9月第1週号

・七作目になると

 前回に続いてドラゴンクエストVIIの話題だが、僕は今までシリーズを欠かす事なくプレイしてきた。しかし、今回はプレイできそうもない。
 まあ、理由は三つあるのだが、第一にたくさんの時間を費やすことが出来ないということだ。堀井雄二も公言していることだが、「ファーストクリアには100時間掛かる」なんて言われるとただでさえゲーム離れして行ってるのに更に気分が萎えてしまう。それに例えクリアしても、もう一回挑戦しようって気にはとてもならないやろうし。えっ!?ファイアーエムブレムなんか200時間以上掛けてクリアしてるくせにって?まあ、それは単にゲームの進め方が下手なだけで実際もっと早くクリアできるやろうし。また、それだけ時間を掛けても良いくらいの価値があるし。
 第二に、騒ぐほど面白いのか?と言うことだ。確かにゲームはシリーズごとに進化している。しかし、ゲームそのものの面白さの進化はIIIを最後に下降気味だ。特に前作はあからさまにフラグ立てと判るイベントが目白押してやる気が失せていた。それでも、一応クリアしておかないとHさんとの話も続かないやろうし、あまり途中で投げ出すのも好きではないので、取り敢えず最後までクリアしたが。だからあまり期待はしていない。
 そして第三にプレイステーション本体を持っていないことだ。そりゃーなんぼソフトを買ってきても遊ばれへんわな。


・ただの箱でも

 じゃあ、プレイステーションを買えばいいのでは?と思うかも知れないが、プレイステーション2が出ている昨今、今更下位機種を買おうとは思わない。だからといってPSONEの存在は否定しないけどね。それに売れているし。
 ほんじゃプレイステーション2にしたら?とも思うんでしょうが、ただの箱に4万円もの大金を出そうとはとても思えない。
 って言うか、ソニープレイステーション2を本当に普及させるつもりがあるのか?確かに最初は4万円でも売れただろう。しかし、それはヘビーユーザーやDVDユーザー、そして新しもの好きな人達にであって、ライトユーザーにはちょっと高嶺の花って感じ?それに本体の大型化も進んでいるし。
 そういう意味では実はニンテンドウゲームキューブには期待している。もしプレイステーション2と違っていきなり2万円を切る値段で出せたとしたら、覇権争いが再び混沌となってきそうな気がする。でも、そうなったらプレイステーションの時と同じようにいやらしく値下げしてくるやろうなあ。
 話は変わるが、携帯機は任天堂が確固たる基盤を築こうとしている。今度のゲームボーイアドバンスゲームボーイ(カラー)から格段にパワーアップしているのにもかかわらず、9800円と価格が抑えられている。これは結構英断しているはずだ。もちろんソフトやライセンス料で元を取れると踏んでのことだとは思うのだが。
 一方ワンダースワンもカラー化が決定した。こちらはゲームボーイカラーを意識して上限ぎりぎりの6800円となったが、僕はワンダースワンがカラーになったからといって別にそれ自体に興味はない。
 それよりも、ワンダースワンのサードパーティにスクウェアが参入して、任天堂目の敵にとばかりに、今までのヒット作の移植(か続編かは知らないが)を一気に発表しているところが気になる。そもそもスクウェアは重厚長編作品を重視していた。それに嫌気をさしたスタッフが退社して任天堂側に流れてしまったから、方向転換したのか。それとも、その退社したスタッフをも見せしめにしているのか?


・My History 23

 第23回目は、衝動的に買った感じのある、『ファミリーピンボール』を評価します。
・ファミリーピンボール ・ナムコ
・1989年3月24日(金) ・4900円(別)
・1989年3月27日(月)購入 ・3920円(無)
経過 評価(最高星10個) コメント
当初 ★★★★★★★★  このゲームを買うことにより、友達からは、「ナムコのファミリーシリーズを全部集めてるんとちゃうか」とからかわれたが、もちろんそんなことはない。実際ファミリーボクシングは買ってないし。
 このゲームは作りが甘く、今となってはピンボールゲームとしては楽しめない。しかし、対戦モードは単純ながら結構燃えるのよね。
 しかしそれ以上に熱中させられたのは、ナインボールだった。いくらやっても思い通りに穴に入れることが出来なかったので、苛ついたものだ。でも、このモードが一番良く出来てたのでは?
3カ月後 ★★★★★★★☆
3年後 ★★★★★★★
現在(11) ★★★★★☆
現在の後ろの()は経過年数


・ラスト一ヶ月

 9月いっぱいでM嬢の契約が切れてしまう。いよいよお別れだ。職場が淋しくなるやろうなあ。豊満のネタが減るやろうなあ(オチはこれかい!)。