12月9日号
  

・今時ニュース

 Wiiの売れ行きの速報が発表された。
 本体は37万台売れ、ソフトは全部で60万本弱とまずまずのスタートを切った。発売直後のソフトの購入数は1を割ったPS3と比べると1.69となる。 Wiiはゲームキューブのソフトも動くことを考えればPS2より普及していなかったとはいえ、Wiiのソフトは健闘していると言える。
 しかし、だ。任天堂のソフト(4タイトル)は計55万本以上売れているのに対し、ライセンシーのソフト(12タイトル)は計7万本弱しか売れていない。これは任天堂のソフト開発力の賜であるが、逆にサードパーティが少し心許ないとも捉えられる。実はこれはWiiに限ったことではない。実を言うとDSでも同様の現象は起きている。DSのソフトの販売本数の上位は任天堂がほぼ独占していることからも判る。(辛うじてたまごっちとファイナルファンタジー3が食い込んでいるのが現状である。)
 確かに任天堂のソフトが良作が多く、癖が少ない為にリスクを負わずに買える。しかし、サードパーティがもっと伸びないとWiiのDSも、折角ゲームから離れているユーザーを取り込んだのに、飽きられてしまいかねない。
 石原真理子ふぞろいな秘密をいう暴露本(本人は告白本と強調しているが)の出版記者会見を開いた。そこで記者が「名前を出された人や家族の生活を考えているのか」などと質問を投げかけていたが、てめぇらもさんざんスクープ記事や隠し撮りとかで芸能人の生活を(離婚に追い込むなど)かき回しとるやろが〜〜!!!!!。
 と怒ってみたが、石原真理子自体よく知らない(ドラマとかで見かけたのかも知れないが、記憶にない)ので、どーでも良いのだが、ただ、マスコミの自分を省みない態度が腹立たしいだけである。


 

・My History 127

 第126回目は、シミュレーションRPGの最高峰に君臨するシリーズである『ファイアーエムブレム 紋章の謎』を評価します。
・ファイアーエムブレム 紋章の謎  ・任天堂
・1994年 1月21日(金)発売 ・9800円(込)
・1994年 1月20日(木)購入 ・7400円(込)
経過 評価(最高星10個) コメント
当初 ★★★★★★★★★★  第1部はファミコン版暗黒竜と光の剣のリメイクなのだが、章数が少なくなった上、経験値の取得が少なくなったので、レベルアップの機会が減り、難易度が更に上がった。しかし、第2部は踊り子がいるものの、更に上の難易度となっている。
 操作性はトラキア776等の続編に比べると多少悪いが、慣れてしまえばそれほどではない。当然ファミコン版と比べると断然良い。
 このゲームでの不満点を上げるとすればユニットが死んでしまうとリセットを押してしまうので、度々章が進まないことがある(それは不満点というのか!?)。それ以外には、エストの登場が遅いのも、演出とは言えもうちょっと早く出して欲しかった(特に第2部では)。
 第2部といえば、ストーリーの流れが自然に出来ている所も良い。‥‥ん〜、思い出せば思い出す程、もう一回やってみたくなるなぁ。(だからそんな時間は無いってば!)
3カ月後 ★★★★★★★★★☆
3年後 ★★★★★★★★☆
現在(13) ★★★★★★★★★
現在の後ろの(数字)は購入からこの時点までの経過年数


 

・ファイアーエムブレム

 そういえばファミ通のクロスレビューでは紋章の謎は(40満点中)36点という高得点を叩き出したが、ファミコン版暗黒竜と光の剣は26点に留まっていた。後々口コミでユーザーが増えていったが、発売当初は大作RPG(DQ4やFF3)に埋もれたこともあり、また、今までにないゲームシステムにより面白さが伝わらなかったことが起因すると思われる。
 しかし、クロスレビューの本来の目的は、出来るだけ客観的に評価を下すことにより、多くのソフトに埋もれてしまうであろうゲームから面白いゲームを掘り起こす為にあるのに、続編に安定した評価を与え、新作に厳しい嫌いがある。現在でも幾分かマシになっているが、その傾向が無いわけではなく、今後も改善は見込めないだろう。まぁ、1タイトルあたり2時間程度で点数を付ける制度を見直さない限り、付きまとう問題である。
 どちらにしろ、本誌ではユーザーが新作に手を出しにくくなったと指摘しているのに、自分たちも同じ事をしているのだから、精度を高める意味でも襟を正していくべきでは、と思う。何と言ってもクロスレビューの評価如何で発注数を変える小売店もあるくらいなのだから。


 

・お知らせ

 ナンバープレイス完全版ベクターに登録されています。Excelさえあれば、今まで煩わしい入力に苦労された経験をお持ちの方でも、かなり解消された形でプレイすることが出来ます。右脳活性トレーニングと併せてご賞味下さい。
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