●迷酒呑みある記 第16回〜第24回
★第24回 2001年3月9日(金) ★酒の名前:なると たい 米だけの酒 純(どこまで、いや、どれが名前か良くわからない…。) ★酒造会社:株式会社本家松浦酒造場 ★所在地:徳島県鳴門市 ★ラベルコメント:純米醸造清酒 純良な米 純良な水 純良な空気 純粋な心と技 鳴門鯛なればこそ
★管理人コメント:ええっと、まずこのお酒をまたまた提供頂きました、羅生門さんに深く感謝申し上げます、ありがとうございます。
さて、このお酒は羅生門さんが徳島へ行かれた際に購入されたとのことです。地酒って言うと、やはり北陸、東北なんかを想像しますが、ここ徳島にも地酒はあるようです。やはり土地柄を反映してか、なると、鯛という文字がラベルに書いてあります。また、写真では分かり辛いかもしれませんが、ちゃんと鯛の絵も書いてあります。
徳島の酒っていうとあんまり聞いたことないですが、どんなもんでしょう。いや、しかし今日は寒い。こういうときこそ燗の道具がほしいものです。肴はあぶった烏賊…ではなく、いかなご釘煮です。
まず香りを楽しむ。ふむ、純米酒といった感じのすきっとした香りです。さて、一杯。うむ、癖がないですな。すっきり口の中に広がります。純米酒だから、人工的な感じはありません。すうっと自然な味。癖がないですねえ。非常に呑みやすいです。
まあ、癖がないので万人受けする味です。でも、味に全く主張がないわけではなく、それなりに腰もあります。まあ、とにかく、バランスの取れた味といえるでしょう。純米酒は飲みたいけど、癖のあるのはちょっと、とか辛いのはちょっと、という方にはお勧めかもしれません。
ま、徳島の酒もなかなか健闘している、というとことでしょうか。
★第23回: 2001年3月3日 ★酒の名前:越後鶴亀 極寒造 ★酒造会社:上原酒造株式会社 ★所在地:新潟県西蒲原郡巻町 ★ラベルコメント:一切なし。ただし、酒屋の手づくりラベルのコメントによると、日本酒度は+3(まあ、中程度の辛さ) バランスの取れた味とのコメントある。
★管理人コメント:今日は体調がすぐれない…。こんな日は体と相談しながらゆっくり、かつ深酒せぬようのむだけ、ですね。
さて、お味は。うむ……。味は一瞬薄いと感じる。口当たりが良い。なんか不思議な味…。体調のせいか。もう一口。うん、やっぱり味が軽い。でも、日本酒らしさ、純米酒らしさは漂っている。なんというか、非常にすっきりした味です。非常にすっきりしている。
うむ、なかなか軽いすっきりタイプの酒のようですね。でも、当然日本酒ですから、きつい部分もある。でも、味の切れの良さは抜群で、夏向きの酒かもしれませんな。(こんな表現でいいのやら。)
ちょことっと燗にすると、もうちょっと腰が出てくるのかもしれません。(こういうコメントを書く以上、燗して飲みたいものですが、いかんせん、道具がない…。今度のボーナスで電子レンジでも買いますかねえ。それか、お酒を燗する道具って、最近売っているのかなあ。もしご存知の方は教えてやってください。
おお、口当たりの良さに引かれて、ついついもう一杯。おお、冷え切っていた体があったまってきた。(実は先ほどまでエアコンを間違えて冷房にして2時間ほどうたたねしていたのである)やっぱり日本酒はいいねえ。体が温まる。さて。もう一杯。夜はまだまだ長い…。
★第22回 2001年2月25日 ★酒の名前:純米吟醸 雪の茅舎(ぼうしゃ) ★酒造会社 斎彌酒造店(読み方がわからない。ご存知の方、教えてください) ★所在地:秋田県本荘市 ★原料米:秋田美山錦100% ★精米歩合:55% ★杜氏名:高橋藤一
★管理人コメント:昨日は垂水の飲み屋で日本酒を3杯。(4杯だったかな。忘れた。)どれもいい酒だった。となると今日も呑みたくなる酒飲みの悲しい性ですな。
さて、なんとなく近所の酒屋で買ってきました。“茅舎”の意味がわからず、辞書を引いたところ、わらぶきの屋根の家、という意味だそうです。なんか雰囲気のある名前ですよねえ…。
