8月26日号
  

・今時ニュース

 9月から深夜放送だったバラエティー番組“クイズプレゼンバラエティー Qさま!! ”がゴールデンに進出することになった。他の放送局でも良く繰り上がることがあるが(フジIQサプリ等)、テレビ朝日ではその流れが特に顕著で、最近では“マシューズ ベスト ヒット UV”や、“銭形金太郎”等がある。
 一昔前までは「振り返ればテレ東」(視聴率で民放3局に水を大きく開けられ、更にコンテンツ的に劣っているはずのテレビ東京にも抜かされるのではないかという皮肉った言葉)と言われていたが、気がつけばいつの間にかフジに次いで2位に上がっている。主な要因としては、ドイツW杯予選の独占放送やバラエティーの躍進、外部要因としても日テレの巨人戦偏重による自滅などが挙げられる。
 ここまでは順風満帆と言ったところだが、今後が気に掛かるところである。それはバラエティに偏重しすぎている嫌いがあるのと、深夜番組が一時に比べて勢いを失っている点である。後者は相次ぐゴールデン進出で仕方がない部分もあるが、例えば“銭金”の場合、深夜の時と違い、登場する貧乏人を露骨に詰ったりすることが無くなったりしたため、面白味が無くなった。それを受けてか、スローライフな生活を送っている人に焦点を当てたりと、番組内容を徐々にスライドさせている。
 もちろんそれが悪いわけではないが、ゴールデンで番組を作るためにその型を取り敢えず深夜枠でテスト的に放送するパターンと、元々深夜で放送するための番組を作るパターンでは作り方が変わってくるので、その点を見極める事が重要である。
 先の銭金は元から深夜枠用の番組なのでトーンダウンせざるを得なかったが、その点Qさまは大丈夫だろう。しかし、そのあとのテスト用の番組が見あたらない(「ぷっ」すまは深夜のノリだし、アドレな!ガレッジは間違いなくPTA等から苦情が寄せられるだろう)ので、ゴールデンの番組が不調に陥れば今後が心配である。
 美空ひばりのパチンコ台の宣伝が派手にされている。しかし、美空ひばり自身は雲の上からギャンブルに利用されて、どういう気持ちで見ているだろうか?個人的には、ひばりプロダクションは名前を汚しても金を手に入れる方を選んだとしか考えられない。
 ほほえみの貴公子の4とか言う奴は、日本から金をごっそり持って帰るのが目的だからギャンブルのパチンコになろうが、日本で稼ぎまくった資産を守るためのセコム(韓国では別の名前の会社)だろうが、韓国料理店で更に荒稼ぎしようが守銭奴なので構わないが、美空ひばりは国民栄誉賞も得ている永遠の歌姫である。このプロダクションの信念とはいったい何なのだろうか。


 

・My History 112

 第112回目は、結局企画商品の枠を出ることの出来ない『アメリカ横断ウルトラクイズ』を評価します。
・アメリカ横断ウルトラクイズ  ・トミー
・1992年11月20日(金)発売 ・8700円(別)
・1993年 2月 8日(月)購入 ・5480円(別)
経過 評価(最高星10個) コメント
当初 ★★★★★★☆  問題のレベルは多少高いものの、その点はまだ良い。しかし、あの漢字仮名交じり文が非常に読み難い。“獲得”や“当”が漢字だったり平仮名だったり、“負”や“大根”が平仮名だったりなど、どの程度の年齢を対象にしているのかが判らない。問題のレベルからいって、とても小学生が対象とは思えないが。
 また、GB版はまだクイズ主体だったのだが、SFC版ではそうではなくなった。陳腐なレースや一応ゲームになっているシューティングはまだ良い。激ムズで理不尽なボールゲームは納得がいかない。グアムまでならまだしも、なぜアメリカ本土に入ってから理不尽なゲームオーバーを積み重ねなければいけないのか?おまけに罰ゲームのモグラ叩きの当たり判定もずれているようだし。
 更に最後のニューヨークでは問題が読み終わるまでに相手が回答することが多い。と言うことはここまでに問題を暗記する=何百回とリプレイをする、事を前提にしているのも気にくわない。
 ぶっちゃけて言えば、クソゲーに片足を突っ込んでいるソフトを大枚はたいてしまったってことだ。
3カ月後 ★★★★★★
3年後 ★★★★★
現在(13) ★★★★☆
現在の後ろの(数字)は購入からこの時点までの経過年数


 

・廃校の危機2

 前回は月曜日に行われた高校改革説明会の第2回目が本日あった。最初は淡々と進行していたのだが、前半終了辺りから同じような抽象的な説明を繰り返す市教委に苛立ちを憶えた出席者らと騒然となった。工業・商業一本化が既定路線のような答弁もそれに拍車をかけたのだが、意外にも堺市立商業高等学校(堺商)の存亡に関してはあまり強硬ではなく、どちらかと言えばカリキュラム(普通科・工業科・商業科の時間配分等)の不満や、堺の発展への貢献など、現実的な部分での反対が多かった。
 特に、カリキュラム案では商工一貫を謳っているのだが、3年で習えることは限られる。なのに、両方とも学ぼうとすればどっちつかずになり、卒業後に即戦力として期待できない(即戦力として期待に応えなかったから)と求人に影響を与えかねない。また、堺市立工業高等学校(市工)側は人事のように対応しているらしいが、同じ事が言える。工業科のカリキュラムが十分組めないために、生徒を現状の能力まで育てることが出来ない。それでも良いものか十分に工業高校側も考えて欲しい。
 尚、この説明会で愛知から遙々来て頂いた卒業生が居られたのだが、その方が愛知の方に「どこを卒業されたのですか?」と聞かれて「堺市立商業高校です。」と答えると、「さすが商業の都市だけあって市立の高校があるんですね。」と言われたらしい。何も知らない人にこのような言葉を投げかけられるほど誇れるはずの教育機関を有耶無耶にして良いのか、と言うことを市教委側はもう一度再考し、市の発展を考えて頂きたい。
 ただでさえ、9クラスあった生徒を中高一貫教育案を掲げて3クラスまで減らした挙げ句、廃案にしているのである。会場でも言われていたことだが、これ以上生徒で、またこれから高校生になる子供を盾に遊ばないで頂きたい。
 因みに、私は卒業生として出席したが中立の立場である。しかし、それはあくまでも市教委の教育プランが納得のいくものであることが前提であり、現状ではとても廃校に賛成することは出来ない。また、理屈をいろいろ捏ねているが、結局のところ財政面での問題なのであればとんでもない話で、もっと別のところから手を加えるべきだ。一番に公務員を減らせ‥‥と言いたいが、ここはグッと我慢をし、学校関連でもまだまだ合理化できるところがあるのだ。
 堺商香陵会では(ジオシティーズですけど)ホームページも開設し近況報告や卒業生などの声を受け付けています。8月26日現在は以下のアドレスで公開していますので、是非ご覧ください。
http://www.geocities.co.jp/sakai1111shou/


 

・お知らせ

 ナンバープレイスの残り作業はほぼ完成です。来週中には審査にかけることが出来ると思います。お披露目は9月の中旬ぐらいと思われます。概要を申しますと、回答を導き出すのはもちろん、問題の自動生成機能を搭載しています。
 右脳活性トレーニングベクターに登録されております。
 最新のバージョンがダウンロード出来ますので、ベスト3のタイムを記録できるほか、偏差値も表示されるのでトレーニングにも力が入ってしまうこと受け合い!‥‥になったらいいな。まだダウンロードしていない方はこの機会に是非!
右脳活性トレーニング Ver.1.13