8月第2週号

・ハーレム

 火曜日に会社の人達などでフェスティバルゲートに行くことになった。実は前にも行くことになっていたのだが、前々回、前回と雨等で延期になっていたのだ。
 で、から新今宮まで行くのに、電車代も馬鹿にならないし、駅から家まで歩いて帰るのもしんどい、って言うわけでM嬢の車で行こうか?と言う話になっていたのだが、残念なことに定員が4人に対し、乗車予定人数が5人になってしまったので、M嬢の車を使うことが出来なくなった。
 もしM嬢の車で行くことになれば、自動的?に僕が除外されそうなんで(その理由は後ほど明かされる)、ここは急遽僕が車を出すことになった。
 で、まず会社でM嬢を乗せ、近くに住んでいる一月前に仕事を辞めたK嬢の家に向かった。ところがM嬢二人っきりになったことに気が高揚してたせいかいきなりウィンカーを出さずに車線変更してしまった。
 K嬢を乗せた後、今度はいったん家に車を置きに行ったN嬢A嬢を迎えにN嬢の家に行った。のだが、待ち合わせの時間までまだ時間があると言うことで、なんとN嬢の家に上がらせてもらうことになった。一人暮らしの女性の家に入ったのは初めてなのでもうドッキドキ。だったので、部屋の中に何があるのかなんてほとんど覚えてない。キッチンが何処にあったのか判らないくらいだったから相当な物だ。
 十分足らずの滞在の後、いよいよフェスティバルゲートに向かうわけなんだけど、車の助手席にはM嬢が、後ろの席にはK嬢N嬢A嬢が乗っていてまさにハーレム状態だ。おまけに鼻血が出るどころか、失神するような会話が飛び出すなど、運転に集中しないと無事着けないのではないかとさえ思えた。嬉しいやら辛いやら

・浮く

 フェスティバルゲートに予想よりも早く付いたので暫く待っていると、うちの課のS課長Hさんがやってきた。
 手始めに早速「デルビス・ザ・コースター」に乗ることにした(どこが手始めやねん!)。でもあれやねえ、ジェットコースターを乗るのは久しぶりだったが、なかなかよかった。車体がどんどん上に登っていく途中、「トイレ行ってないからどないしょう」とか、「失禁したら後ろに流れて行くなあ」とか言っていたのだが残念ながらそんな人は居なかった(大人しか乗ってなかったのに、そんなん当たり前)。しかし、最初の自由落下の所なんかまさに玉玉が浮く感じだった。

・沈む

 500円(通常700円)も払った割にはジェットコースターに乗ってる時間は短かった。
 次に3Fに降りて「クロノス」に乗った。これは先の値段が比較的割高だったためか、200円という安さが好評だった。乗るまでは・・・・・。ちなみにこのアトラクションの分類は、スカイレボリューションというらしい。
 ところがいざ乗ると怖さもさることながら、他の4人はどうか知らないが、僕の後ろの席のS課長M嬢が凄い事になっていた。動きが止まるまでS課長は下を向いたまま身動き1つしなかったし、M嬢はみるみる顔が蒼白なり、口を押さえたまま目を白黒させながら涙目になっていた(後々、そういう顔も出来るんやと変な感心をした)。そういう僕はM嬢エールを送り続けてた為アトラクションの怖さよりも、M嬢吐物がいつ降り掛かって来るかの恐怖の方が強かった。

・復活

 そのあと、ダウンしているアダルトをその場に残して、若い3人(僕とN嬢A嬢)で再度ジェットコースターに乗ることにした。今度は2回目だったのだが、一番前に乗ったので迫力は倍増!やっぱこういうものは一番良い席を陣取らないとね。
 ところで、ここに行くまでM嬢N嬢は「取り敢えず3回連チャンで乗っとく?」と息巻いてたのに、結局M嬢に至っては一回しか乗ってないじゃないか。やっぱ寄る年波には勝てないのか?(誤解のないように書いておくがM嬢はバリバリの二十代です)
 その後やっと夕食を食べる事になったのだが、そこに座って物の十分でM嬢は復活。一方S課長は結局食べ終わるまで回復しなかった。これこそ年の差か

