●迷酒呑みある記
このコーナーは私が買い求め、飲んだ酒を記録するものです。その他、今後酒に関するリンク等も入れて行きたいと考えています。ただ、私も人並みに健康が心配なので、このコーナーの更新は非常にゆっくりしたものになると思いますが、ご容赦下さい。
健康のため、呑みすぎには注意しましょう。お酒は楽しく、適量を!
第八回 2000年12月16日(土)
★酒の名前:神戸ワイン新酒(ロゼ)★製造者:財団法人神戸みのりの公社 神戸市西区押部谷 ★原料ブドウ生産地:神戸市西区押部谷、平野、北区大沢町 ★原料ブドウ品種:神戸市内産カベルネ、ソーヴィー、ニヨン、メルロー等使用 ★ラベルのコメント:最高級品種カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー等を使用。独特な色合いと、フレッシュな渋味、甘味、酸味が調和した豊潤な味わいが特徴です。おでんや焼鳥、ピザやパスタ料理、軽い肉料理等にお勧めです。 やや甘口
★管理人コメント:さて、今回はいつもと違ってワインです。このワインは羅生門さんに提供頂いたものです。二人で(といっても殆ど私が)720ml呑んでしまいました。でも、あんまり酔っ払わなかったし、次の日にも残りませんでした。やっぱり赤ワインって、次の日に残らないんですかね。
さて、味のコメントですが、まず最初に色を見たとき…薄いなーーと思いました。なんか透明度が高いと感じました。(相変わらず写真のテクニックのせいで、色を綺麗にお見せできないのが残念)味は…すっきりしてます。なんか赤ワイン独特の苦味というか渋み(私は決して嫌いではないんだけど)が少ない、というか殆どない…。つまり非常にすっきりしています。呑みやすいですな。赤が苦手と言う人にはおすすめかも…。
そうそう、お酒を提供頂きました、羅生門様に深く御礼申し上げます。
第七回 2000年12月9日(土)
★酒の名前:旭菊水純米吟醸(レトロ) ★酒造会社:大藤酒造梶@広島県三原市
★ラベルコメント:選りすぐりの酒造好適米、国税庁専門鑑定官お墨付きの自然井水、伝統の技で仕込んだ純米吟醸酒です。料理の味を引き立てるほのかな芳香と軽快な味わいが特徴。アルコール度数はやや低めにライトで柔かな呑み心地に調整しました。 原料米:八反錦 精米歩合:50%五割 60%五割 酵母:協会601 仕込み水:加茂川水系自然井水 日本酒度:+3 酸度1.3 杜氏名:寺谷進(但馬) お召し上がり方:8℃〜10℃に冷やしてお飲みください 料理との相性:魚介類の素材の味を生かした料理などによく合います 蔵元紹介:黒田節の呑み比べで呑まれた酒として郷土で愛される旭菊水は、今なお認められる高品質の美酒造りの技術を磨きつづけています。
★管理人コメント
このお酒。瓶の色がちょっと変わってます。紫色なのです。(すみません。写真の撮りかたが悪く良い色に出てません。多分、後ろに光源を置いて、測光を工夫すればうまく写ったんでしうけど…。まだまだ写真は素人でござる…。
さて、広島といえば、賀茂鶴、賀茂泉等有名で、かつそこそこおいしい酒があります。(うちの親父曰く、なぜか広島にはうまい酒が多い。)これも、そんな広島のお酒です。
なになに、冷やして呑め…と。(上記参照) そう言われても、やっぱり常温で味を見てみないことには…。さて、ぐいっと…。
??!(文字化け、ミスタイプではございません。)いや第一声を表現するとしたらそんな感じ…。甘さが口の中にすっと広がります。なんか、日本酒を飲んでるって感じではないですね。ても、あまったるいわけではなく、やはり後口は日本酒って感じです。でも、あまりにもするっと呑めてしまう…。これもある意味すごい酒ですな。日本酒がだめな方でもOK!かもしれない…。ここまでさらっとした酒はなかなかないねえ…。(このへんが”レトロ”なのか…。)
