しかし、昔VT２５０Fに乗っていた友人に乗せてもらったときの独特の感触と、自分のカスタム技術の向上を目的とした、これまたバイク乗りとしては不純な動機から始まったカスタムなのでした！
この穴あきのデザインとレリーズ部分の出っ張り具合が、この後の加工に重要な意味があるのです。
、同じSUZUKIの製品なので、ボルト本数、ピッチは全く250Sと同じです。
（レリーズの取り付け方を工夫すればアクロス、バンディットなんかも合います）
上の写真と比較してみてください。（少し向きが違いますが・・・。）
レリーズの部分の突起の具合の違いがわかると思います。
レリーズも写っていますが、こちらは使用しません。
これまたヤフオクで、820円也。
この形が重要でした！
ここへ、ドカレリーズをはめ込むわけですね。
今回は外側にナットを見せたくなかったのでアルミパテでボルトを埋め込みました。また、レリーズが入る場所を削り込んでいます。（穴左下部分）
上の写真と見比べてみてください。
注：今回はレリーズが押す方向になったため、この方法を採用しています。レリーズを外側からつける場合は明らかに強度不足となります。
しかし、きたな〜い！
そこで、パーツクリーナーをひと吹き！
狭い場所は、歯ブラシでごしごししました。
スプロケットの左側にはプッシュロッドが見えます。ここをレリーズで押すことによって、クラッチが切れるのですね！
そこで、ホームセンターで調達したのは、こちらです。
コンクリート用アンカー各種です。
今回は車体側は、φ6、レリーズ側はφ8となったので、このような組み合わせになりました。
また、ねじ付なので長さの調節もできます。
また、上の写真のロッドφ8部分を差し込んでいます。
その後に更なる補強のため、このプレートをt=6mmに変更しました。写真はありませんが・・・。
長さもばっちりでタンクの下を経由して、スプロケケースまで取り回しをしています。
ここで、このスプロケケースを選択した意味がおわかりになったでしょうか？
一見して純正品に見えます。（と思うのは僕だけでしょうか？）
上側のボルトだけ長さが足らず250Sの純正品では合いません。ホームセンターで調達です。
あまり綺麗にすると、他が汚いのが目立ちますからね！
でも、しっくりつきました！
レリーズよりフリュードが漏れてきました。そこで、ブログにそのことを掲載したところ、同型のレリーズをお持ちだった、Lapinさんに譲っていただきました。
左が漏れたもの、右が戴き物。
Oリングの色は違いますが同型です。
ドカティのメンテを掲載しているHPを見ると、レリーズ内のプッシュロッドが接する部分には、鉄球が入ることがわかりました。
そこで、ホームセンターを物色すると←こんなものの中に鉄球が入ってました。
この鉄球をレリーズに入れると、心なしかレバーも軽くなりました。
※ マスタシリンダ＆ホース KAWASAKI純正 ヤフオク \820
※ レリーズ（初期） ドカティ400SS用 ヤフオク \1200
※ プッシュロッド部品、鉄球など ホームセンター ￥500 くらい
計 約3,020円
レリーズ後期 Lapin様よりの頂き物
※レリーズを内側に取り付けるには、スプロケットケースの穴あけ加工、ボルト取り付けが必要。また、250S純正ケースでは、レリーズ部分の突起が小さいため、取り付け不可です。
外付けタイプならレリーズの形状、ボルト留めの仕方を考えれば、加工が少なくて済むかも。
参考URL：我が家のバイク 250Sの外付けレリーズならココが必見！
一番の苦労は、ケースの穴あけ加工。エアーリューターを使用したので、近所には轟音がとどろいたことでしょう。
その甲斐あって？、あまり目立たないカスタムとなったため、知る人ぞ知るカスタムとなりました。
使い勝手も大きく変わった事もないですが、自己満足＆スキルアップにつながったと満足しています。
