9月17日号
  

・今時ニュース

 2週続けて阪神タイガース関連の話。
 とうとうマジックが付き、タイガースの好調に対して中日ドラゴンズが急落していることもあり、優勝の可能性が極めて高くなってきた。ということを反映して阪神電鉄及び阪神百貨店が相次いで今年の高値を更新していっている。
 はっきり言って過剰になっている。いくら経済効果が得られても、大凡の効果は試算されているわけで、おそらく優勝が決定する時には急落するだろうし、万一優勝を逃すことになれば目も当てられない。
 ところで、先走った話になるが、MVPは誰になるのだろうか。藤川の大車輪の働きや、今岡の勝負強さも捨てがたいが、やはり個人的には金本になるのでは、と思っている。打率・打点・本塁打がリーグ2位、得点はリーグトップという数字から、4番の働きは勿論、繋ぎのバッティングに徹することもある。それに、数字には出てこないが、4番らしからぬ全力疾走も得点を稼いでいる要因になっている。
 衆議院選挙は結局自民党が大勝した。まぁ、自民党過半数の阻止は難しいとは思っていたが、各テレビ局が午後8時に一斉に予想議席数を出した時に軒並み300越えになったのには驚いた。結果は少し下方だがそれでも当初の予想以上の圧勝であるのには代わりはない。
 それはさておき、今回の開票速報で当確の打ち間違いが少なくとも3つあった。
・放送局不明 大阪19区(自民)松浪健四郎当確→実際は(民主)長安豊
・放送局不明 大阪17区(民主)西村真悟当確→実際は(自民)岡下信子
・テレビ朝日 共産党10議席→実際は9議席止まり
 上の2つの経過は確認できなかったが、最後の1つは東京の選管が間違った情報を流したために起こったらしい。しかし、他局はすぐに訂正しているのにも拘わらず、テレ朝は暫くそのまま表示していた。この怠慢さが伝染したのかどうかは定かではないが、朝日新聞の翌日の朝刊にも10議席で掲載されていた模様。
 因みに上の二人の議員は比例で救済されているので、まぁ大事には至らずということで。
 他に、落選議員が選挙違反してるとか、名簿以上に当選権利があったとか、自民→国民新党→新党日本→国民新党と節操なく渡り歩いたとか、ゾンビ議員再びとか、そういうネタはネット検索して頂ければと。
 アップ直前に入ってきた速報。先の岡下信子のの運動員が選挙違反で逮捕された。連座制が適用されたら‥‥。


・レボリューション

 東京ゲームショウで任天堂社長である岩田聡氏の基調講演があった。任天堂はゲームショウに出展しないことで有名だが、基調講演は別のようだ。で、そこで初めて映像ではあるが、レボリューションのコントローラが公開された。
 第一印象としては“衝撃”以外のなにものでもなかった。DSのデバイスはタッチペンによる直接入力だが、レボリューションではダイレクトポインティングデバイスにより、リモコンの向きは勿論、距離や捻りなども分析することができ、ドラムなどの打楽器、釣りゲーム、コックピットのハンドル、剣神ドラゴンクエストのようなゲーム、野球ゲームのバッティング等、おそらく有名どころではダンスダンスレボリューションのマット以外は殆ど応用できるレベルに達している。(詳細は任天堂ホームページ最新情報の中の「東京ゲームショウ2005 TGSフォーラム基調講演」を参照のこと。尚、公演時間はおよそ48分と少し長めである。)
 しかし、気になる点が3点ほどある。
 まず、このコントローラが受け入れられるのかということ。DSは受け入れられたが、レボリューションの場合はまだ未知数だ。しかもあのコントローラの機能を存分に使えるアイデアが掘り起こせるのかもやはり未知数だ。
 次に同じ土俵に上がらない弱みだ。レボリューションもそれなりにスペックが上がるだろうが、Xbox360がPCのような事ができるようになるし、PS3はAV機器化する中で、ゲーム機専用は少し厳しいのかも知れない。ただ、DVDの再生は簡単な装置の装着で可能(個人的には標準装備が望ましい)だし、ファミコンまで遡っての下位互換(FC・SFC・64はダウンロード、ゲームキューブのみ8cmディスク使用)という強みもあるので、ユーザーがどのように受け取るか興味のあるところだ。
 最後にパクられないかが不安だ。10年前ニンテンドウ64の3Dスティック発表後に64が発売されるまでにS○NYがアナログスティックコントローラを発売した。PSは当時FFとDQという2大RPGを取り込んだことにより確固たるシェアを獲得したとされていたが、それ以外にも64の追随を許さなかったのは、アイディアを上手に拝借したアナログ入力にあると分析している。因みにそのPS本体自体は、任天堂がSFCのCD−ROM共同開発の成果がふんだんに活かされている事も明言しておく。


・My History 63

 第63回目は特に何もない『テニス』を評価します。
・テニス ・任天堂
・1989年 5月29日(月)発売 ・2600円(込)
・1989年10月19日(木)購入 ・1000円(込)
経過 評価(最高星10個) コメント
当初 ★★★★★★☆  特価品であったため、手に入れただけで、あまり思い入れがない。まぁ、FC版でもプレイしてればまた違っていたのかも知れないが。
 内容としてはFCと同等、若しくはゲーム&ウォッチの延長と考えれば及第点だろう。まぁ、その程度だ。
3カ月後 ★★★★★★
3年後 ★★★★★
現在(16) ★★★★★
現在の後ろの()は経過年数


・衝撃

 レボリューションの基調講演を2回も見てしまったため、テンションが上がると同時に疲れた。おまけにちゃんとまとまっていないし。もし、48分も見るのが面倒臭いのなら、以下のサイト(こちらは直リン)をご覧下さい。
・基調講演前編(DSやファミコンミニなどの検証など)
・基調講演後編(レボリューションのコントローラなど)