9月12日号
  

・両性具有

 陸上の世界選手権の女子800メートルで金メダルを獲得したキャスター・セメンヤ選手(南アフリカ)が「両性具有者」としてオーストラリアで報道された。
 もともと声の低さや顔立ちから「男では?」という疑惑があったのですが、もしこれが本当なら腑に落ちる。
 国際陸上競技連盟(IAAF)は、性別検査の結果はまだ医療専門家が精査中だとした上で、11月下旬まではいかなる決定も下さないと説明している。
 個人的には何故オーストラリアのマスメディアがすっぱ抜けたのかが気になる。しかも金メダリストとしての公人だとしても、まだ18歳である。それなのに、こんなデリケートな問題を本人もまだ知らされていない可能性がある内に記事にする気が知れない。
 一方の南アフリカのスポーツ相担当は「第3次世界大戦ものだ。われわれは(セメンヤ選手に対する不当な)決定に対しては最高レベルの抗議を行う」と息巻いているが、さすがに第3次世界大戦は行き過ぎた発言じゃないだろうか?だいたい自国で来年サッカーワールドカップがあることを考えれば、そのような発言は出来ないと思うのだが。
 因みに今回はドーピングなどの不正ではないので、金メダルの剥奪などの処置はないとのこと。この判断は正しいと思う。
 だが、以降の国際大会で女性として出場できるかどうか、を考えると個人的にはNGだと思う。外見が女性でも、男性ホルモンのテストステロンを大量に分泌する精巣が体内にあるということは、オートドーピング状態に近く、このまま女性として出場させると、他のテストステロンを大量分泌できない女性との公平性に欠くことになる。
 当然テストステロンの分泌量は個人差によるところが大きいのだが、今回は精巣が有るというところが最大のポイントだ。無論、精巣を摘出して云々という話も出てくる可能性もありそうだが、そうなると多分今までのようなパフォーマンスは維持できないと思う。
 蛇足ではあるが、今回の両性有具は見かけの性器は女性だが、体内の生殖器は男性というもの(染色体については不明)であり、現報道段階では巷で誤解がある“ふたなり”とは根本的に違う。


 

・My History 262

 第262回目は『ドカポン外伝 炎のオーディション』をお送りします。
・ドカポン外伝 炎のオーディション   ・アスミック
・1995年12月1日(金)発売  ・8800円(別)
評価(最高星10個) コメント
★★★★★★  第一印象としてはいたストの亜流。いたストに比べると長期的な戦略は必要とはせず、やや大味な展開なのだが、いたストと比べて後半からでも逆転できるので、ボードゲームとしては面白い。バランスも悪くない。
 プレイした回数は数回程度なので、もうちょっとやり込んでいればもっと面白いところが見えていたかも知れない。

 

・今週の涼宮ハルヒの憂鬱

 今週の第24話は涼宮ハルヒの溜息Vだ。
 シャミセンが‥‥原作通りといえばそれまでなのだが、非常に勿体ない。ドラマCDとかでアナザーストーリーを展開して欲しい。
 最後のデートの場面は、原作では最初に登場したシーンだったのだが、アニメしか見ていない人は、文化祭後の出来事だと思ってしまうだろう。服装は涼宮ハルヒの憂鬱VIの最後と同じなので、判る人には判るだろうが、やはり一言欲しかった。
 そういえば今回のアニメは「第一期を改めて放送」と謳っているので、消失を中心とする「第二期」もある。と信じたい。


 

・お知らせ

 ナンバープレイス完全版ベクターに登録されています。Excelさえあれば、今まで煩わしい入力に苦労された経験をお持ちの方でも、かなり解消された形でプレイすることが出来ます。右脳活性トレーニングと併せてご賞味下さい。
ナンバープレイス決定版
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