(2001年9月30日作成/2002年6月2日レイアウト変更)
<< ベルギー オートバイ事情 >>
6月末に、仕事でベルギーのアントワープに行きました(掲示板で見た方はご存知ですね)。現地3日間の滞在でしたが、まあ、仕事ですから、ホテルと仕事場の往復がほとんどだったのですが、最終日に飛行機の時間まで余裕があったので、2時間ほど市内観光することができました。
そういうわけで、にぬふあぶしの「オートバイ事情レポート」、初のヨーロッパ上陸です。
さて、ヨーロッパはどんな珍しいバイクが走ってるのかしらと興味津々だったのですが、やたらと日本製のバイクが目に付きました。それも最新の大型車。 左から、ホンダ/バラデーロ、ヤマハ/GTS1000。向こうのアメリカンは、背もたれにVT何とかって書いてるから、たぶんホンダ/VT1100。
しかし、日本ではあまり見かけないバイクばかり。
そういう意味では、ヨーロッパの嗜好が伺えます。街中でも高速でも、見かけるのは大型車。日本製も多かったけど、BMWも結構走ってました。
雨の少ない気候なのでしょう。朝の通勤にもたくさん走ってました。
数少ない小型車で見かけたのが、このスクーター。アプリリアとかから、こんなの出てなかったかな?。
小型車の少ない理由には、自転車が多いというのもあるかもしれません。老いも若きも、多くの人が自転車に乗っています。ヨーロッパ人らしく、環境問題に皆の関心があるということでしょうか?。 ちなみに、車のミッションは、ほとんどがマニュアル。オートマ全盛の日本とはぜんぜん違います。ベンツとオペルが多かったなー。あとシトロエンも。
さて、いつもならここで終わりなのですが、とてもきれいな町だったので、ついつい写真を撮ってしまいました。(容量が大きいので、読み込みに時間がかかると思いますが、ご勘弁を・・・。)
なんというか、何百年も前からある石造りの建物と近代的な建物がいっしょに並んでいながら、それなりに調和してます。非常に歴史を感じさせる街並みで、仕事ではなく、プライベートでもう一度行ってもいいなー、と思える街でした。
出張直前まで思い出せなかったのですが、アントワープは「フランダースの犬」の舞台になった街です。現地の人はそれほど知らない話なのに、これを目的にやってくる日本人観光客のために銅像まで建ったそうです。写真では大きく見えますが、1mに満たない小さな像で、しかも裏通りの片隅にポツンと建ってます。ここだけは2日目の夜に、現地の会社の人が連れて行ってくれました(その他、行ったときの状況は掲示板log417から428あたりを参照いただけば、ある程度書いてます)。ああ、日本の観光客って・・・。上段左から
・ ノートルダム大聖堂の尖塔 / 同左(別角度) / 路面電車
・ ホテル近くのレストラン / 宿泊したホテル / ネロとパトラッシュの銅像
初日に空港に出迎えてくれた現地の会社の人に、このレストランでビールをご馳走になった。やけに甘いのでなんでと聞いたら、砂糖が入ってるとのことだった・・・。さすが、200種のビールを抱える国だ。・ アントワープ駅前の大通り / 同駅近くの動物園
この動物園の門、写真ではよくわからないと思いますが、周りを飾っているオブジェは、やたらとリアルで巨大な、蝶・さなぎ・幼虫です・・・。グロです。しかし駅前、日本にはない景色ですね。・ ルーベンスの家の庭 / 同左別角度
ネロは、この画家の絵を見ながら天に召されました。ルーベンス。でかい家に住んでいたのですね。なんと無料公開。
しかし、この写真を見てると、仕事に行ったとはとても思えませんねー。我ながら、本当に仕事で行ったんか、と問い詰めてやりたくなってしまいます。いや、ほんとに仕事だったのですが(^^;)。