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sleepie's sighs of the past

 
2003.3.22
 戦争が始まったというか、始められてしまったというかですが、国際紛争を解決する手段として武力を用いることに、反対を表明いたします。

 国連決議による武装解除を実行してこなかったイラクに問題はありますが、10年にわたって、はっきりせんままやってきて、大量破壊兵器による第二次湾岸戦争みたいなものも起こらず、というか起こせなかったのは、それなりに査察による武装解除への圧力が働いていたのではないかと考えられ、10年でできひんかったんやったら、20年かけてやったらよろしやん。それを、9.11のテロと結びつけ、テロリストへの大量破壊兵器の流出や、独裁者の追放と民主主義体制の確立など、尤もらしい後付けの理由を持ち出して、いきなり武力攻撃により解決しようとすることに、賛同はできません。

 また、湾岸戦争以来、アメリカ政府の軍事行動に支持を表明している日本政府の態度は、日本国憲法を無視というか、軽視というか、愚弄してきたものであり、国連決議に対するイラクの態度に負けるとも劣らぬ、卑劣なものであります。

 判断力に欠ける独裁者が大量破壊兵器を所有したら、どんな不幸なことが起こるか、薮大統領自身が人類に対するすばらしい反面教師となってくれましたが、それを称賛はできません。


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