(2001年12月3日作成)
<< バラしてみよう!(電源編) >>
今回は電源にちょっと手を加えた話。バラすと言うより、工作だな、こりゃ。
左上図のように、初めは矢印の部分に穴があいていなかったのですが、ここに左図のように穴をあけました。 右上図に示すように、このケースは、CPUの真上に電源がかぶさるような構造になっているため、CPU廻りに電源ファンによる空気の流れが発生せず、CPUから発生する熱はケース内にこもったままでほとんど排出されません。ケースの外側から触っても熱いと感じられるほどになっていました。
これでは、CPUの寿命も短いかもしれないし、何より、精神衛生上よろしくありません(^^;)。 そこで、CPUの真上に位置する電源に穴をあけてやれば、温まった空気を効率的に電源ファンで取り除くことができると考えたわけです。
作業は単純。電源の外蓋を外し、好みの大きさの穴をあけるだけです。手元に8cmケースファン用の金網が余っていたので、これに合う穴をあけ、金網をねじ止めしました。ついでに、ファンも静音型のものに交換しました。
蓋を開けた時点で、メーカー保証が無くなってしまうのは、言うまでも有りません・・・。
効果覿面。狙い通りに熱が排出され、CPU廻りの温度を下げることに成功しました(^^)。 ちなみに、これは使用した道具です。
電気ドリル一式。
なお、作業時には、軍手・保護めがねを必ず着けましょう。手を切ったり、切削紛が目に飛んできたりするのを防ぐためです。
今回のように、でっかい穴を空けるには、このようなアタッチメントを使います(名前は忘れてしまいました)。 あけたい穴の中央にまず小さい穴を空け、そこにこれを突っ込んで、コンパスで円を書くようにゴーリゴーリと削っていきます。世の中には便利な道具があるものですね。
ホームセンターなどで、こういう道具を見つけてくるのが、また楽しかったりするのですが・・・。