10月15日号
  

・今時ニュース

 今週はTBSの話。。
 楽天が15%強のTBS株を取得したことについて物議を醸し出している。まぁ、例にも漏れず経営陣の対策の甘さを露呈した形になった。一体ニッポン放送の事例から何を学んだのだろうか。ささやかな抵抗として新株予約権の発行という手段はあるが、それにしても既存の株主の毀損は免れない。只でさえ「株価を下げよう下げようとしている」(by村上氏)のに更に新株予約権を行使すると、反発が予想されるだろう。しかも今回はライブドアの時と違い、政府もTBSを突き放した感じだし、もはや八方塞がりな状態だ。
 ちゃんと確認はしていないが、もし、2000円程度でMBOを行使し、上場廃止の後に、関連会社や不動産を売却しても、TBS本体+αは無借金で経営陣の手に残ったらしい。村上さんの念仏(「TBSは安すぎる、MBOをするべきだ」)に耳を傾けていたらこの様な事態にはならなかったかも知れない。
 ところで、無借金経営でも有名な任天堂、現金預金が7000億円ある。今のところ無策のように見えるが、着々と市場から百億円単位で自己株式収得を行っている。しかし、ここは思い切ってMBOを行って、市場から引き上げるのも手かも知れない。そこまでしなくとも、もっと早く浮動株主の割合を高める方が良さそうだ。


・災いする性格

 まさか2週続けて“災”の文字を副題に起用するとは‥‥。
 私の性格は一言で言えば土鍋である。これは“熱しにくく冷めにくい”ということで、時には“石橋を壊すまで叩きまくる”とも答える。
 例えばドラマなんかは、一話目を見逃すと殆ど見ることがない。例外的に途中から見たドラマとなると、最近では“ショムニ”ぐらいなものだ。何年前やねん!と言うツッコミが聞こえてきそうだが、それくらい途中から見ないのだ。逆に一話目を見てしまうと、余程の愚作でない限り最終回まで見続けてしまう。
 度々登場するすってはっくんの場合、なかなか熱が冷めることなく、今年だけでも80〜90時間程プレイしている。因みに総時間は1700〜1800時間と2位のファイアーエムブレム聖戦の系譜(約600時間)に3倍の差をつけている。
 先週末から「既に攻略手順書はあるのだから10時間(2〜3日)もあればで仕上がるだろう」と意気込んでネット公開用に作り始めた“パズニック攻略手順書”だが、こんなものそのまま公開しようものなら、おそらく自分以外には解読不能だ、と言う状態だったため、一から作り直すことにした。しかも(初代の初期ロットの)ゲームボーイは一応動くが心許ないのでGBAにて動かすこと30時間、寝食仕事を惜しんで1週間掛けたがまだラウンド数で20%残っているしかも、後ろのラウンドになればなるほど難しくなるだろうから、このまま行けばしてこの週末では終わらないだろう。
 あぁ、もう放り投げたい。でもそう出来ない。‥‥あぁジレンマ。
 と書くと、他に途中で放り出したままのものがあるやん。とお叱りを受けそうだが、そうではない。自分自身では完結したもの、公開したくないもの、別の形で昇華できないか模索中のものなど様々な理由がある。だからそれらは現状ではそのままで良いのだ。
 取り敢えずはパズニックを完成させて、無事公開できるよう専念するまでだ。


・My History 67

 第67回目は意外と時間を潰せる『魔界塔士SaGa』を評価します。
・魔界塔士SaGa  ・スクウェア
・1989年12月15日(金)発売 ・3500円(込)
・1989年12月15日(金)購入 ・2980円(別)
経過 評価(最高星10個) コメント
当初 ★★★★★★★★  ゲームボーイ初のRPGで、ブランドメーカーと言うこともあり、鳴り物入りで登場し、それなりの評価も得た。
 しかし、FC版で言うドラクエとは違い、エポックメイキング的な作品にも拘わらず、印象が薄い。DQなら重要アイテム以外でもパフパフ娘や救助後の宿屋など印象深いものが多いのとは対照的だ。
 また、どこでもセーブが出来るのが仇となり、最終階でろくでもない状態でセーブすると、最終階からの移動手段がないため、目も当てられない。
3カ月後 ★★★★★★★★
3年後 ★★★★★★☆
現在(16) ★★★★★★
現在の後ろの()は経過年数


・非難はするけれど

 サクラ大戦ディナーショウ2005「新次郎のクリスマス IN TOKYO」の詳細が明らかになった。第一印象は誰もがもたれるであろうが、やはり「巴里は?」だった。巴里組が外れたのは「体調不良・家庭の事情」となっているが、果たしてそうなのだろうか。ネット上では既に噂が飛び交っている。
 概ね「島津さんの他の仕事のトラブルのとばっちり」(どうも音響監督が元凶のようだ)とか、「最初から紐育組のプレレビューをするつもりだった」などと言われている。まぁ、前者に関しては、その程度のことでとばっちりを喰うならファンは到底納得のいく話ではないし、後者についても、メインヒロインである小林沙苗や、クリスマスに合うゴスペルを唄う皆川純子が出演になって然るべきなのに、実際には寄せ集め感が否めない面子となってしまっている。
 しかも、公式サイトではまだ載っていないが、巴里組の新曲CDが12月にでるところを見ると、やはり当初は巴里組で公演する予定だったと思われる。
 ただ、ここまで書いていてあれなのだが、もとから行くつもりはない。前みたいに大阪(関西圏)でやってくれるのなら、喜んでいくのだが。(大阪公演時はまだファンではなかったし、イベントも知らなかったので念のため。)
 一部サイトでは大阪で巴里のショウを開いてくれたら問題ないと述べているところもあるが、(集客面という意味を含めて)東京でも出来ないのに、どうやって地方で出来るというのだろうか。