承徳避暑山荘と外八廟(しょうとくひしょさんそうとがいはちびょう)

清朝の歴代皇帝の夏の離宮として造営された避暑山荘は、中国に現存する最大の皇帝苑囿である。
壮大な規模の避暑山荘は、88年もの歳月をかけて、東北地方の承徳の地に、江南地方の風光明媚(めいび)な自然景観を人工的につくりあげている。
避暑山荘を囲む丘陵には、外八廟(がいはちびょう)と総称される。11の寺廟群がある。
チベット仏教を信奉した清朝の名残をとどめるこれらの寺廟群は、チベット建築様式に従ってつくられている。

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