商品紹介

写真7:真空パック器の概観。真空パック器の価格¥2800円(税込価格)
真空パック器を丸型蛇口または泡沫蛇口に差込みワンタッチで取付け・取外しできます。
真空パック器は、本体と吸引ノズルをビニールチューブでつないでいます。袋の中を真空(下記、ご注意をご参照)にするのは、“ふとん圧縮袋”の空気抜きに似ており、以下に、その方法・手順を述べます。
(1)先ず、真空パック器の本体を水栓の蛇口(写真1)に差し込んで取付けます。
(2)食品を保存袋(写真1)に入れて、吸引ノズルを差込みそのノズル周辺部以外のジッパー部を押さえて閉じ袋を密閉した後、右手(または左手)の親指と人差し指でそのノズル周辺部のジッパー部を押さえます。
(3)左手(または右手)で水栓の弁を開けると、水道水が真空パック器の本体を通って排出されます。水栓の弁の開度は水栓の型式や水圧によって異なります。
(4)水道水が排出され始めると、吸引ノズルの先端から保存袋の中の空気が抜かれ、徐々に真空になります。袋幅寸法が27センチ程度の袋の場合2ハンドル水栓(写真1)での袋の中が真空になるまでの排出水量は、通常6リットル程度です。また、この水量の排出時間は、通常35~40秒程度です。 その場合の真空パック器概略性能は、蛇口水圧0.35MPaで脱気圧力60kPa(絶対圧力40kPa)即ち、大気圧の1気圧に対して約0,4気圧まで真空にすることが出来、従来より市販されている本格的(100V電源使用)家庭用「真空パック器」の性能に比べ遜色ありません
(5)袋の中が真空になったら、右手(または左手)で吸引ノズルをジッパー部から引き抜くと同時に、そのノズル周辺部のジッパーを押さえて袋を密閉。この時点で、ジッパーは端から端まで閉じられたため、袋の中は真空が保たれます。
(6)水栓から水を出したままの状態で、真空パック器から出る排水中に吸引ノズルの先端を当てて水を吸引させ、吸引ノズル内および真空パック器内を洗浄。
(7)上記洗浄後、水栓を止水し真空パック器を蛇口から取外します。
(8)上記(5)のジッパーで密閉後の袋は、更にクリップをはめて完全密封し、冷蔵または冷凍保存します。なお、酸素遮断ジッパー袋(“クリップ不要の袋”のページをご参照)にはクリップをする必要はありません。
 
写真8a:2ハンドル水栓(写真1)に取付けた真空パック器により、アルミニューム製のビール(350ml)空き缶をおいしさ長持ちセット(“クリップ不要の袋”のページをご参照)に入れ真空パックして、つぶれた状態。
写真8b:写真8aの真空パック後そのまま放置して65日経過した状態。ここではクリップをしなかったが、写真8aの状態と殆んど変らず、袋の中へ空気が漏れ込んだ様子は認められない。
 
真空パックは、写真8aに見られるように、保存袋の中に入れた物を強く締めつけるため、やわらかい食品液状の食品の真空パックには、次のような考慮をすると良い。
 
やわらかい食品(ケーキ、餃子等)の姿・形を崩さないために、一旦凍らせて固体状にした後、真空パックしてクリップをはめ冷凍保存します。
液状の食品(スープ、カレー、シチュー等)は、保存袋に半分程度入れて、凍らせ(固まらなくてもシャーベット状で良い)た後、真空パックしてクリップをはめ冷蔵または冷凍保存します。
 
【真空調理への準備】
 
家庭での真空調理[炊飯器や電気ポット(下記画像をクリック)を利用]には、ジッパー付保存袋が従来使われましたが、ロール巻(ミシン目付)ポリ袋(スーパー等で食品を購入後に入れる厚みの薄い半透明のポリ袋。以下、ポリ袋と称す)がよく使われます。そのため、このポリ袋を用いた真空調理のための真空パックについて述べます。但し、このポリ袋は極めて薄いので破損し易く取扱いに気をつけてください。特に、水栓の弁開度をある程度大きくすると容易に高真空に達し、ポリ袋には強力に引っ張られる部分が生じて破損しやすくなるので気をつけてください
なお、このポリ袋のフィルムは、材料がポリエチレンであるため、酸素をよく通すので保存袋として使用しなでください。
 
(1)写真7の真空パック器本体からチューブ(吸引ノズル付)を取り外し、写真9チューブ(吸引パイプ付)[¥120(税込価格)]に取り替えてください。なお、チューブや吸引パイプ(金属製)は消耗品ではなく、何度でも使用できます。
(2)真空調理に使う調味液をポリ袋に入れて、一旦凍らせ(固まらなくてもシャーベット状で良い)た後、素材を入れると完全な真空パックができます(調味液がある程度固まっていないと、調味液が袋から吸い出されやすいので、ご注意ください)。
 
写真10a:吸引パイプをポリ袋に差込み吸引パイプの周りにポリ袋を捩じってしっかり巻き付け、空気が漏れないようにしておく。
写真10b:水栓の弁を開いて水道水を排出し、ポリ袋の中の空気を吸引する。
写真10c:ポリ袋の捩じった箇所をしっかり指で押さえ、空気が浸入しないようにしながら、吸引パイプをゆっくり引き抜く。
写真10d:ポリ袋の捩じった箇所をしっかり縛って空気の浸入を防ぐ。なお、ポリ袋のフィルムからは酸素が透過・浸入してきますので、この状態で大気中に長く放置しないよう、ご注意ください。
 
素材と調味液を入れた保存袋の中の空気は抜けば抜くほど、調味液が素材の中まで浸透し易く、また熱もよく通るのでおいしく出来上がりますが、逆に空気を十分抜き取っておかないと非加熱の原因になるだけでなく、空気が膨張して保存袋が破裂する恐れがあるのでご注意ください。
 
【調理後に保存する場合】
 
加熱調理後、直ちにパックのポリ袋が破損していないことを確認してください。もし、ポリ袋が破損し、パックからわずかでも水分、液等が滲み出していれば、保存しなでください。
 
(1)ポリ袋が破損していなければ、すみやかにパックのまま氷水に漬けて冷却(+3℃以下)します。
(2)冷却後、パックのままをジッパー付保存袋に入れて真空パック(パックと保存袋の間の空気を抜き取る程度で良い)し、冷蔵又は冷凍保存します。ジッパー付保存袋としては、酸素を殆んど通さないラミジップ(“ホーム”のページご参照)を使用してクリップするか、または酸素遮断ジッパー袋(“クリップ不要の袋”のページご参照)をご使用ください。
(3)冷蔵保存の場合、3~4日以内で使い切る。冷凍保存の場合、1ヶ月以内を目どとします。
(4)食べる時は、
(A)冷蔵保存していた場合、パックをジッパー付保存袋から取り出し、沸騰させて火を止めた後のお湯に入れて2~3分浸して温める。
(B)冷凍保存していた場合、パックをジッパー付保存袋から取り出し、解凍してから、(A)と同様に温める。
 
 
ご注意;一般に本格的(100V電源使用)家庭用「真空器」においても、袋の中を大気圧よりかなり低い気圧の状態にしますが、この状態を「真空」と称し、全く空気のない状態にするものではありません。