・HD DVD
東芝の撤退を受けてこの一週間で様々な動きがあった。
エディオングループではHD_DVDのプレーヤーやレコーダーをブルーレイ製品に交換することを発表した。この動きは一見良さそうなのだが、どこまで有効性があるのだろうか?
既にHD_DVD用の映画ソフトなどを保有している場合、それを他の規格では見ることが出来ないし、その補償もしているわけではない。それにHDDレコーダーを主目的としている人にとっては、次世代DVD機能が不完全でも現行DVD機能が保持される限りさほど問題はない。更にHD_DVD装置の価格が希少価値になるからか上昇傾向にある。ひょっとするとエディオンでは交換したHD_DVDをネットオークションに流して利ザヤを稼ぐ気か?(ちょっと勘繰りすぎ)
ところで、ブルーレイに一本化されて主幹事1つであるソニーはさぞかし喜んでいるだろうが、果たして楽観できるのだろうか?
というのも、光ディスクメディアは基本的にこれ以上伸びしろを期待できない規格であると私は考えているからである。技術革新が進んだとしても、光の波長を変えることは出来ず、せいぜい多層化(現在は8層まで可能)するぐらいである。
しかし、フラッシュメモリはほぼ毎年容量が倍々に増えていき、更に価格も少し下がっている。(7年前当時32MB3980円が、現在2GB2480円、何れも少し安めの価格帯の比較)しかも、フラッシュメモリの規格(大きさ)も当時主流だったスマートメディアに比べ、現在主流になりつつあるマイクロSDカードは1/10の大きさになっている。
2013年頃の予想として、SDカードは64GB3000円ぐらいになっているだろう。一方、BD−RAMが発売されたとして50GB1000円はまだ切れないと思われる。実際、DVD−RAM9.4GBが未だ600円強であるから、そう推測されるのだが。そうなると、容量あたりではまだ光ディスクに利があるが(読み書きの)転送速度や大きさ、扱い易さなどを勘案するとどう考えてもフラッシュメモリの方に利がある。
以上の観点から早くて5年以内に、遅くとも10年ぐらいで光ディスクメディアは縮小するのでは、と考えられる。それは何も記憶用だけではない。ゲームソフトや映像ソフトのようなROMにも言えることだ。特にランダムアクセスが多いゲームソフトではローディングで待たされる時間は苦痛以外の何ものでもなく、ひょっとすると次々世代機では半導体ROMが旋風を巻き起こす可能性すらある。但し、コピー防止技術は今以上に高めないと、携帯ゲーム機のように違法コピーが蔓延してしまうので、注意が必要だが。
話が逸れてしまったが、フラッシュメモリの技術革新が更に進むとハードディスクに取って代わる可能性すらある。省電力な上静寂性もあり、壊れにくいので、大容量化と低価格化が進めば十分可能性がある。実際、Wii等ではそのような使われ方をしている。
で、話は最初に戻るが、なぜソニーが楽観できないのかという理由として、フラッシュメモリが覇権を握るのではないかという持論を展開したが、その時にどの規格が一般的になっているのかを考えると、現時点ではソニーの規格であるメモリスティックになるとは考え難く、松下・東芝が推すSDカードになるのでは、と考えられる。そうなると、ベータマックスの再来でまたもやソニーは負け組規格となるわけだ。
う〜ん、ここでも松下は勝ち組かぁ。
・My History 188
第188回目は『プロレス』をお送りします。
・プロレス ・任天堂
・1986年10月21日(火)発売 ・2500円(別)
・ディスクシステム
評価(最高星10個) | コメント |
★★★★★★★☆ | プロレス自体あまり好きではないのだが、このゲームは存分に楽しむことが出来た。キャラクターがそれほど多くなく、技の数も適度で、その上個性的なキャラクターの割に強さが偏っておらず、バランス調整の妙さを感じさせる。 2人プレイは面白かったのだが、1人プレイだと、どうしてもエンディングまで辿り着けず、結局フライングマンのハメ技でしかクリアできなかった。 それにしてもジ・アマゾンの凶器攻撃は任天堂らしくなくて良かった。グロくもないし。 |
・涼宮ハルヒの憂鬱
とうとう読破してしまった。いや、本当は涼宮ハルヒの分裂は読まないつもりだったのだ。上下巻だと言うことは事前に知っていたので。しかし、誘惑には勝てず、読んでしまった。涼宮ハルヒの驚愕はいつ発売されるのだろうか。読んでしまっただけに余計に続きが気になってしまう。
・ツーカーとの決別 その5
先週、「W54SのCMはしていない」と毒を吐いたのが効いたのかどうかはわからないが、その後頻繁にW54SのCMを見る。
auは家族への国内通話が24時間無料(←これが正式名称なのか?)というサービスを3月から開始することを発表した。このサービスを受けるにあったって、シンプルプランでは適応されないのかなぁと思っていたのだが、誰でも割(スマイルハート割)+家族割の要件を満たしていれば、シンプルプランだろうが、シンプルコースだろうが適応されるとのことで一安心。当然2年以上先の話なのだが。
・お知らせ
ナンバープレイス完全版がベクターに登録されています。Excelさえあれば、今まで煩わしい入力に苦労された経験をお持ちの方でも、かなり解消された形でプレイすることが出来ます。右脳活性トレーニングと併せてご賞味下さい。
ナンバープレイス決定版
右脳活性トレーニング Ver.1.13