・夢
夢と言っても将来の、というのではなく、寝ている間に見る方の夢である。
夢の中身の設定が現実の世界とは少し異なっていて、600mほど離れている食品工場に巨大マンション(高さは六本木ヒルズよりも少し低いが、敷地面積は倍以上ある)だったり、普通の土地が埋め立て地になって、そこが港になっていたりするのだが、夢の私は全く気がつかなかった。
始まりは午後10時頃、なぜかマンションの中層階の部屋からである。そこで寝そべってテレビを見ていると、消防車のサイレンがけたたましく鳴り始めた。私はどこかが火事なのだろうかと玄関を出て東の風景を眺めると、3〜4kmほど先で結構大きな火災(約500u)が見えた。そのため家の近所からも応援の消防車が出動させられていたのだろう。しかし、10分ほど経つとサイレンの音は聞こえなくなった。火事はまだ沈静化していなかったが、応援の消防車が付近を通らないだけだと納得し、またいつまでも火事を眺めているのも何なので、部屋に戻ることにした。
しかし、それから数十分した後、サイレンが鳴っているときは何の反応もしなかった母親が私の部屋に飛び込んできて「西の方で火事になっているよ!」と報告しに来た。最初の一声は「火事?」だった。なぜなら今回はサイレンが鳴っていなかったからだ。取り敢えずベランダに出てその火事というのも見てみると、西北西の方で燃えさかっているのが見えた。その距離5km。ただ、距離は遠いものの火事の規模は先ほどの5倍ほどもあった。あのあたりは工場が多いのだが大丈夫だろうか?と思ってみていると、少し北側に離れた場所から新たな炎が見えた。と思ったら、みるみるうちに広がっていく。「ひょっとして連続放火か?」などと思っていると、左側の火事と大差ない大きさまで拡大していった。
現場からここまで5kmも離れているとは言え、本当に大丈夫だろうか?と少し心配しだした頃、とんでもないことが起こった。右側の火災現場で小規模な爆発が起こった後に大型クレーンが二基立て続けに倒壊してしまったのだ。それから程なくしてそのクレーンが引っ張っていたケーブルが緩み、見る見るうちにほどけていく。そのお陰で埋め立て地の連結が緩んで、波打ち始めてしまった。更にそれに共鳴するように海水も波立ち、所狭しと並んでいた大型船が踊り始めてしまった。これは沈没するかなと思ったのだが、船の前に何故かファイナルファンタジーのダメージ表示のように黄色い“MISS”の文字が踊った。これで安心してその日は眠ってしまった、のだが‥‥。
翌朝目を覚ますと、ベランダからの景色が一変していた。巨大マンションはそのままなのだが、近所にあるはずの倉庫が見当たらず、代わりに築50年くらいの古い文化住宅や一軒家が建っていた。いや、建っていたというよりも斜めに刺さっていた、と言った方が良いのだろうか?ひょっとしたら瓦礫の山の表面がたまたま綺麗に見えただけなのかもしれない。その他も全く知らない建物が建ち並ぶ。しかし、東側の風景は最初の火災現場を除けば今までと一緒である。いったいどういうことだろうと、再度西側の風景をよく見ていると、見かけたことのある建物を幾つか確認することが出来た。但し、それらはいずれも1kmほど北にあったはずの建物である。
「何故?」
と思い、ふとベランダから南の風景に目を懲らしてみると、遠く離れた場所に見慣れた建物が見え隠れする。自分のいる場所が無事なのだから、考えられることは一つである。それは西側の土地ごと南に移動したのか、建物が押し流されたのかぐらいしか考えつかない。
昨日の大規模火災でも大概の体験だったが、目の前の景色の変化はあまりにも常軌を逸している。そのため心の整理は全くつかずに、この現象を全く受け入れることが出来ず、いつも通り朝食を食べ始めた。
凄い惨劇になっているにもかかわらず、電気も水道も普通に使えた。そればかりか離れて生活している家族が何故か戻っている。しかも、何故か部屋の片づけをし等身大の陶器人形を不安定な格好で立たしている。更に、やって来た家族も外のことには触れず、人形のことやペットのことを話題にしている。
さて、この場面で目を覚ましたのだが、誰かこの奇っ怪な夢の分析をしてくれる人はいないだろうか?話ながらだと、もっと細かいところまで思い出せると思うのだが。
・こんにゃくゼリー2
先週も話題にしていたが、今週に入ってパンによる窒息死が発生した。調査によると、パンもご飯もゼリー類に比べると数倍の事故が発生している。しかも、餅と違ってパンもご飯も「のどに詰まるもの、という常識を多くの人が共有している」とは言い難い。
野田聖子消費者行政担当相が公平にジャッジするのなら蒟蒻畑と同じようにパンとご飯も啓発活動をさせた上に形状や硬さ(パンなら小口に製造したり、ご飯なら米の粘り気をなくしたりして、喉に詰まりにくくするよう)に注文をつけるのだろうか?まぁ、強きを助け弱きを挫くのが自民党のモットーなので、そんなことは絶対にしないだろうが。
・My History 221
第221回目は『エキサイティングベースボール』をお送りします。
・エキサイティングベースボール ・コナミ
・1987年12月8日(火)発売 ・2980円(別)
・ディスクシステム
評価(最高星10個) | コメント |
★★★★★☆ | 燃えプロにしろスーパーリアルベースボールにしろ、そしてこのゲームにしろ、ファミコンでは3D野球は無謀な挑戦ではあった。だが、コナミはSFCでパワプロとして開花させたのだから、無駄ではなかったのかも。 このゲームはあまり面白くはなかったのだが、ヒットを打てば打率が上がる(凡打等なら打率は下がる)というのが少しモチベーションの上げられる要因だった。但し、それは適当な計算での打率なので4割打者も時間さえかければ容易に作れるというお粗末なものではあったが。 |
・のだめカンタービレ
偶然にテレビ欄を見たら、今週からパリ編が始まることを知った。危うく見逃すところだ。
前作は後半で(二人の絡みが少なかったという意味での)息切れ感があったので少し不安だったのだが、初っ端からのだめワールド炸裂で面白かった。野田恵、あんた天才。いくら好きなアニメでも、普通1日やそこらでフランス語は覚えられんだろう。この調子だと1週間もあればネイティブにはなせるようになるのかも知れない。
・お知らせ
ナンバープレイス完全版がベクターに登録されています。Excelさえあれば、今まで煩わしい入力に苦労された経験をお持ちの方でも、かなり解消された形でプレイすることが出来ます。右脳活性トレーニングと併せてご賞味下さい。
ナンバープレイス決定版
右脳活性トレーニング Ver.1.13