2013/5/26
8回目 イラムから 国境カカールビッタ    ILAM

 ダランの宿は朝から暑い。宿の左前に建つ時計台は1時間毎の時を打つ、昨晩は寝苦しくてチャイムのたびに目が覚めるので、朝から体がだるい。
 手持ちのネパールの金が少なくなったので両替が出来るか銀行の前で老人に聞くと、ここ3日間は休みとのこと。
国境のカカールビッタまでお金をもさせる事ができれば、ちょうど都合がいいのだが。少し始末しながら旅を続けることにしよう。

 今日はイラムまで行く予定。
途中のビルタモールで降りる必要があるので、宿でネパール語でビルタモールとイラムを書いてもらった。(乗り過ごさないように)
10時カカールビッタ行きのバスに乗り、途中のビルタモールで降りて、イラムゆきのバスに乗り換える。
12時にビルタモールに到着。 バスは幹線道路にあるバス停に止まり下ろされる。イラム行きのバスパークとは離れており、暑い道をバスパーク探してウロウロ
   











イラム行きのマイクロバス
20人近く乗っている
   山道に入りくねくね曲がると、すぐに眠たくなる。
2時間ほど走った所で車はパンク。運転手はタイヤを持って通りすがりの車にのり修理に。
 待つこと2時間 天候が変わり道の向うの谷から雲がどんどん湧き上がり、一面霧に包まれる。

 乗客は待ちきれず、走った来たタクシーで立ち去った。私も6人と一緒にイラムに向かい、1時間ほど走ってイラムに到着。ゲストハウスの前まで送ってもらう。

 建物の中は真っ暗。
入り口で何度も呼ぶと、2階からロウソクをともし女主人が降りてくる。
夜は7時すぎ、ちょうど停電中だった。
宿で食事が出来るか尋ねる。
定食のダルバートができるので食べる。
今日は疲れる一日だった。
Green View Guest House  1泊 Rs350
バス:ダラン〜ビルタモード Rs150
ビルタモード〜イラム Rs150   タクシー割り勘 Rs25

 イラム
イラムは標高1300メートルで尾根の上にある町。チベット系の人々が多く暮らしている。
山は段々畑のようになり茶の木が植えられている。
紅茶といえばインドのダージリンが世界的にも有名だが、ここイラムはネパールでの茶の名産地。
 またイラムとダージリンは国境をはさんで連なっている関係で、どちらも上質の紅茶が産するのだ。
イラム産の紅茶は、カトマンズの紅茶販売店で、普通の紅茶に比べ高級品で、高い値段で売られているのを見た。

10月7日疲れているが7時すぎに目覚める。
朝 紅茶を持って来てくれた。腰が痛いのできょうはゆっくり休養。
朝より ずっと高台の方を散歩する。一面茶畑が広がり深い谷の下まで続き、茶畑へ通路の小道があちこちに広がる。
5時すぎ食堂に下り、インターネットに接続しニュースを見たりメールをする。繋がりはスムーズだ。
夕食後たまった洗たくをし、部屋に干す。今夜1泊の部屋代はUSドルで支払う(US$5)

Green View Guest House   イラムの町 小高い丘が一面茶畑 

 天気が良いので散歩? イラムの町  谷に広がる茶畑と民家 

 
  イラムのバスパーク 西日を浴びているゲストハウス  久しぶりの洗たく 

10月8日
ゲストハウスでの朝食は煎り卵、ナンと紅茶。紅茶は何杯でもおかわり無料。 ナンは美味しかったと日記に書かれている。
9時すぎ宿を出る。ビルタモール行きのバスは乗るとすぐに発車。
最終のビルタモールまでは行かず、幹線道路沿いのバス停で降りる。(周りの人にカカールビッタに行くことを話していたら、このバス停に着く前に次でで降りろと言ってくれました) こちら平野部に出ると猛烈に暑い。



ネパール東端の国境の町 カカールビッタ とインド側の国境の町 ラーニガンジ


 ビルタモールからバスを乗換え1時間ほどでカカールビッタに到着。
 道のすぐ先がチェックポイントである。

ここに着いたのが1時すぎ、道沿いの屋台で昼食。屋台で食べられそうなのが焼きそばなのでこれを頼む。
 この屋台の前にネパール銀行がある。ここで残ったネパール・ルピーとトラベルチェックをインド・ルピーに交換する。
(使い残したネパールルピーは1140ルピーだった)
 ここから歩いてすぐ、左にネパールのイミグレーションがあり、出国の手続きをする。すぐに完了。 
ネパールのチェックポイントには遮断機があり上がったままで、係官は誰もいない。ほんとに多くの人やサイクルリキシャー、車が自由に行き交い、ここが国境という感覚は全く無い。
屋台で昼めし  ネパールの銀行  使い残したネパールルピー 
ネパールのイミグレーション ネパールのチェックポイント 
多くの車・人が行き交う 

ネパールとインドの国境の川   インドのイミグレーション
 あまりにも暑いのと、重いザックを担いで歩くのが大変なので、サイクルリクシャーでインドのイミグレーションまで行くことにした。途中長さ500mほどの橋を渡りしばらく進むと、左側にラーニガンジのイミグレーショの目立つ看板が立っている。その反対側に道より奥まって小さな平屋の家が見える。ここが入出国管理事務所だ。普通では見逃しそうー。
 ここのチェックポイントにも係官は誰もいない。だから旅行者だけがここに入って手続きをするが、それ以外の人・車は素通りだ。
 入出国管理事務所の中は大きな係官のデスクと隣に旅行者が手続きをする小さな机がある。この時は係官1人だけだった。ここでパスポートを出し書類に記入して待つことしばらくして 「良い旅を」 の言葉でインド入国手続き完了。

 カカールビッタでの国境の越え方
バスを降りて国境方面へ向かうと、すぐ左側にイミグレーションがあるのて出国審査を済ませる。
向かいにはネパール銀行。インド側に銀行はないのてここてインド・ルピーを手に入れておくこと。

インド側国境の町はラーニーガンジ。途中長さ500mほどの橋を渡る。
 国境の手前に乗合ククシーやオートリクシャーが待機している。インド側スィリグリーの町まではこれらを利用すれば、インド側の税関やイミグレーションにも停車してくれる。スィリグリーの街まで約1時間。(スィリグリーまで約10キロメートル)

 時差に注意
インドとネパールの開にほ時差があり、ネパールのほうがインドより15分早い。
特にインドからネパールヘ入るときほ要注意。バスに乗り遅れることがないように、時針の針を進めておこう。

ラーニーガンジからダージリンに行く: ラーニーガンジのバス停からスィリグリーの街まで行き、バスか乗合ジープでダージリンを目指す。
ラーニーガンジからコルカタに行く:  上と同じくスィリグリーの街まで行き、さらにジャルパイグリまで行く。ここで汽車かバスでコルカタに行く。