD(が発売されるかも微妙ですが)をレンタルしてきて家で観たら、きっとこの映画の良さを半分も味わえないと思う。何故なら、この映画はとてつもなく生々しいからです。正直、目を背けたくなるシーンが山ほどあります。そのくせ、何の救いもカタルシスもありません。ですが、いや、だからこそ、サッと日常に帰れる環境では、きっと全てを受け止めきれない。否が応でも作品と向かい合わざるをえない状況――つまり逃げ場のない映画館で観てこそ、本当の意味で心を動かされる――感動できる映画だと思います。

 暴力描写が苦手な人にはお勧めしません。それ相応の覚悟を強いる、ものすごく疲れる映画であることも事実です。ですが、劇場でテレビドラマを流しているだけの似非映画が溢れるこのご時世に、映画館でこそ最も輝きを放つ希少な作品だと思います。上映館が少ないのがネックですが、「映画」らしい映画を観たい方は、ちょっと足を延ばしてみては如何でしょうか。


2010/04/13

 麻生久美子主演、三木聡監督、『インスタント沼』、観ました。

 ゆるゆるで、ぐだぐだで、シュール? って言えばいいんでしょうか。独特のノリでどうでもいいような小ネタがこれでもかと言わんばかりに繰り出さるコメディ映画です。この笑いに付いて来れるかどうかが全てな気が。因みに、私はいちいちクスクスと反応してしまい、結構楽しめました。「水道の蛇口を捻る」くだりはホント最高。大した内容もないですが、2時間結構サクサクっと過ぎちゃいます。あのオチも、個人的には、アリです。あ、あと加瀬亮のパンクロッカー姿は似合わなすぎて笑えました。御免。

 なんでも、ドラマ『時効警察』のスタッフが集まって作ってるそうで。なんか肌に合う感じなので、観といても良かったなー。でもドラマをレンタルするの、なんか面倒なんだよなー。とりあえずこの監督さん自体初めてだったので、『転々』とか『亀は意外と速く泳ぐ』とかからチェックしてみますかね。


2010/04/11

 ついに。ASIAN KUNG-FU GENERATION、6thアルバム『マジックディスク』、6月リリース。

 おそらくこのアルバムは、アジカンにとって「勝負の1枚」となることでしょう。彼らは既に、自分の手で退路を断っているからです。2008年、アジカンは1年に2枚(ミニアルバムを含めれば3枚)という、通常のサイクルにあるまじきスピードで作品をリリースしました。「アジカンのアルバム」としての集大成である4th・『ワールド ワールド ワールド』と、その僅か半年後に発表された、十八番ともいうべきパワーポップ全開の5th・『サーフ ブンガク カマクラ』。ストイックに完成度を突き詰めたものと、手癖満載のラフな手触りのものを連続リリースしたのは、「もう同じものは作らない」という彼らの意志表示に思えました。今までの正統進化でもなく、原点回帰でもない。そんな「新しいアジカン」を次で見せることを、彼らは自らに課したのではないか、と。

 昨年のシングル・"新世紀のラブソング"は、ラップ(じみたもの)に打ち込みの導入と、かなり実験的なものでしたが、他にもホーンセクションを迎えた曲などがある模様。全く予想はつきませんが、これの出来次第で「解散」の二文字がチラつき始めるような気が……(苦笑)。ま、期待と不安でいっぱいですが、あんまりゴタゴタ言わずにファンの一人としてニタニタおとなしく待ってることにします。そういや、曲名がアルバムタイトルになるのって、今回が初だなー。いやはやホント、思い切ったタイトルだわ(笑)。


2010/04/06

 やった! Delphic『SUMMER SONIC 2010』出演決定!

 今月頭の来日公演は諸事情あって観に行けず、ちょっとガックリきてたところにすかさずこの夏フェス出演の知らせ。ちょっとルンルンです。サマソニ今まで行ったことないんですが、今年はチケット取ってみよーっと。今んとこDelphicしかお目当てないけど(苦笑)。Arctic Monkeysとか来ないかなー。来ないわなー。じゃあもうそのパクリバンドミイラズでいいから、来てくれ!

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 ってか、なんやかんやしてたらいつの間にか4月ですよ。

 ハイ、ホームページ開設3ヶ月のこの時点で、当初目標に掲げた「記事の月イチ更新」はあっけなく破れ去りました、南無。もう激しく更新停滞してますねー。すんません。まぁ誰もこんなページ見てないだろうけどな! いや、今月中には書きます書きます。多分。最近よく話題に出すミイラズについて書く予定。いやほんと今月中には書きますってば! もうバンバン書いちゃいますって! ……多分。……はず。





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