これを冷やして呑むとどうなるのだろう…。それはあとのお楽しみ…。
冷で飲んでみました。なんか、冷で飲むと普通の酒に近いですな。甘味みたいな不思議な風味がちょっと弱まり、味がきりっと引き締まります。やっぱり冷の方が良いようですね。まあ、とにかく不思議なお酒ですけど、日本酒が苦手な人には案外合うかもしれない、と感じ酒でした。私個人としても、まあこういうのもいいな、と思わせてくれるお酒だと感じました。
第六回 2000年12月4日(月)
★酒の名前:純米 稲の国の稲の酒 ★酒造会社 長龍酒造梶@大阪府八尾市
さて、今回は地元のお酒です。
そう、”なーるほーどよいさーけ、♪”でお馴染みの”長龍”(ちょうりょう)酒造です。多分、大阪の方なら誰もが一度は聞いた事のあるお酒では…。
これは、私の偏見だけど、TVCMなんかでやっている酒って、なーんか飲む前から”本当においしいのかなー”と疑ってかかってしまう。たとえば、紙パック酒でよくCMやっているもの。私も2年ほど前、どうしても酒が飲みたいときに、近所のコンビニで、某有名酒造会社のパック酒を買ったことがあります。やっぱり、気分的なものもあったんだろうけど、なーんか薬品を飲んでいるような雰囲気で、閉口したことがあります。そのころから自分で飲む酒は純米酒しか飲んでませんでしたからね。(店の場合は別。雰囲気だけでも酒の味は変わるのだ…。いいかげんな…。)ということで、このお酒にも手を出すつもりは無かったのです…。ところが…
おお、純米ですか。ラベルを見て思わず手が出ました。値段はそこそこ。(いままで紹介した酒と似たり寄ったり。)
最近は、灘の有名酒造会社でも、どんどん純米酒を造っているのは皆さんもご存知ですよね、で、結構どれもまじめにつくってあって、でもどれも水の如しの酒なんですね。(女性受けなんかはいいんだろうけど、私にとっては物足りない。いや、それも体調によりけりですが。しつこーい酒を飲みたい日もあれば、水のごとき酒を飲みたい日もある…。)
話がそれましたが、肝心のこのお酒。味わってみましょう。ふむ…。悪くない。純米ってのは分かるような気がする。で、味はとても中間って感じ。水の如しでもない、かといってしつこくもない。辛すぎもしない。なんか、まるい味っていう表現が合うかなあ…。強烈に印象に残らないけど、でも悪くはない。
否定的なコメントに取ってほしくないのですが、実に平均的な純米酒というところではないでしょうか。(これはこれで結構すごいと思う。)ここのところ、地方の酒ばかり買いあさってましたが、地元大阪にもなかなか良い酒があるものですなあ。また、店なんかでこの酒が置いてあったらのんでみたいと思います。
なんか、大阪の酒というものも買いあさってみたい、そんな気にさせてくれた一本でした。
管理人のお酒に関するコラム その2(記:2000年12月2日)
−またまた酒税のお話し−
さて、コラムその1で、酒税が上がるかもしれない、って話しをしましたが、今朝の朝刊を読んだところによると、発泡酒やワイン、日本酒への増税はひとまず見送るとのことでした。まあ、増税されない、というのなら、一酒好きとしては、良い話ではありますが…。
しかし、その理由が来夏の参議院選挙をにらんで、とのこと。(それと、衆議院もいつ解散総選挙になるかわからん部分もあるのも大きいんでしょうかね…。)選挙をにらんだ政策転換ちゅうのは、なんか風見鶏的で好きでないですな…。
まあ、ここは政治を語るページではないので、これ以上のコメントは避けます。とにかく、当分は酒税は現行のまま据え置き、ということでめでたし、めでたしですな。
管理人のお酒に関するコラム その1(記:2000年11月23日)
−禁酒のススメ−
