2014/6/28
13回目 カジュラーホー   Khajuraho

20 OCT 2011

 銃を持った警察官と共に朝9時すぎカジュラーホー駅に到着
まずは宿を確保するため、バラナシ駅で会った中国人から教わった宿 イザベル・パレスに行くことにする。
 ここの町の中心は、観光の中心となる西群の寺院まえあたりで、宿は西群の寺院群より手前に在るようだ。
距離にしてカジュラーホー駅から6〜7キロほど。トクトクに乗る。


  ホテルに入る。全体的にきれい.
話を聞くと去年新築したばかり。だからガイドブックに宿が載っていなかったのだ。
 部屋を見せてもらう。広くてきれい、ガラス戸を開けると庭につながり、芝生も手入れされている。
無料のWi-Hiが備わっている。2日の予定で泊まる。 宿は町にゆく途中にあり町の中心まで、歩いて15分位いかかるらしい。ちょっとかかるが、1泊 Rs300は超値打ちのある価格です。

ホテルの庭
  芝生が敷かれ日陰で椅子に座っていると気持ちがいい。外での環境とえらい落差を感じる。



 11時すぎ カバンを整理し終え 明後日の「アグラ」までのバスの予約 と 観光の中心となる西群の寺院まで行き、素晴らしい彫刻 を見たいと思います。帰りに明後日の「アグラ」まで行くバスの予約をする予定。
 日差しも強くなっているので歩くのはしんどい。自転車のレンタルをしているので借りることにする(レンタル料Rs80)。


西群の寺院を見ることにする。(入場料 Rs250)
 広い敷地に芝生が全体に植えられ、所々に背の高い樹がある。歩道が設えられており公園のようになっている 。
 11月も末なのにここインドでは日差しも強く、頭の上から陽がドンドンさす。なるったけ日陰を選って歩くが 樹が少なすぎる。
10以上の寺院がここに在る。


   
    カンダーリヤ マハーデーヴァ寺院  kandariya-mahadev                          


 ラクシュマナ寺院とその外壁に施されている彫刻群  Lakshmana Temple 






 西群の寺院と道をへだてて建つブルースカイ・レストラン。
2階があり今見てきた寺院がよく見渡せる。
遅い昼食を取る。
 この道沿いあたりがカジュラーホーの観光の中心地で、お店・みやげ屋・レストラン・ホテル・観光局などが並んでいる。 

 ゆっくり休んでからバス・ステーションに寄り、あさってのバスを予約する。
(カジュラホーからアーグラー までのバス。Rs350)


 南群の寺院のドウラーデーオ寺院
中心よりはなれているので、観光客は見かけません。ひっそりしています。
寺の日陰で休憩です。

 寺院をでてすぐに河が流れている。
橋の上から見ると、
水牛が水浴びをしている。
お父さんは洗濯して草の上に干している。
ゆっくりした時間が流れている。 
南群の寺院 ドウラーデーオ寺院   


 バス・ステーションで
あさってのバスを予約する。
(カジュラホーからアーグラー までのバス。Rs350)

 バスの運転手さんは、次の出発までに時間があるのでしょうー  掃除中でした。

左にある三輪はタクシーです。
タイでもよく見かけるトクトクです。


 市場が開かれていた


   カジュラホーの3つの寺院群 西群・東群・南群 があり、少し離れている。
これらの建物には素晴らしい彫刻 で埋め尽くされており、今なお輝きつづけています。
 寺院は10世紀から11世紀ごろ チャンデーラ朝に建てられて現存している。
なぜここにこれらの寺院が壊されず残ったのだろうか・・・  それは
 インドの他の地域では偶像崇拝を禁止するイスラム教徒(ムガル帝国のアフガン人侵略者)により破壊されたが、カジュラホーは辺境の地にあり難を逃れることができた。
さらにチャンデーラ朝はこの地を捨て去り、樹木が生い茂り人 々の記憶から消え、それから19世紀半ばになり再度注目を浴びることになったのです。