10月11日号
  

・世界同時株安

 物理学賞で3人、化学賞で1人が受賞してさぞかし盛り上がった‥‥が、そんなお祭りモードも吹き飛ぶ出来事が今週吹き荒れている。
 言わずと知れた世界同時株安である。実は、11月中に1万円台を割ると思っていたのだが、想像以上に早く株安が進み、2週間で30%以上の下落となってしまった。
 しかし、来週以降は世界恐慌にならない限りあまり下がらないだろう。と言うのも、この2週間で急激に値を下げたのは外国人の手仕舞いが原因であるからだ。だから、この安い時期に自社株買いや持ち合いなどを含めて買う動きに出てくる企業もあるだろう。偶然なのかどうかは分からないが、阪急阪神百貨店エイチ・ツー・オー リテイリング)と高島屋の資本提携はグッドタイミングだと思う。
 また、任天堂の株価は円高も背景に水曜日に30700円まで下落したが、配当利回り(2009年3月)は5.47%にまで跳ね上がった。この高利回りに遅まきながら気付いた馬鹿投資家たちは慌てて買いを入れた。そのため、この二日間は日経平均が10%以上下落しているのを尻目に、任天堂の株価は20%近く上昇している。
 ところで、なぜ私が下がるのかを予想していたのかというと、別に中国特需が終わったからでもサブプライムが焦げ付いたからでもない。いや、確かに両方とも関係がないわけでもないが、どちらもいずれやってくることは分かっていたはずだ。
 それよりも問題なのは、ダウ工業株30種平均そのものが20年間バブル状態にあったと言うことだ。アメリカのダウ平均は1985年頃と比べると10倍も高騰しているが、物価が10倍も上がったのか?と考えると自ずと答えは出てくるはずだ。当然、銘柄の入れ替え等の要因もあるし、物価と会社の資本価値が同じように伸びていくわけではないので一概には言えないが、8000ドルでもまだ高いと見ている。(個人的には5500〜6000ドルくらい?)
 だから、今慌てているのは投機目的で購入していた投資家であり、黎明期から保持し続けている資産家は「含み益が目減りした」程度にしか思っていないだろう。まぁ、そう言う資産家はほんの一握りしか居ないからこそ慌てているのだろうが。


 

・メイクミラクル

 巨人が優勝した。当然である。あれだけ補強して優勝できない方がおかしい。まぁ、敢えて言わせて貰えば、今年の優勝は巨人の自慰行為である。前半は気を抜いて適当にけが人を見繕って休ませ、生え抜きに実践を積ませて後半に備えてたとすれば辻妻があってしまう。現に、終盤には台本通りにベストメンバーが揃ってしまっているのだから。
 因みに巨人が勝ち進むにしたがって日経平均が下落していっているのは、単なる偶然なのだろうか?どうも市場は巨人の優勝=当たり前=故に景気の起爆剤にはならない、と言う図式が成り立っていたのではないだろうか?そうでも無けりゃ、いくら外国人投資家が手仕舞いしたとは言え、ダウ平均よりも下落するのもおかしな話だと。
 と言うことで、この“魔の一週間”の真の犯人は巨人の優勝だということで結論づけられるだろう。くれぐれも阪神ファンの妬みなどと勘ぐらないように!


 

・My History 219

 第219回目は『谷川浩司の将棋指南2』をお送りします。
・谷川浩司の将棋指南2  ・ポニーキャニオン
・1987年11月13日(金)発売 ・3000円(別)
・ディスクシステム
評価(最高星10個) コメント
★★★★★★  将棋は駒の動かし方を知っているくらいなので、はっきり言って初級、と言うよりも、ど素人です。ですので、全くコンピュータに歯が立ちませんでした。因みに知人の父親は余裕でクリア。なんかの賞状が画面に現れてました。(うろ覚え)
 兎に角、麻雀とは違い、完全な実力の勝負なので、素人にはどうしようもない。だから、麻雀のソフトは5個ぐらい(←調べずに適当)買っているが、将棋のソフトは買ったことはない。
 将棋ソフトと言えば、将棋崩しは兎も角として、はさみ将棋やまわり将棋を収録しているソフトはないのか?(有っても買わないけど)

 

・みっみっみらくる

 同じミラクルでもこっちの方が遙かに良い。
 涼宮ハルヒの憂鬱から憤慨までの小説を2回読んだ後、久々にDVD版を見直した。すると、今まで気がつかなかった仕草や台詞、いつの間にか増えている備品などがふんだんに盛り込まれていて、アニメ第2期の期待が更に高まった。そう言えば、エンディングテーマでも七夕やクリスマスパーティーのシーンがあったるので、その布石だとは思うのだが。
 ところで、DVDに付属している特典のCDはサウンドトラックとネットラジオの総集編なのだが、まぁオマケと思えばその程度という感じではあった。
 しかし、単独で発売されたサウンドアラウンドは期待以上の出来でビックリ。多少脱線気味なところもあるが、それはCDドラマならではで面白い。第12話「ライブアライブ」を保管する内容ではあるのだが、実はそれだけではない。小説版しか読まないのなら構わないのだが、アニメを見てDVDを買ったのなら、このCDを聞き逃すのは勿体ない。
 ところで、アニメのオープニングでピアノを弾くシーンが一瞬挿入されているが、あの場面って‥‥。
 サラウンドアライブと言えば非物質拡散性振動型感知音波というものが出てくるのだが、私もこれに冒されてしまった。因みにボーカルが乗った場合は長門バージョンで。う〜ん、みくるじゃないのがせめてもの救いか?
 しかし、今回はゴトゥーザ様だけでなく、平野綾もあの歌い方に挑戦している。やはり聞いていない人は是非とも聞くべし!


 

・お知らせ

 ナンバープレイス完全版ベクターに登録されています。Excelさえあれば、今まで煩わしい入力に苦労された経験をお持ちの方でも、かなり解消された形でプレイすることが出来ます。右脳活性トレーニングと併せてご賞味下さい。
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