新聞を見ていると、なにやらまたまた酒税が上がる話があるようです。前回、発泡酒の税率が上がる話しが出て、業界から猛反発が出たばかり…。その内容とは…。
日経新聞によると、大蔵省の増税案では、「日本酒の大半を占めるアルコール添加製品(わたしやこんなもんはめったに呑まんが…。)の税率を焼酎など蒸留酒と同水準に引き上げるほか、ワインの税率も現行の約二倍に引き上げる」というのが大筋の内容のようです。…ふむ。
まあ、とにかく酒税を上げるってのは、当然私のような呑んだくれにとってはとんでもない話です。特にワイン愛好家の人にとっては、とんでもないですな。(同じく日経によると、ワイン4合瓶(720ml)あたり40円程度の増税になるとのこと)私も、たまにワインを呑むのも好きですからねえ。
ただし、ちょこっと変だなと思ったのは、このコーナーでよく紹介している純米酒(つまりアルコールを添加することなく、日本酒の一般的なアルコール度数になっているもの)は増税の対象外とのこと。つまり、純米酒を飲んでいる限りにおいては、この増税の被害を受けないということになります。(しかし、純米酒はアル添酒より値は張りますけど、今の馬鹿な政府に払う金が増えないってのは、なんとなく気分がいいものですな。)
この案は2001年の税制改革の案の叩き台として、業界団体に提示されたもので、本当にそうなるかは分かりませんが、まあ、税収を上げたいという政府の意図はみえみえですな。私は反吐が出るくらい政治が大嫌い、政治家も大嫌いなことから、だんだん発言が過激になりそうなので、あえてそういう方面のコメントは避けますが、まあ一番身体にも懐にもいいのは禁酒することなんでしょうなあ…。
でも、わかっちゃいるけどやめられない…。今日も一杯の純米酒…。下記参照
第五回 2000年11月23日
★酒の名前:真澄 奥伝寒造り
★酒造会社:宮坂醸造梶@長野県諏訪市
★その他 は←参照。(写真が大きくてすみません。字をよめるようにするとどうしてもこうなる…。やはり字はここに書くべきか…。)
管理人コメント:今回の出張の最終日、松本駅のお土産コーナーにて購入しました。あまり時間が無かったので、吟味する暇は無かったのですが、純米酒ということと、”常温◎”というところに惹かれて買ってしまいました。(ものぐさな私は常温で呑むことが多い…。)
さて、お味のほうはいかがなもんでしょう。
ラベルの指示どおり、常温で一口。ふむふむ。軽い味ですな。とっても呑みやすい。(水の如しとまではいかないが…。)香りは普通ですな。まあ、ラベルにある”滑るような喉越し」というのは、言い得て妙かもしれません。常温でこれだと、冷やすとちょっと物足らないかもしれません。ぬる燗で呑んでみたいものですな、
これは日本酒が苦手な人にもお勧めな一本かもしれません。
第四回:2000年11月19日
★酒の名前:大七 純米生もと(漢字が出ない) ★酒造会社:大七酒造(福島県二本松市) ★ラベルの説明:添付参照(手抜きだな)
管理人コメント:今日も近所の酒屋で購入。おお、また新しい地酒が入っている。うれしいですなあ。週末の唯一の楽しみが、この酒選びです。
今回は冷で。うむ…。冷ですけど、きりりと辛いのがわかります。この酒は冷がよろしいようですね。でも、ラベルの説明どおり、コクがあります。でも、一本義ほどはきつくない。(体調もあるんでしょうが)まあ、結論としてそこそこ辛く、そこそこコクがある。なかなか中間的な感じとでもコメントしましょう。
第三回:2000年11月14日
★酒の名前、その他:JINRO 真露
※追記(11月23日)
このお酒に関して情報を頂いた方々に感謝致します。詳細な説明は倶楽部西新町の11月15日付のまな様の発言をご覧下さい。(めちゃ手抜き。)