ではお味の方を確かめてみましょうか。いつもの如く常温で…。おっとっと、酒のビンを倒してしまった。良かったー蓋をしてて…。最近手元が狂うことが多い。酒の飲みすぎであろうか…。
気を取り直して、味わってみることにしましょう。ふむ。おお、不思議な味です。なんというか、まず酸味が来る珍しいパターンと感じました。辛くもない。いや、辛いのかな。すっきりしているのはすっきりしている。でも、口に含んだとたん不思議な酸味が口の中を走ります。でも、不快な味じゃない。ピンと口の中に風が吹くっていう表現が合うのではないだろうか…。今まで取り上げたお酒にはない、独特の風味です。
まあ、多分これが吟醸酒の独特な風味ってやつなんでしょうかね。なんか、久々に私の好奇心に訴えてくる酒です。後口はすっきりさわやか。なんか良いですねえ。もう2杯目を注いで呑んでます。こりゃいいや…。少しぬる燗にしても面白いかもしれない。
まあ、まとめると、非常に興味をそそられる、というか、ぐいっと引きこまれる味を持った酒といえるでしょう。久々のただ、好き嫌いがあるかしれないですけど、個人的にはとても気に入りましたいや、なかなか久々にヒットです。これは…。
★第21回 2001年2月21日(発泡酒呑みある記) ★酒の名前:キリン淡麗 アサヒ本生 ★ラベルコメント キリン→なし アサヒ→大麦のエキスの栄養分と海洋深層水のミネラル分によってこのおいしさを実現しました ★管理人コメント さて、NCBさんに刺激され、(というかまねしいと言われそうであるが…。)発泡酒を取り上げます。とはいうものの、筆者、ビールに関しては勉強不足。どなたか補充してほしいのですが、発泡酒の定義とはなんでしょう?
この二つの銘柄を見ていると、一つだけラベルに印刷されている文言が共通の部分があります。それは、“麦芽使用比率25%未満”というところです。おそらくここら辺が発泡酒の定義の部分かなと考えます。
いったい普通のビールの麦芽使用率は何%なんでしょう。麦100%なんていうCMがやっているくらいだから、その比率はさまざまなんでしょうか。この辺が勉強不足で申し訳ないですが、もし詳しくご存知の方がおられたら教えてください。(そうか、義兄に訊けばいいのか…。)
発泡酒に関する私のイメージは安いけど、やはり本物ビールに比べたら味が軽いと思う。まあ、ビールのコクに耐えられない人なんかには向いてるでしょうけど、味にいまいち迫力というか、主張がない、という見解です。
しかしながら、改めて発泡酒を取り上げると決めた以上、新しい気分で早速味わってみたいと思います。さて、まずは淡麗から。
ふむ。やはり最初は軽い味と感じます。よく言えば口当たりが良い。悪く言えば物足りない。まあ、これは発泡酒全体の傾向ですから。特に同社のラガーとかエビスなどと飲み比べると、一目瞭然と思います。でも、味には好みってものがありますから、当然こういうすっきり系を好む人も多いでしょう。でも、年配の方なんかは先ほど取り上げた二銘柄なんかの方に軍配を上げるでしょうな。
もっとビール通の方に言わせれば、最近の普通のビール(ドライとか発泡酒を除いた)でも物足りないという人もいるらしいです。先ほど、麦何%という話が出ましたが、ビールの原材料を見ると、多くの銘柄に“麦、ホップ、コーンスターチ、糖類”等などと書いてます。
ビールは麦酒。麦の酒のはず。それに糖類とか、コーンスターチ(とうもろこしの澱粉)に混ぜるのはいかがなもんかなと思う。ま、これは日本酒の純米酒と似た論理であって、結局ビール業界全体の話になるので、ここではこれ以上触れません。
まあ、とにかく、淡麗は正直言って、サッポロやサントリーの発泡酒に比べると一番ビールに近い味だと思う。これは断言できます。ビールに近い味を発泡酒価格で楽しみたい方にはお勧めです。
