4月第3週号増刊号

・はちゃめちゃ南紀旅行記 

 今回は意表を突いて和歌山の日帰りパック旅行をお送りします。

 ちなみに、なんで行くことになったかというと、当初はが勤めている店のオーナーが慰安に行く予定だったらしいが、オーナーが私用で行けなくなった。で、その代わりとして白羽の矢がグサッと心臓に刺さったわけ。

 7:37 出発

 7時30分出発予定だったが、まあ大丈夫だろうと思い、歩いて1500メートル近く離れたJR浅香駅に向かった。

 7:52 ローソンに寄る

 電車に乗る間に読む雑誌を購入した。

 7:58 JR浅香駅

 7:59 ホーム着

 8:00 各駅停車の電車が定刻通りに来る

 8:12 JR鳳駅に着く

 さあ、特急『スーパーくろしお』は何分に来るのかなーと時刻表を覗き込むと、なんと20分発だった。じゃあ、なに?のほほんと各停に乗ったが、これに乗り遅れると特急に乗れなかったって事?あっぶねーっ(゚゚;)

 8:20 スーパーくろしお

 やっぱりこれが来るまでに、次の各停は来なかった。(^^;)

 8:52 結構近かったのね

 JR和歌山駅に到着。いつも、和歌山県民には申し訳ないが、たちは『辺境の地』と呼んでいた。あんなに遠いと思っていた関空線に繋がる日根野も15分ほどで通り過ぎたし。
 ところで雑誌を読んでいたが、あんまりにも揺れるものだから、酔うてしまった。

10:05 ところでどこなん?

 もう間もなく白浜だというのに、は一向に降りようとする気配がない。「どこまで行くん?」と訊くと、「勝浦まで」と答えが返ってきた。しかし、勝浦って後どれくらいかかるかが判らない。
 しかし、間もなく到着予定時刻を告げるアナウンスで判った。なんと紀伊勝浦というのは新宮、つまり三重との県境の一歩手前だ。やっぱ『辺境の地』だ。

11:00 ふと

 あんまりにも長いのでウトウトと寝ていたが寝心地も良くないので、外を眺めていた。するとやたら『紀伊』が付く駅名が多い。『紀伊田辺』『紀伊新庄』etc.あ゛〜キーキーうるさい!キー!由良』『キー!勝浦
 印象に残った駅名:朝来と書いてあっそと読む。

11:31 やっと

 紀伊勝浦に着いた。しっかし遠いなー3時間半やでー。そこから更に送迎船乗り場まで歩いて(5分ほど)、更に更にその送迎船に乗って、やっと目的地である”ホテル浦島”に到着した。

11:50 ホテル浦島

 でっかいなー!このホテル。正面玄関から、別館のフロントまでおよそ300mも歩かされた。しかも、ホテル間の連絡通路がエスカレーターになってたり、トンネルになってたりと、自然の地形を上手いこと利用してるし。でも、通路を有効利用したいせいか、通路の両側にはカラオケボックスアーケードのゲーム機なんかが並べられていた。でもそんなもん通路に並べてたら格式が下がるでー
 そして個室に案内された。そこには昼食が既に用意されていたが、食事予定時刻は13時からということなので、それまで「待て」状態で温泉に入ることになったワン。
 この別館には2つの温泉があるのだが、その内の1つは清掃中だったので、もう1つの「磯の湯」に入ることになった。ここは内湯で湯加減も温めで、ちょっと物足りなかった。しかし、完全に貸し切り状態だったのでゆっくり浸かることが出来た。
 そのお陰で部屋に戻ると、もう1時5分前になっていた。<うあーもうこんな時間?

13:05 飯

 さすがマグロをウリにしてるだけあって、ウマイ!!!!特に、まぐろしゃぶは淡泊ながら絶品だ。でも、は早々に食べ終わり、マグロしゃぶ用の固形燃料の火を落とした(消した)。一方の方はゆっくり食べてるものだから、固形燃料が無くなりそうになった。
 そこで考えついたウルトラC!の固形燃料を割り箸でつかみ、の固形燃料の火を移すという荒技を実行した。割り箸には火が付くのに固形燃料にはなかなか火が付かない。(をいをい)でもなんとか火を付けることが出来た。でも割り箸はかなり黒こげだ。(^^;)<これを見て後かたづけをした人はどない思うやろうなあ

14:00 2回目

 時間が少々あったので、先程清掃中だったもう一方の温泉「玄武洞」に入ることにした。
 こっちは凄い、なんとただの外湯ではなく、洞窟の中に風呂場ある。しかも、男湯と女湯は板等で仕切られてるだけで、ジャンプすれば覗けそうで覗けない高さだ(どっちやねん)。でも、取り付く(壁をよじ登る)のはその気になれば簡単だ。<ここで男性の喚起のどよめきと女性の悲鳴が入り交じる
 お湯は程良い湯加減で、温泉臭さも外湯のためか少な目だ。しかも洞窟の入り口付近にでは、仁王立ちで眼下に太平洋を見渡せる。<どんな格好かは想像に任せるぜよ(この時点でアダルトサイトに降格)
 風呂上がりにホテルの裏手にある小さなほこらみたいな所に行ってみた。その帰り道、突風が吹き付け、の浴衣の裾が捲り上がったので、「いやん(ハート)」と言ったらが、「みなさーん、サービスショットですよー(ハート)」と言いだした。<この時点で、ホテル浦島の株価暴落

15:30 早くも

 帰りの船に乗らなければいけない。滞在時間3時間40分・・・・・み、短い。
 船着き場から駅に向かって歩いてるとき、後ろからバスに抜かされた。そのバスの後ろを見ると”ホテル浦島”。送迎バスがあったんかー!!!!(でも歩いて5分ほどやから、別にかまへんけど)

16:02 紀伊勝浦発

 まった3時間以上も揺られる車両に乗り続けないかんかと思うとぞっとするなー
 そういえば乗客も「3時間もあったら、博多まで行けるでー」と漏らしていた。

18:30 まだ

 頭を壁に打ちながらうつらうつらしていたが、それでもなかなか和歌山(駅)にも付きゃーせんの。頭は痛いは、首は痛いは、よう揺れるは、喉が乾くはで、もう身も心もへろへろだ。<途中から関係ない
 そんななか、中年の乗客が社内販売員を呼び止めた。
乗客  「コーヒーおくれ」
販売員 「はい、有り難うございます」
乗客  「いくらや」
販売員 「300円でございます」
乗客  「290円にまけてくれや」
販売員 「気持ちだけ頂きます」
乗客  「(300円出しながら)はい、もうお釣りはええからなっ」
 二人とも最高!ようこんなけ言葉の掛け合いが出来るもんだ。特に販売員。若いくせに、乗客に負けてなかったもん。このお陰でこの車両の空気が一気に和んだ。そしての眠気も吹っ飛んだ。

19:20 鳳着

20:00 家着

 しんどいから以降割愛。<ええっ!!!?

評価

項目  得点(最高五つ星) コメント
電車 とにかく揺れすぎ。大阪府内でも揺れ捲っていた。
送迎船 ★★★★ いるかのかっこの船とかで面白い。あまり揺れなかったのも評価できる
部屋 ★★★★ 食事だけのための部屋の割に広々して良い。
風呂1 ★★☆ 磯の湯」はいまいちだった。
風呂2 ★★★★☆ 玄武洞」はイカス!開放感も良い
食事 ★★★★ マグロが特に美味しかった。