6月14日号
  

・混沌

 auドコモは相次いで基本使用料の値下げを発表した。いずれも携帯電話機本体代金分の償却が終了したプランのみだが、それでもソフトバンクモバイルホワイトプランと並ぶ980円に設定してきたのは大きい。おまけにソフトバンクモバイルは同社同士の通話のみ等の条件時に通話料が無料になるのに対し、2社は1000円分なら他社携帯や固定電話でも無料通話が出来るので、使い方による選択の方法が広がりそうだ。
 それにしても、ドコモの新プラン発表はauの後追いばかりで、イニシアチブを取る気概が無く、その辺りのイメージが防戦一方の原因のような気がするのだが。
 ところで、ソフトバンクモバイルでは面白い現象が見られる。昨年はKDDIとドコモが綿密なりサーチをしてプランを発表したものを、24時間以内に対抗サービス発表と題して、同等プランを210円安く発表という荒技を展開していたが、今回はそのようなパクリを今のところしてこない。
 ひょっとすると、ソフトバンクモバイルの低価格戦略がそろそろ限界に近づいている証拠なのではないだろうか。そもそもホワイトプラン自体、シェアが高くなればなる程使用料の得られないプランである。だとすればドコモとKDDIにとってはチャンスかも知れない。両社共にスケールメリットを生かして体力勝負を仕掛ければソフトバンクモバイルを潰しに掛かることは可能である。尤も、そのような行動を両社株主がおいそれと許すわけはないと思うが。


 

・My History 203

 第203回目は『ナゾラーランド第2号』をお送りします。
・ナゾラーランド第2号  ・サン電子
・1987年6月12日(金)発売 ・2980円(別)
・ディスクシステム
評価(最高星10個) コメント
★★★★★★☆  創刊号よりも内容は濃かった筈なんだけど、インパクトが薄かったせいか、記憶に残っていない。解き方を確立していなかったのでパタリック(ライツアウトもどき)にはかなりイライラさせられた。またナゾラーBOXのドット絵が描けるツールでは、(ファミコンの仕様上とはいえ)3色しか使えないことにもイライラさせられた。

 

・図書館戦争

 メディア良化法‥‥旧近代的というか、社会主義的というか、そういう法律がある時代が来たとしたらとんでもないことである。少なくとも表現の自由は奪われるわけなのだから。
 既に折り返し地点を過ぎているが、なかなか面白い。初めは見る気がなかったのだが‥‥この番組が始まるまでは墓場だったので、尚更この時間帯におさらばって感じだった‥‥少ない主要キャラで上手に物語が組み立てられている感がある。
 それよりも拾いモノだと思ったのが、そのあとの番組である二十面相の娘である。原作を知らない為、8話の段階ではまだ何とも言えないのだが、個人的には第6話目までが壮大なプロローグだと感じている。2年の間の身体能力・語学力・思考能力・洞察力等のあらゆる成長や人間関係を描く為には必要であったのだろうと思うが、だとすれば、今後の展開は楽しみである。
 それにしても、あのエンディングテーマはなんなんでしょう。出だしのネイティブな英語に思わず鳥肌が立ってしまった。ウマい、ウマ過ぎるよあんた。


 

・お知らせ

 ナンバープレイス完全版ベクターに登録されています。Excelさえあれば、今まで煩わしい入力に苦労された経験をお持ちの方でも、かなり解消された形でプレイすることが出来ます。右脳活性トレーニングと併せてご賞味下さい。
ナンバープレイス決定版
右脳活性トレーニング Ver.1.13


 

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