5月13日号
  

・今時ニュース

 今週は頭の中はE3(エレクトロニック・エンタテインメント・エキスポ)でいっぱいである。
 まず、プレイステーション3の発売日と価格が発表されたが、このうち価格が微妙などよめきを誘った。(以下ハードディスク20ギガバイトでの話)もし、399ドル(約45000円)程度以下の価格が発表されたら、スタンディングオーべーションで迎えられただろうが、499ドル(日本での販売価格:62700円(税込))では中途半端で拍子抜けである。本体単独で赤字を出さないのであればもっと高い価格設定(8〜9万円)をしなければいけないし、イニシアティブを取るなら5万円までに抑えなければいけない。PS2の場合、DVDがついて39800円(税別)だったのを考えると、やはり中途半端と言わざるを得ない。
 性能は一応ハードディスクが標準装備されているし、ブルーレイディスクが付くなど最先端を走っているが、その費用を回収できるのかが疑問である。アナリストによっても多少予想が異なるが、2006年度のPS3の赤字は1500億円と見込んでいる。
 また、6軸検出システムとプレイステーションのゲームのダウンロードが出来ることも発表されているが、これはWii(旧コードネーム:レボリューション)のモーションセンサー(上下/左右/前後3軸の加速度を無線で関知するシステム)とバーチャルコンソール(FC・SFC・N64・PCエンジン・メガドライブのダウンロード)のパクリである。しかも、前者はハイテク頼みの詰め込み型で、これのためにPS3の発売を半年延ばしたのではないかとさえ勘繰ってしまう。一方の後者もPS3は下位互換な上にPSソフトだったら中古で腐るほど売れ残っているのに、敢えて必要なのか?まぁ、中古ソフトでもなかなか見かけないソフトもあるにはあるが、これもバーチャルコンソールに取り敢えず対抗しました感が否めない。しかも、いくらPSソフトとはいえCD−ROMである。ダウンロードにも時間が掛かりそうだ。
 このPS3価格を反映してか一転感触が良くなったのはXBOX360だ。これを追い風に、日本での本体の売り上げが上向いていけば、前機を上回る可能性も十分ある。
 まだ価格が発表されなかったWiiでは、既に結構な数がプレイできるということもあり、黒山(茶山?金山?)の人集りが出来ていた。発売日に関しても発表されなかったが、既にハードの仕様も固まり、ソフトの準備も着々と整いつつあることから早ければ年末に投入できる可能性がある。また、価格は税込で3万円を切る価格(249.99ドル?)で投入できれば、DSとの相乗効果も期待でき、ソニーの牙城を崩すことも可能だろう。
 個人的には発売価格をSFCから続いた価格帯の25000円(税込)にして割安感を仰ぎ、PCエンジンメガドライブのソフトも有償ダウンロードできるのだから、いっそうのことCD−ROM2メガCDのソフトもエミュレーターを組み込んで読み込めるようにすれば面白いのではないかと思う。個人的にも遊びたいソフトが3つほど(いずれもCD−ROM2)あるので、淡くではあるが期待したい。
 +DGamesで“E3のカンファレンスで興味深かった会社”をワンクリック投票していたのだが、任天堂70%に対し、SCEは12%、マイクロソフトは17%という途中経過となっていた。この結果が勢力図にどう影響するか、来年末ぐらいには大凡の大勢が分かるだろう。

 話は変わるが、国語国字問題というものがある。この詳細は検索を掛けて頂ければいいとして、この中で漢字を使わないと言う運動がある。英語なら40文字程度(英数字や数個の記号)しか使わないのに、日本語はその百倍(英数字・平仮名・片仮名・漢字)も覚えなければいけないからという理由からだ。まぁ、はっきり言ってしまえばそんなものが実現できるわけがないのだが。
 ところで、ファミコンソフトの大半は容量などの関係で漢字は一切使われなかった。まさにあのころのコンシューマー機はこの運動家にとっては天国であっただろう。と言ってもSFCが普及した頃からは、本来の日本語である漢字仮名交じりになってしまった。


 

