(2000年8月19日作成)
<< ベンチマークの話 >>

フリーのベンチマークソフト「HDBENCH Ver.3.22」を使って、環境を変えてみた場合の性能比較をしてみました。

ベンチマークについての詳しい説明はインターネットや雑誌などで好きに調べていただくとして、ALLは総合性能、Integer/FloatはCPU性能、MemoryR/MemoryW/MemoryRWはメモリ性能、DirectDraw/Rectangle/Text/Ellipse/BitBltはビデオ性能、Read/Write/FilecopyはHDD性能を表します。数が大きいほど、性能が良いという意味です。

下記のグラフを見ると、総合性能では当然、PentiumIII 820MHzの環境が1位になるわけですが、個々の性能を見てみたいと思います。
CPU 純粋に周波数速度に依存してるようだ。(HDBENCHではL1キャッシュ分しか測定しない)
メモリ どうやら外部周波数(FSB)に依存。測定時にマザーボードの設定を間違ってしまって、上3つはCL=3、下5つはCL=2で測定してるので、単純な比較になってませんが・・・。
ビデオ 主にビデオカードとCPU速度に依存。G400のWindows2000での数値が極端に悪いのは、未だにドライバーが正式対応版でないからか。
HDD 当然HDD性能に依存。しかし、Windows98(FAT32)よりも、Windows2000(NTFS)の方がRead/Writeの数値が良い。

そんなわけで、パソコンの性能は単にCPU速度に依存しているわけではなく、個々のパーツの性能にも左右されるということが目に見えてわかり、ふんふん、なるほど、とか思ってしまうわけです。こなふうに、手を入れた結果が目に見えて確認できるのも、自作にはまってる理由の一つです。

 

使用したCPUの皆様。手前からCeleron 500MHz、PentiumIII 500MHz、PentiumII 350MHzの各位。

PentiumIII 650MHzの写真がない・・・。まあ、そのうち気が向いたら撮ろう。

 


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