PHOTO-DIARY

2000.02.20
ポーランドの想い出から(アウシュビッツ)


△入り口の上に<ARBEIT MACHT FREI >(働けば楽になる)というドイツ語が見えます。
わずかの食糧で労働を強制され、ガスで葬られた何百万人のユダヤ人が居たのです。

△見学者はポーランド人のグループと日本人は私一人でした。

△廊下には、ここに居た人の描いた絵が貼ってあります。

△この写真と下の2枚はアウシュビッツの近くにあるビルケナウ収容所です。
線路の終点に灯されている火越しにかすかに見えるのは収容所の門です。
ユダヤ人はヨーロッパ各地からぎゅうぎゅう詰めの貨車でここに運ばれました。
写真をとった私の背後には、崩されたガス室の跡がありました。¥¥¥¥¥¥

△牛舎の様な建物は囚われていたユダヤ人の宿舎です。

△その内部。この小さな暖炉は3段ベッドに休んだ人たちを少しは暖めたのでしょうか。

ポーランド滞在時の写真を整理していたら、アウシュビッツの写真が出てきました。20年前、ポーランドへの技術輸出プロジェクトの合間にクラクフとクラクフ近郊を一人旅しましたが、そのときに撮った写真です。
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