さて、淡麗を褒めちぎりましたが、アサヒの本生はどうでしょう。初めて飲むのですが…。おや…。舌がおかしくなったかな…。味がしない。ちょっとアテのタン塩で口直し。もう一杯。うぬ…。味が薄い、というかインパクトのない味。確かにのど越しの際に、シュワシュワって感じはあるけど、口の中で味が広がらない。正直、味が薄い。で、今日のアテ(肴)は味の濃いタン塩の缶詰だから余計に味がないと感じる。
もし、呑む順番が逆だったら、ここまで言わないかもしれないですけど、淡麗に比べればずいぶん味が薄いのは事実のようです。だって、口に含むと刺激はあるけど、それ以上のものがない。(ドライもそんなとこがあるんだよねえ…。)
さて、まとめると、やはりビールに一番近い発泡酒は淡麗ということに落ち着きそうです。NCBさんのコメントにもあったとおり、本生は若干物足りないのは否めないようです。ただ、物足りないとか、味がうすいってのは発泡酒全体の傾向ですから、仕方ないと思います。ただ発泡酒にはメリットがあります。まずは値段。そしてもうひとつは、ビールに比べて痛風の原因となる物質(名前を忘れた)の含有量が少ないこと。この2点は大きなメリットと思います。だから、発泡酒を否定するつもりはさらさらありません。ビールと発泡酒が共存できればいいと思います。しかしながら、発泡酒と本格ビールとは全くの別物で、両者は共存していくものだ、という理解するのが重要と思います。
ビールはよくわからんので、沢山間違ったことを言っているかもしれませんが、誤りは誤りなのでどんどんご指摘ください。それでは、発泡酒編はこの辺で。
★第20回 2001年2月17日 ★酒の名前:升平(しょうへい)菩提もと(うう漢字がない…。酒偏に元) ★酒造会社:八木酒造株式会社 奈良県奈良市高畑町 ★日本酒度 −5 ★酸度2.4 ★アミノ酸度 2.1 ★ラベルコメント
結構いろいろ書いてます、下の写真を参照ください。
★管理人コメント さて、今回のお酒は羅生門さんに提供頂いたものです。そう、西新町でも話題になっていた、お酒です。どうやら酒造会社は奈良県のようですね。奈良県の酒。そういえば、長龍も大阪の酒造会社ですが、蔵は奈良県に持っているようです。(広陵蔵)
さて、ラベルを見ていると、ふむふむ。なんとなく味が想像できますね。多分、昔の味なんだろうなあ。そういう酒を以前に飲んだことがあります。結構、甘いというかちょことくせがあって、濃厚な味だった記憶があります。
さて、常温でいっぱい。ふむ。色が少し黄色っぽいですな。一口。わお、甘い!!って感じです。口の中にすっきりした甘さが広がります。でも、けっしてしつこくない。きちっと切れのある甘さです。で、甘いゆえにアルコールのきつさが感じられない。これは、口当たりが良いからくいくい行ってしまいそうです。
実は今日は疲れているのですが、なんか五臓六腑に染み渡るなあという感じです。酒は辛くなけりゃ、という人にはちょっと物足りないかもしれませんが、しかし、こういう酒もいいものです。特に日本酒が苦手、という人にも勧めてみたい酒ですね。ただ、コクがあるので、肝臓にくる味であることは間違いないので、すっきりした味が好みの人には少し癖が強いと感じられるかも。でもそういう人も冷やせば飲みやすいでしょう。
まあ、まとめると、とても甘口だけど、濃厚な味。かなり珍しいタイプの日本酒。いわゆる、レトロっていうタイプで時々こういう感じの酒を見かけます。純米酒だから、本当に酒だけの濃厚さですからいやみがなく、好感が持てます。管理人的には、気に入りました。甘くて、芳醇な酒をお探しの方にお勧めです。
最後にこのお酒を提供頂いた羅生門様に深く感謝の言葉を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
★第19回 2001年2月10日(土)
★酒の名前:五百万石吟醸純米 ★酒造会社:寿喜娘酒造有限会社 ★所在地:福井県今立町 ★ラベルコメント:雪深い紙漉き村で天然の霊水で仕込みました。燗してよし、冷で又よし、大自然のうまさです
