石村真紀先生へのインタビュー
Q1 音楽療法士になろうと思われたきっかけは何ですか?
  「音楽療法士」になろう、というよりも音楽療法がしたい、と思ったのが始まりです。山松先生の「障害児のための音楽療法」という本をきっかけに、もっとこの世界を知りたい、と思うようになりました。結果として今の状態です。
 
Q2 音楽療法士になるためにどんな勉強をされましたか?
  実践が何よりもの勉強方法。良いプロのセッションを観る、ということも大事ですね。
 
Q3 音楽療法士の仕事をされてどんな手応えを感じられましたか? 
  人によって様々です。でも一言でいえば、人間ってみんな違うなあ、ということの不思議さとすばらしさを実感しています。
 
Q4 西宮音楽療法研究会との出会いはいつ頃、どのようにですか?
  何年前でしたでしょうか、ある日、河端さんから講演依頼があり、その時からです。電話の向こう口で「大社音楽院です。」とおっしゃられ、大社幼稚園から大社小学校、大社中学校で育った私は何 やら赤い糸が見えてしまい、このように今に至っているわけです。西宮音楽療法研究会の以前の母体であった大社音楽院は大社幼稚園のすぐそば、ということもあり、とても懐かしい風景を楽しみに通わせて頂いてました。
 
Q5 当研究会で講習会の講師をして頂いていますが、手応えはどうですか?
  皆さんとても熱心で頭が下がる思いです。現場を踏まれているので、御自分の経験に照らし合わせながらのぞんで下さるので、やりがいを感じています。少人数でディスカッションを交えながら進めることができるので、互いに触発されて、良い体験になっているのではないでしょうか。
 
Q6 当研究会にこれから望むことな何ですか?
  あまり周りの動きに左右されることなく、一本しっかり柱を据えて進んでいって頂けたらなぁ、と思っています。質の高い音楽療法を目指したいですね。
 
Q7 いま、音楽療法士を目指して勉強されている方へ、何かアドヴァイスをください。
  焦らず経験を重ねて下さい。そして、「資格」に捕らわれないで下さい。私からはそれだけです。



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