キーマン

   
産地 中国安徽省西南部
薄めのオレンジ色
入れ方 ストレートティー・ミルクティー
特長 渋味が少なく他の紅茶には無い上品な独特の香味
【メモ】
キーマン紅茶は、中国は上海の西に位置する安徽省西南部で、6月から9月にかけてのわずか4ヶ月間のみ生産される紅茶で、ダージリン、ウバと並んで 世界三大銘茶の一つ とされ、英国で珍重されています。
中国茶の中でも名高いキーマンは、ランの花を思わせる香りと、独特のスモーキーフレーバーを持ち、中国茶の「ブルゴーニュ酒」とも言われます。

漢字では
「祁門紅茶」 と記されるのですが、「キーマン」以外に「キームン」「キーモン」「キームン」紅茶として表記される場合もあるようです。

もともとは安徽省西南部は緑茶を作っていた地方らしいのですが、紅茶の生産をはじめたところ、その気候や自然の条件がすばらしい香りと味わいの紅茶を生み出したのだそうです。

今日でも、イギリスの上流階級のテイーパーティーには欠かせない紅茶で、女王陛下が誕生日に飲むことでも有名です。

飲んだあとに口がスッキリするので、食後のお茶にも最適です。

参考:「紅茶の事典」

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