・終息

 その後ゲームセンターへ繰り出してプリクラを撮ることになったのだが、7人いっぺんに撮ったためフレームの小さい写真の時なんか顔に光が当たってないわはみ出してるわで面白い写真が出来上がってしまった。
 一方旗揚げゲームでM嬢と対戦したのだが、ものの見事に叩き潰されてしまった。
 結局22:30まで遊んだ後、解散となった。のだが私にはまだ4人のレディを送るという使命が残っているのじゃぁ!と言うわけで次々に家まで送っていった。で後はM嬢を会社まで送り届けて(M嬢は車を会社に置いてきているので)終了なのだが、二人っきりの時間が短いのでなーんも無しで着いてしまった(何を期待しとるねん)。

・後遺症?

 ハーレム状態を満喫したせいか、M嬢と何にも無かったせいか(しつこいなあ)その夜1:15に床に就いたのだが、なかなか寝付けなかった。時計を見たら3:30だったのでいったん起きて冷茶を飲んで再度床に就いた。ところがまだ寝付けない。時計を見ると4時を回っていたので、仕方無しに睡眠導入剤を服用することにした。しかしそれでも眠れない。程なくして外は明るくなってくるし、電車が走る音は聞こえてくるしで、気はどんどん焦ってくる。と自分でも思ったのだが、既に6:30分になっていて起床時間まで45分しかない状態ではもはや開き直っていた。
 ところがだ、起床してからが大変だ。眠気が襲ってくると言うよりも、意識が朦朧としてきたのだ。特に、自転車で会社に向かう途中、3回ほどガードレールに体を擦り付けたような記憶がある(よくこんな状態で会社に五体満足に着いたもんだ)。
 自分ではちゃんと歩いてるつもりだったのだが、S課長M嬢からは「しんどいんか?」「普段からおかしいけど、輪を掛けておかしい」と言われた。

・無茶

 そんな状態やのに、その日会社帰りにボーリングに行った。もちろん結果は散々だったのだが。
 おまけにその日、就寝したのはパパパパパフィーを見てたせいで1:30だった。当然後遺症は次の日も続く。

・よーやるわ

 そやのに、木曜日飲みに行ってしまった。おまけにそんな状態やのに気分が良かったので5.5杯(0.5杯はM嬢の飲み残し)も飲んでしまった。そのせいかどうかは知らないが、その場の流れに逆らえずおごらされる羽目に。

・そりゃそーなるわ

 結局後遺症は軽い二日酔いも手伝って金曜日まで続いたのであった。


・My History 20

 記念すべき?第20回目は、名作中の名作のアクションゲームの最新作だった、『スーパーマリオブラザーズ3』を評価します。
・スーパーマリオブラザーズ3 ・任天堂
・1988年10月23日(日) ・6500円(別)
・1988年10月25日(火)購入 ・5690円(無)
経過 評価(最高星10個) コメント
当初 ★★★★★★★★★  最初はスーパーマリオブラザーズが素晴らしいゲームだったので、それ以上進化することはないと思っていた。
 ところがだ、予想を遙かに超えた仕掛けが無茶苦茶楽しい。やたらと難しいマップなんかもありなかなか進めないところもあるのだが、増殖技などを駆使すれば何とかクリアできるのも絶妙で良い。ちなみに筆者は6ワールド(氷の世界)が得意だ。
 ただ何とか宮本氏にクリアしてもらいたかった問題点がある。それは完全な二人同時プレイだ。強制スクロールなら出来なくもないと思うのだが、お互いが自由に飛び回り、しかもやられたときの復活の仕方を考えるとなかなか難しいのだろうし、現に未だそんなゲームは私が知る限り市場に出ていない。
 でもそんな物はなくても十分に長い間楽しめたゲームの1つだ。
3カ月後 ★★★★★★★★☆
3年後 ★★★★★★★★
現在(12) ★★★★★★★☆
現在の後ろの()は経過年数


・疑似餌の未来

 「クイズ伸助くん」で、「昔は地味な疑似餌が多かったのに、最近は派手な疑似餌が増えてきたのは何故か?」と言う問題があった。答えは「清流の水が汚くなったから」だったのだが、そうなると、都会の川はともかく、山の川は汚くなる一方だ。って言うことは、十数年もしたら疑似餌は電飾になるってるってこと?