★管理人コメント:はい、管理人コメントです。このお酒はご想像通り、先日の芦原温泉旅行で仕入れてきたものです。買ったのは、芦原温泉の中心にある芦原湯町駅前の酒屋さんです。この酒屋さんは、地酒が充実しており、店には北陸地方の地酒がずらっと並んでいました。本当は何本か買って帰りたかったのですが、財政上の都合、および荷物の関係でこの一本になってしまいました。何本か迷ったのですが、ヤマカンでこれを選びました。
この他に、福井駅の売店で一本義も買ったのですが、これは第1回で取り上げていますし、下のコラムでも言及しましたので、今回は割愛します。
ということで、このお酒のお味ですが…。うむ。そんなに辛くない。けど、すごくコクがあって、いわゆる肝臓に来る味?!という感じ。でも、そんなに癖が強いわけでもない。ということで、ある意味非常にバランスの取れた味に感じられます。
実は今は常温で飲んでいるのですが、昨日冷やして飲んだらもっとえぐく感じられたけど、これは体調のせいもあるかもしれません。まあ、まとめるとすれば、いかにも純米酒という感じ。辛さはほどほどでコクがあり、人により好みが分かれるかもしれないが、個人的には気に入った一本というところでしょうか。
管理人のお酒に関するコラム その3(記:2001年2月13日) 酒に関する味の好みの考察
管理人です。他のページおよび西新町の方にもあるとおり、芦原温泉にて、友人たちと飲み会をしました。酒は日本酒のみ、という全く酒飲みの酒飲みによる酒飲みのための飲み会になりました。その際にたまたまこのコーナーの第1回で取り上げた“一本義”が入っていました。
私のコメントではこのお酒は辛口で常温だと少しから過ぎる感じ、というものだったろ記憶しています。ところが、宴会メンバーに飲んでいただいたところ(酒飲みの人もいれば普通の人もいた)、結構好評を博しました。私の予想では、こういういわゆる本当に辛い酒はあまり人気がないと読んでいたのですが、意外な結果に驚いています。ま、純米酒なので混じりけのないうまさ、というのに変わりはないのですが…。結構この辺の味に関する好みは、酒飲みだからあるいはそうでないか、というのはあまり関係がないのかな、という気がしました。
でも、いつも私は一人で飲んでいるので、なかなか特定の酒に関して、他人の意見を聞くという機会がなかったので、今回は貴重な体験でした。結論としてはうまいものはうまい。それはみんなが理解できるんだな、ってことでしょうか。ま、これは酒に限らず一般論だけど、殊酒に関してもこの一般論が当てはまるということになるんでしょうな。
また興味がある方は、是非一緒に利き酒大会をしましょう。
★第18回 2001年2月10日(土) ★酒の名前 “佐渡の鬼ごろし”北雪 ★酒造会社:北雪酒造 ★所在地:新潟県佐渡郡赤泊村 ★日本酒度 +15 ★ラベルコメント1:本品は世界でもトップクラスの超辛口清酒です。必ず冷でお飲みください。すきやき、焼肉、ステーキ、マグロトロ、鯨、てんぷら、中華料理、サラミ、チーズ等に最適の日本酒です。(ほんまかいな…。えらいこってりした料理ばかり並んでいるけど…。) ★ラベルコメント2:本品は超辛口酒です。すっきりした味、後口に甘さが残らずいくら飲んでも飲み飽きしないしないお酒ですので、あまりのみ過ぎないようにしてください。必ず冷でお飲みください。(絶対にお燗はしないください)
★管理人コメント:絶対にお燗をするなと言われても…。そういわれればそうしたくなるのが人情というものではなかろうか…。しかし、残念ながら管理人の部屋には燗をするための道具がないのだ。いや、幸いにというべきだろうか…。
さて、今回は絶対に純米酒と思って買ったが、実はアルコール入り。ちょっと不意を突かれたという感じですな。ま、しかし、新潟の酒ということもあるし、ちょっと味に期待しつつ、いちおうラベルの忠告とおり冷蔵庫に冷やしてまずいっぱい。