・高いハードル

 あまり扱わない系統の事件であるのだが、平塚5遺体事件。昨年の10月頃に殺害されたと思われる岡本利加香さんの内の顔は、いったいどのようなモノだったのだろうか?ブログだからといって、全てを語っているとは限らない。特に他の3遺体について、そのことを知っていたのかが気になる。
 ところで、利加香さんはブログでは西原瑠璃亜の名前を使っていた。その名前といい、抱いている熊のぬいぐるみを含めたコスプレの格好といい、どう見てもシャトーブリアン嬢である。衣装は良くできているのだが、残念ながら顔がキャラクターと合っていない。と言うと、愚弄しているように誤解されそうだが、コスプレイヤーの95%は似合ってないと思っている。メイド喫茶ならまだ、特定のキャラじゃなくても良い所もあるので割り切れるのだが、特定のキャラのコスプレとなると、やはり容姿・性格など全てに於いて似ていることを求めてしまう。裏を返せばインスピレーションが無い、と言うことになるんだが。


 

・My History 97

 第97回目は、アクションアドベンチャーの雄の、正当な続編である『ゼルダの伝説 夢を見る島』を評価します。
・ゼルダの伝説 夢を見る島  ・任天堂
・1993年 6月 6日(日)発売 ・3900円(込)
・1994年10月23日(日)購入 ・1100円(別)
経過 評価(最高星10個) コメント
当初 評価できず  買おうと思ったが、時機を逸していた。そうこうしている内に安くなったので取り敢えず買ったが、箱も開けずに現在に至る。
 前2作(リンクの冒険は除く)と違い、ジャンプできるという事前情報に少し二の足を踏んだ感じだ。折角攻略本も買ったのに。(こちらも中古で買ったがまだ読んでいない)
3カ月後
3年後
現在(12)
現在の後ろの(数字)は購入からこの時点までの経過年数


 

・改心せず

 今年のプロ野球はパ・リーグは混戦で面白い。が、相変わらずテレビ中継は殆どされていない。一方のセ・リーグは巨人が突っ走っている。戦力的に考えれば監督さえまともなら予想に難くない展開である。
 4月30日に巨人×中日が日本テレビ系列で中継されていたが、途中15対0で一方的だったのにもかかわらず、そのまま野球中継を延長した。こんな試合さっさと終わらせた方が、そのあとの番組の方が視聴率が高いし、健全なのだが‥‥。
 また、4月25日の横浜×阪神がテレビ大阪で中継(テレビ東京では中継せず)していたが、9回の時点で2対10であったが、開運なんでも鑑定団を中止(再放送枠に振り替え)をして中継を延長した。結局試合は直ぐに終わったため、インタビューやハイライトで時間を繋いでも30分以上過去のVTRで穴を埋め無ければいけないという、ゴールデンタイムの無駄遣いをする羽目になった。
 というように、大勢の決している試合中継を延長させる一方、白熱している場面で放送終了することもままある。後者はいろいろな事情があるので仕方がないが、前者は他の番組を(繰り下げや振り替えなどの)犠牲にしてまでするモノなのか、もう一度よく考えて頂きたい。


 

・カウンターノンストップ

 Yahoo!ゲームの中にパチンコがあるのだが、金額の最高値がいくらなのか試してみた。すると、2ヶ月ぐらい掛けて漸く1千万円に乗せたのだが、まだ最高値にはならなかった。8桁(99999999円)でカウンターストップになるとしてもあと2年近く掛けなければいけない‥‥と考えると挫折した。
 仮に有効表示桁数が8桁でも、記憶できる桁数が8桁とは限らないし、カウンターストップにしたからといって、何か賞品があるわけでもないだろうし。


 

・密かに

 右脳活性トレーニングのバージョンが0.02も上がりました。あのままだとシートを消されたりして不具合が生じるのと、ベストタイムが煮詰まってくると上昇志向に陰りが出てしまうので、その対策として偏差値を導入しました。前のバージョンをダウンロードして頂いた方もまだの人もこの機会に是非!
右脳活性トレーニング Ver.1.13