3月4日号
  

・今時ニュース

 いよいよ本格的に花粉症の季節になってきた。花粉症というのは「コップの理論」といわれているものである程度説明がつくといわれている。
 「私は花粉症じゃないから私には関係ない」とお思いの方がいらっしゃったとしたら、それは大きな間違いだ。
 というのも、花粉症は、生まれてから吸い込んだ花粉の累積量がその人の許容量の範囲を超えてしまった時、花粉症が発症すると考えられているからだ。
 しかし、この許容量には個人差があるのだが、その許容量がどれくらいなのかを測定する方法は今のところはない。
 だから、「去年までは何でもなかったのに、今年急に花粉症になった。」という方も多く存在する。(私は一昨年から)
 というわけで、「私は花粉症じゃないから関係ない」とは言い切れないのわけだ。花粉症ではなくても、花粉を吸い込まないようにするに越したことはない。
 で、何故急に花粉症になってしまうのかというと、先の「コップ理論」で説明が良くされているようである。
 「コップ理論」とは、「一人一人大きさの異なるコップが体内に有り、そのコップの中に吸い込んだ花粉が溜まっていく。そして、ある年、花粉がコップから溢れてしまった時、花粉症が発症する」という考え方である。
 ただ、正確には、コップに溜まっていくのは花粉その物ではなく、花粉が侵入して来た時に作られる抗体(Ige抗体)がコップの中に溜まっていき、ある年、その抗体がコップから溢れてしまった時、花粉症が発症するということだ。
 だから、今年の花粉の量が少なくても、昨年までの累積量が溢れ出す一歩手前まで溜まっていたら、今年から花粉症になるというわけだ。
 ところでこの花粉症、昔は皆無な病気だったらしい。ところが、サナダ虫の寄生割合が減少するにしたがって花粉症の発症割合が増えているらしいのだ。ということはサナダ虫を体内で飼えば‥‥(悪魔の囁き)。因みにダイエットにも効果があるらしい。(悪魔の囁きパートII)


 

・My History 87

 第87回目は人気シリーズの続編である『ネメシスII』を評価します。
・ネメシスII  ・コナミ
・1991年 8月 9日(金)発売 ・3800円(込)
・1991年 8月10日(土)購入 ・2900円(別)
経過 評価(最高星10個) コメント
当初 ★★★★★★★  絵は4階調にもかかわらず、前作同様描き込まれている。しかし、本格派シューティング(グラディウス)の派生にしては少し簡単なのが気になる。が、シューティングが苦手な当方としては塩梅がちょうど良いのでそのさじ加減には苦労されたと思う。
 思ったよりも残像には悩まされないので、細かい点もよくできている良作ではある。
3カ月後 ★★★★★★☆
3年後 ★★★★★★☆
現在(15) ★★★★★★
現在の後ろの()は経過年数


 

・時代が追いついた?

 取りのオリンピックのカーリングの健闘で、少しブームが起こりつつある。しかし、常々カーリングという競技は日本人にはもっと受け入れられても良い競技のはずなのだ、と思っている。というのも、どことなくゲームの手順が野球に似てると思いません?交互に攻守があったりするところなんかが。
 少なくとも観戦をしててもパックの行方が分かりにくく、プレイするにしても技量も体力も場所も人も必要なアイスホッケーよりも、ウインタースポーツの中ではスケートに次いで安上がりなカーリングが普及しないのが不思議である。まぁ、ゲートボールみたいに気軽に、とはいかないが、それでもスケートに行く感覚で気軽にプレイできるような環境になれば、と思う。


 

・経験者は語る

 昨日の探偵!ナイトスクープで、“近江から福井まで140kmをママチャリで走破したい”という依頼があった。結論からいって、一般の主婦がママチャリで走行するなら最低16時間かかると考えていたので、雪がなくても夜中の2時になるだろうと思っていた。しかし、雪や通行止め等で結局二日かけての走行となった。それでもやり遂げたことはすばらしいことだ。
 で、その中で、走行中にフレームに両足を乗せたり、お尻をサドルではなく後ろの荷台に乗せたりしていたところで笑いが起きたが、私は笑いと同時に感動もした。
 というのも、その場面だけを見ると大概の人は、「なんちゅう格好で乗ってるんや」と思うだけだろう。しかし、ママチャリで百キロを漕いだことがある人なら「あぁ、やはりこの格好をしてしまうなぁ」と笑ってしまうと同時に、「あの体勢を適度に取り入れなければ、とてもじゃないが体が保たない」という体の限界に耐えている姿を見ると、こみ上げてくるものがある。
 何時間もサドルに乗っていると、お尻が蒸れたりお尻から太股の筋肉が筋肉痛以外の痛さに襲われたりして、肉体的にも精神的にも維持し難いのである。しかし、荷台にお尻を乗せるだけでもかなり楽が出来るのだ。因みに私の場合、10分に2分の割合で人目もはばからずあの格好をしていた。
 だから、もしあの格好(荷台にお尻を乗せている状態)も見つけても、指をさして笑うのではなく、「あぁ、あの人は長距離を漕いで来たんやなぁ。」と温かい目で見てほしい。