なるほど…確かに辛いけど、なんだかちょこっと人工的な感じ。前回の長龍生原酒と共通項があるような…。でも、もっと味がきつい。口の中が辛くなります。ちょっと極端な表現をすれば、アルコールって感じの味ですな。
なるほど、これだけ辛かったら、ラベルに書いてあるこってりした料理には合うかもしれませんな。しかし、管理人的には、ちょっと味が平坦で、辛すぎる(塩辛いとまでは言わんが、そんな感じ)気がしました。まあ、あまり辛いのもどうかと思うわけです。これも添加アルコールが悪さをしているんですかねえ…。
★第17回 2001年2月4日(日)
★酒の名前:長龍 しぼりたて生原酒 ★酒造会社:長龍酒造株式会社(大阪府八尾市) ★管理人コメント:またまたまたか!!と言われそうです。そう、長龍です。やはり大阪の酒だけあって、市内で手に入りやすいのです。で、今回は“原酒”というラベルに惹かれてしまいました。
勉強不足で恥ずかしいのですが、原酒というものの定義はどこにあるんでしょうかね。要は、商品化する前の濃い酒の状態なんでしょうか。それとも、単にできたてということなのか…。ラベルに説明がないので何ともいえません。
実は、確認せずに買ったのですが、醸造アルコール入り(つまりこのコーナーでも再三言っているアル添酒です。少しがっかりだなあ…。ちなみに原酒というだけ、アルコール度はちょっと高め。18度から19度とのこと。(普通の日本酒は14から16度程度。焼酎で25度。ビールは4から7度程度。言うまでもないと思うけど、念のため注釈。)
味は…辛いというか、やっぱり原酒というだけあって、とがっている。飲んでいてもちょっと口がひりひりするような、そんな感じ。アル添酒の割りに、それほど人工的でもないですが、日本酒の辛いのが苦手な人にはちょっと苦しい味かもしれませんな。でも私は結構こういう味も好きなんですよねえ。
まあ、アルコール度も高いことだし、昨日も飲んでいるので、今日はほどほどにしておきましょう。ま、いつもは4合瓶は2日でなくなるけど、これは3日に分けて飲む…つもりです。
結論は、まあ味がきつく、好みは分かれるところだすけど、管理人的にはいい感じです。惜しむらくは、アルコールが入っているところ。なんとなく後口に切れの悪さを感じるのは、その辺なのかもしれません。
第16回 2001年1月29日(月)
★酒の名前:池亀純米酒 ★酒造会社:池亀酒造株式会社謹醸 ★福岡県三潴郡三潴町 ★日本酒度 −10 ★酸度 2.0 ★精米歩合 50% ★原料米 レイホウ ★ラベルコメント:当社独自の技術を生かした芳醇で味わい深い四段仕込みの純米酒です。(通常の純米酒は三段仕込み)やや甘口のソフトな味わいは、冷や。ぬる燗で最高です。
★管理人コメント
ラベルによると…濃酵甘口とのこと。まあ、日本酒度 −10てのは結構異色ですな…。おっと、言うまでもなく日本酒度は高いほど辛口です。だいたい3.0が普通だから、±0だとちょっと甘めという感じです。ということは…この酒は相当甘口ということになります。
ということで、ご賞味。ふむ…これは甘い…。日本酒というよりなーんか米ワインって感じだな。今、少し冷や(冷蔵庫に入れていたが30分ほど前に取り出していたもの)で飲んでますけど、実は昨日はちょこっと常温で飲んでいます。体調によりけりかもしれませんが、なんか常温の方が味が丸いと感じます。冷やすとちょっと味が尖って感じます。
純米酒を燗にするのは抵抗がありますけど、こういう酒ならちょこっとぬる燗にするほうが、味の奥深さが増すのかもしれません。ぜひぬる燗で飲んでみたい酒ですな。
なかなか飲みやすく、日本酒はちょっと…という方にも薦められそうなお酒です。ただ、これだけ口当たりがよいとついつい飲みすぎてしまいます。明日は二日酔いかな…。
でも、そろそろまた癖の強い酒が恋しくなっている今日この頃です。明日は有給。気が向けば地酒めぐりでも…。
★第一回〜第一五回まではバックナンバーのコーナーに移しました。