2013-4-29
  海津大崎の桜 

 2013年4月9日から11日にかけ滋賀県海津大崎に「日本のさくら名所百選」にも選ばれている桜を見にゆきました。
 海津大崎の桜は琵琶湖畔4kmにわたり樹齢70年を超える老桜から次世代に引き継ぐ若木まで、約800本のソメイヨシノ が美しい花のトンネルをつくることで有名。

 柳ケ崎ヨットクラブのヨット「 YYC SPIRITS 」で出航。風よわく 機走・・・・・・
今日の予定は近江今津まで行く。夕方4時すぎ今津港到着、船を舫って古い町並みを歩き、食べる処を探しウロウロ。 ほのぼのとした雰囲気の夫婦が営む 町の中華屋さんで、私は酢豚定食を注文。
今夜は船で泊まる。 行く前にシュラフ持参との事、 多分船での夜は寒いだろうと、思いウォームアップシーツを事前に買って、シュラフとシーツの2重にし、上下とも何枚も重ね着のうえ眠る。

 翌10日 いざ海津大崎の桜見物に・・・さくらの様子は次の通り

遠くから眺めるとこんな感じ 
湖岸道路に大きな観光バスも時々走っている
 
平日にも関わらず、多くの人が桜を楽しんでいます 
岸近くに船を走らせ、ズーム一杯で撮りました
 

    観光船の船着き場・・・
    後ろのさくらが大迫力



 遠くから見える桜はほんのり紅く、湖と山の境に色づいている。
そして背景の木々が日本画に描かれているグラデーションの様で美しい。
海津大崎のはな :
 琵琶湖八景「暁霧・海津大崎の岩礁」 
 近江今津から出ている桜周遊の観光船
 岸の真近くをゆっくり走っている 
 


 ヨット 「 YYC SPIRITS 」 のうえで!! 柳ケ崎ヨットクラブの皆さん
Sさん、Oさん、Hさん   外は寒いのでキャビンでティータイム 少し風が強くなったので 早めのワンポイントリーフ  Oさん、Mさん、Hさん  柳ケ崎ヨットクラブの会長さん  Mさん


  桜見物も終わり、菅浦の漁港へ
今日泊まる旅館は「割烹料理旅館 佐吉」
(西浅井町菅浦 http://www.zc.ztv.ne.jp/dvs2xecu/ )
 連絡ミスで菅浦漁港に舫うことが出来ず、一旦きのう泊った今津港に引返し舫った後、旅館の主人に車で来てもらい、「佐吉」に行くというややこしい事となった。だが車中から夕暮れに見る琵琶湖と桜は何とも風情のあるものだ。
きょうは湖からと陸から眺められ2倍お得。 
 旅館に着くや早速 風呂に!。近くの国民宿舎「つづらお荘」で冷えた体を十分に温め、桜を眺めつつ宿まで歩いて戻った。


 待っていました 「佐吉」での夕食は・・・・ 
 八寸 川えび  鯉活け造り
 奥びわ湖天然うなぎ  鯉の煮つけ 子持ち
 この子が ふわっとしてとても美味しかった
 びわ鱒 


  ここの鰻はとても美味しく、お持ち帰り出来ると聞いていたので買って帰り うなぎ丼にして食べました。
まー本当に旨かったこと。



 海津大崎の桜を堪能し、うまい料理が食べられ、最高の3日間。
 柳ケ崎ヨットクラブの皆さん ありがとう御座いました。


  海津大崎の歴史
 海津大崎の桜並木は、昭和11年(1936年)6月に “大崎トンネル” が完成したのを記念して マキノ町の前身である海津村が植樹したものです。満々と水をたたえる琵琶湖の青と東山連峰 の緑の間を可憐なピンクの花びらが帯状に延びる景観は、奥琵琶湖に春の訪れを告げる代表的 な風物詩となっています。
 この桜並木の誕生は、海津村による植樹に先立つこと5年前、当時滋賀県高島地方事務所に 道路補修をする修路作業員として勤めていた宗戸清七さんが作業の合間に自費で購入した若木を植えたことに端を発します。
 愛着のある道に何か残したいと思った彼は、桜の並木があれば景色が華やかになると考え、 自力で桜を植え始めました。3年後に若木が花をつけはじめると、村の青年団も協力し始めま す。彼の指示で団員がリヤカーに水や土を運び、若木がしっかりと根付くよう丹精こめて植樹 されました。
 平成2年(1990年)3月、財団法人日本さくらの会から「日本のさくら名所百選」に選ばれ 、全国から注目されるに至っています。その後も、地元の人々や関係者たちがこの桜並木を大切に育て、たび重なる豪雪や崖崩れによる被害の際にも補植し守り続けられてきました。

 (高島市観光情報  http://www.takashima-kanko.jp/sakura/history.html  より抜粋しています)