●取扱説明書にはオベロンがいい[2002/03/30(土)]

 こんなこと当たり前やんかって言われそうなんですが、実は私、最近はじめてこのことに気がつきまして…
 何のことかというと、取扱説明書小物って、次々とウィンドウを開いていった場合、ウィンドウがたくさん開くのを防ぐため、古いウィンドウから閉じるようになっています。(索引ウィンドウを除くと、最大3つのウィンドウだけ開くようになっている)
 この機能、ありがたいことなんですが、説明書を一括して閉じる機能がないために、取扱説明書を終わりたいときには、いちいちウィンドウを閉じていく必要があります。索引ウィンドウを入れると、最大4つのウィンドウを個別に閉じる必要がありますが、これがまた面倒で。
 マイクロスクリプトのVCLOSEや仮身起動で一括閉じができないかとも考えたことがありますが、ちょっと無理です。
 ところが最近、「オベロンを使えば、一括で閉じてくれる」ことを発見しました。さて、オベロンと言えば、小物をアイコンから起動できるっていうソフトですが、その中に取扱説明書のアイコンも入っています。では、その方法を書きますね。
 これをダブルクリックすると、取扱説明書小物が起動します。このとき、オベロンの場合、小さな小物起動のウィンドウも画面の隅の方に開きますが、実は、この「小物起動のウィンドウをダブルクリックで閉じると、取扱説明書のウィンドウをすべて閉じてくれる」んですよ。実に爽快な気分ですぞ。取扱説明書のウィンドウを直接閉じたって当然だめですよ。「小物起動のウィンドウを閉じる」ってのがポイント。
 分かってみれば簡単なことなんですけど、「オベロンを使って、小物起動のウィンドウをダブルクリックで閉じると、取扱説明書のウィンドウをすべて閉じてくれる」ってこと今まで書いている人を見かけた覚えがないんで、以外と皆さん、ご存じないのではないでしょうか。 
 では、なぜこのことに今まで気がつかなかったかっていうと、私の場合、「小さな小物起動のウィンドウを閉じるってことをしたことがなかったから」です。普通、小物を終了するときは、画面の隅にある小物起動のウィンドウをわざわざ閉じるってえ人はまあいなんじゃないでしょうかね。私だって、そうですよ。
 ではどうして私が、画面の隅にある小物起動のウィンドウをわざわざ閉じて見ようと思ったのか。ちょっと手前味噌になるんですが、μLauncherで、オベロンのアイコンを管理するようになってからです。
 オベロンっていうと、アイコンがきれいなんですが、元のアイコンサイズが大きかったり、アイコンを入れているウィンドウを呼び出すのが面倒だったりしてあんまり使ってなかったんですよね。ところが、μLauncherと一緒に使うと、非常に使いやすい。そしてあるとき、次々とウィンドウを切り替えていたら、取扱説明書のウィンドウも一括で閉じるってことに気がついたんですよね。それが発見の切っ掛けと言うか。
 次の画面は、μLauncherで管理しているオベロンをクリックしている様子です。オベロンのアイコンは小さく表示しています。(μLauncherは仮身起動で起動すると、さらに使いやすくなります。ちなみに、画面のμLauncherは次バージョンのものです)
 ってわけで、一度試してみてください。
 
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