でも、テレビでCMやっているとは思いませんでした。(ま、もともとTVを見る時間が1日数分という人間だから…。)でも、管理人の本音のコメントを言うと、酒屋に行ってまで買う、という気にはならないですな…。
なんか、いきなり番外みたいな話しですが…。まずは、画像をスクロールさせて見て下さい。ちょっと字が潰れて見えないかもしれませんが、ハングルが書いています。しかも紙パック酒!左の写真の下のほうに”焼酎”の文字が見えるので、これはどうやら焼酎とわかります。また、右の写真の下のほうに”23%”の文字が見えますので、恐らくアルコール度数23度というのが推測できます。(日本の焼酎は25%だからほぼ同じですな。)
このお酒はうちの職場の課長さん(直属の上司ではない)が韓国出張に行かれた、お土産として会社で配っておられたものです。最初はジュースかお茶かと思い、その場で開封して呑みかけたところ、その課長さんに慌てて止められました。そう、お酒だったのです。
でも、なんの焼酎でしょう。小生、韓国語を全く解しないため、とんと分かりません。その課長さんもなんの酒か教えてくれません。まあ、酒とあらば呑むしかないので、これからチャレンジしますが、皆さんの中でもしこのお酒に関する情報をお持ちの方がおられましたら、ご連絡下さい。お願いします。
推測するに、周りの絵から、竹かな、と思いましたが、竹から酒はできるのかな…。さとうきびかな、とも思いましたが、しかしながら韓国にさとうきびの出来るような温暖な地域があったかなー。うむ、まとにかく呑んでみましょう。
さて、お味はいかに…。
韓国ということで、アテにはキムチを用意したかったのですが…。いつもどおり”あたりめ”です。まずはストレート常温で。うわ、工業用アルコールみたいな臭いがする…。うむ、これではなんの焼酎かもわからん…。でも、ストレートでも飲めないことはない。(きつい日本酒だったらこんな感じですな。)
お湯で割ると、普通の焼酎湯割ですね。焼酎6:湯4がよろしいようです。しかし、いったい何の焼酎なんでしょうか。竹焼酎?
↑正面から見た絵 ↑側面から見た絵
第二回:2000年11月12日
★酒の名前:丹波美酒小鼓純米吟醸 ★酒造会社等:添付参照
管理人コメント:いつものように、常温で。(いや、しかし日本酒が恋しい季節ですなあ…。)うむ、コクがある。そんなに辛くないけど、しっかりした味という感じ。いいですね。僕は好きです、この味。常温でも十分いけますね。これはかえって冷やすより常温のほうが良いかも。(例によって、冷やの味は明日コメントします。)
冷だととても飲みやすい!今日は昨日より体調が良いので、余計にそう感じる。常温で楽しむべきかな…。あるいはぬる燗ではないだろうか。
第一回:2000年11月5日
★酒の名前:一本義「名水育ち・純米大吟醸」 ★酒造会社:活齧{義久保本店 (福井県勝山市) ★ラベルの説明:柔軟性があり、高精白に耐え、蛋白質が少ない酒造好適米有機栽培米「五百万石」を100%使用。ほのかな吟醸香と純米酒独特の旨み、切れの良さをご賞味下さい、とのこと。
管理人コメント:前に、福井に旅行に行ったとき、この酒を土産に買ってきました。そのとき以来です。たまたま近所の酒屋で発見。前に飲んだときは、福井にしか売ってないような酒、と思っていたので、ちょっぴり有難味が薄れた気分。 さて、お味の方は…。 (今日は常温で) ふむ。すきっとしている。きりっとしている、という感じ。あまり癖はないが、ちょっときつい感じか。冷やすともう少し呑みやすいかも…。でも、酒ってその時の体調で味が変わるからね…。(今日はあまり本調子ではない。)明日になるとコメントがかわるかも…。
総括すると、きりっとした辛口。という感じ…。あかん、酔っ払ってきた……。第1回からこれでは………。
追記:冷やして呑むと大分呑みやすい感じですね。冷がお勧めかもしれませんな…。
←一本義名水育ちの空瓶です。