7月19日号
  

・今週の私

 家庭用ゲーム機関連のブログとネット配信用の小説(公開開始は未定)及び阪神タイガースの応援と多忙を極めてしまった。特に前者2つで散々キーボードを叩いているため、これを書くのも面倒な感じなのだが、病気でもないのに休むのもどうかと思ったので、今週は適当に。


 

・FF13

 ファイナルファンタジー13は発表当初からPS3独占で発売すると言われていたが、Xbox360でも発売されることが決定した。しかし、日本ではXbox360版は発売されないことに、現時点ではなっている。
 その発売されない理由として「海外のXbox360版からのローカライズが面倒」とか言われているが、当然そんなわけはない。海外のXbox360版の英語テキストを日本のPS3版の日本語テキストを当てはめたら‥‥あらら簡単。しかも、スクウェア・エニックスクリスタルツールという開発ツールでPS3/Xbox360/PCでプログラムに互換性を持たせてマルチ展開を容易に出来ているので、テキスト如き手間取るわけがない。
 その次の理由として、「PS3版を発売してからXbox360版を発売しても、大して売上を見込めない、それはガンダム無双でも立証済みだ」と曰う意見もある。確かに、FFクラスで5万本程度しか売れないとなれば、普通は発売する意義も失われるであろうが、ローカライズはさしたる手間ではない。数億円の売上を上積み出来るのであれば日本でのマルチ化のメリットは十二分にある。そもそも、誤差の範囲での売上しか見込めないのであれば、同じ機種で2回目を出す廉価版商法が成り立つわけはないのである。
 最後の理由として、「FF13はSCEに独占販売することを条件に(ロイヤリティ等の)優遇処置を受ける契約をしていたので、それを反故にすることは出来ない」というのもある。しかし、この契約も有名無実化に出来る可能性がある。なぜならこの契約を交わした当時(PS3発売前)にSCE側は「FF13が発売されることには○○万台は(日本市場で)売りますよ」というようなことを言っているはずだ。それは仮に契約書に書かれていなくても口約束でも十分だろう。SCEは散々大風呂敷を広げていたのだから周知の事実として受け止められる。だから、もしスクエニ側が独占契約を反故にしてSCE側から訴えられたとしてもPS3市場が計画通りに展開していないことを盾に優勢に争うことが出来るだろう。
 さて、もしこの結果SCEとの蜜月の関係に亀裂が入ったとして、スクエニ側にはあまりデメリットはあるのでは、と思うのだが、これが意外とないのかも知れない。事実、PS3にはまだソフトを供給していないし、する予定のソフトもまだまだ先の話である。一方のXbox360には既に発売しているソフトもあれば、今年中に発売するソフトもあり、海外市場も睨んだXbox360へのシフトも進みつつあるような感じだ。
 それに旧スクウェア(旧エニックスではない)は過去に任天堂から多額の資金援助を受けていたにも拘わらず、ファイナルファンタジー7PSで発売した(これに関しては、容量の使えるCD−ROMを使うための機種の選択なので別に構わないが)ばかりか、ネコでもしないような後足で砂を掛けるようなやり方で「任天堂はもうダメだ」と広言して、他メーカーを唆したという前例(SCE側から見れば功績)がある。今度はSCEに同じことをしてもおかしくはないだろう。旧エニックス側がその暴走を止めることが出来なければ、という前提ではあるが。
 取り敢えず、現時点では日本でのXbox360版の発売はないが、それが未来永劫続くと信じているGKが存在していることもまた事実である。しかし、マルチ展開することはユーザーにもメーカーにもいいことである。もし、デメリットのあることとすれば、PS3独占にならないことによるPS3本体の牽引効果が薄れるSCEぐらいだろう。


 

・My History 207

 第207回目は『モンティのドキドキ大脱走』をお送りします。
・モンティのドキドキ大脱走  ・ジャレコ
・1987年7月31日(金)発売 ・3200円(別)
・ディスクシステム
評価(最高星10個) コメント
★★★★★  知人と一緒に、あーだこーだとやったのだが、2面までしか進めなかった。だから、集める写真がどうのこうの以前の話である。

 

・教育委員会

 大分県の教員採用試験で不正が横行していた事件は既にご存じのことだろう。大分県の教育委員会のメンバーも不正に関わっていたかどうかは知らないが、教育委員会というところは、教員採用から、学校の管理運営の指導助言、命令監督などを行うところで、場合により学校の統廃合の議員への働きかけまでを行い、予算を除けば非常に権限の大きい組織だ。そんな組織が(選挙などを行われずに)秘密裏にメンバー編成された、たった5人の組織の上、独立した組織だってなのが如何に危険なのかが今回の事件でも改めて知らしめたことだろう。
 話しは変わるが、小学生の時の先生で、“類”という漢字を書けなかった先生がいた。こんな人が何故先生になれたのか、という疑問があったのだが、その先生が採用されたときは、先生の大凡の年齢から戦後間もないときの大量採用があった時期だと推察できるので、仕方がない部分もあるのかも知れない。
 確かに30年以上の教員生活で教育方法は熟れてきただろうが、それと同時に小学校で習う漢字ぐらいマスターしておけよ、と思う。
 そういえば、同じ先生で「分母が7の分数を出来るだけ書き出せ」という問題が出たとき、紙いっぱいに仮分数や帯分数を書いたのだが、「そんな分数があるか!」と一喝されたことがあった。つまり、真分数以外は分数と認めないというスタンスなのだ。ということは、この先生は高学年で教鞭を執っていないこともわかる。


 

・今週の私のあとがき

 思ったよりも書き連ねてしまったなぁ。


 

・お知らせ

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