紅茶の葉

紅茶をおいしく淹れる秘密は 紅茶をもっとよく知ること
紅茶の銘柄や茶葉のグレードについて知っていれば
それぞれの特長を生かした淹れ方、飲み方も
 おのずとわかるというもの....



紅茶とは、成長した茶の木からとれる葉をしおれさせて揉み、発酵、乾燥させたものです。
こうして作られた紅茶は黒褐色をしていますが、英語で紅茶が「ブラックティー」と呼ばれるのはこのためです。
(英語でただ単に「ティー」という場合も紅茶を指します)
これに対して、「紅茶」という和名は、熱湯を注いだ時の水色からつけられています。

茶には、紅茶のほかにも緑茶やウーロン茶などの種類がありますが、これらはあくまで製法の違いによる物であって、特に紅茶の木やウーロン茶の木などがあるわけではありません。
紅茶も緑茶も原料になる茶の葉は全く同じ物であると言う事は、「お茶の木」の項で説明いたしました。
お茶の木は、もともとは中国雲南省や四川省、チベット山脈の高地などが原産地でしたが、現在では19世紀に英国によって発見されたアッサム種をはじめ各地で品種交配が行われ、雑種化された多数の品種が照葉樹林帯植物として世界中に広く分布しています。
一般に中国種は寒さに強くタンニン含有量が少ないため緑茶に向き、熱帯性のアッサム種はタンニン含有量が多く紅茶に向いています。

これら茶樹の栽培には気温や雨量など地理的気象条件が重要で、一般には温度差による夜霧や朝露が発生しやすい山地が良いとされています。
山頂に向けて立ちああがる霧が茶葉に香りを与えるのです。
しかし、平地で栽培されるアッサム種では、茶畑に背の高い木を植えて日光量を調節します。
また、茶摘はダージリンを除いてほぼ年間を通じて行われ、今のなお一芯二葉の手摘みが忠実に守られています。

参考 : 紅茶の辞典

[紅茶の豆知識]