・幹事2次会の心得
今回は3月11日に行われた2次会を特別編集するぞ!!(怒)
最初に断っておくが、僕はあくまで司会をすればいいと言うことだったんで、後のことは他の幹事がすることになっていた。(会場、会費、イベントの内容)
登場人物 新郎、新婦、Mさん(先輩)、MUさん(年上の後輩)、Iさん(元派遣社員)、3人組(新婦側の幹事、銀行に勤務)、僕の計9人
(招待客他は含まず)
3/5 2次会の打ち合わせ
結婚式終了後に2次会の打ち合わせをMさん、3人組、僕の5人で2次会会場にて行った。ところが、2次会で行うイベント(無難にビンゴ)で出す景品について、店側で用意するのか、こちら側で用意するのかも全く決めていなかった。しかも、新郎新婦が用意しているプレゼントの有無(新郎新婦が用意するのか、幹事が用意するのか)もよくわからない状態らしい。
しかも、結局、タイムスケジュールも僕に回ってくる始末。
3/7 今頃・・・
会費が男性8000円,女性7000円で、料理が1人5000円という事を聞いた。しかも、会場費がかかるのかどうか知らなかったらしい。結局、いらなかったのだが。会費は大丈夫?(この懸念は後に的中することに‥‥)
ちなみに、うちの上司でお馴染みのS課長は、そんな義理もないのに、1万円も援助金を拠出してくれた。
3/11
16:15 野暮用
待ち合わせの難波に早めに来て、高島屋にてM嬢にバレンタインデー(当然!?義理チョコ)のお返しを買う。
16:50 待ち合わせ
16:45に待ち合わせ場所に着いてぼーと待っていたが、ものの10分もしないうちに急遽助っ人として参加する羽目になったMUさん、幹事の経験があるからとアドバイザーになってもらうIさん、そして幹事のチーフ役であるMさんがやってきた。MUさんによると新郎新婦は先に行ったと言うことなのでこちらも出発することになった。
17:05 茶call
か〜とちゃ〜んぺっ!じゃなくて、2次会会場の『ステーキハウスチャコール』に到着した。その後、しばらくすると3人組と、どこをうろちょろしていたのか新郎新婦も到着した。それからスケジュールをチェックする。そのとき、Mさんが何を考えたのか司会のほとんどを店の人にさせようと言い出した。まあ、もちろん、僕よりはよっぽど上手くしてくれるだろうが、打ち合わせの時に「友達なんかがした方が盛り上がりますよ」って言われてたのに忘れてたんだろうか。でも結局予定通りに僕がすることになったんだが。
18:00 開始予定
だったのだが、人の集まりが悪い。しかも、会計の集計作業も捗っていない。ちなみに会計は僕以外の幹事(Mさんと3人組)だ。
18:15 やっと開始
前に出たくないという幹事達をとにかく2名引っぱり出し、僕の横に立たして開催宣言をした。15分も遅れた。
18:25 談笑タイム
新郎新婦の入場、プロフィール紹介、MUさんによる乾杯を経て、談笑タイムに入った。今回は立食形式なので、誰もが気軽に談笑をしていた。その間、新郎や、新郎の大学時代の友人がカラオケを披露した。そのとき、Mさんから、「予算が、1万くらい足りないかもしれないから、幹事で穴埋めしないといけないかもしーへんで」という報告を受けたが、カラオケの司会もしないといけないし、そんなことまで構ってられるか〜!(▼▼メ)
そして、新婦が『雨にキッスの花束を』(今井美樹)を熱唱したので、Iさんの提案もあって僕が、「歌の中で何回も『チュッ(CHU!)』っと言っていたので、ここで新郎新婦にキスをしてもらいましょう」と言ったら、満場一致でそういう空気に包まれ、照れながら二人は口づけをした。<お二人ともごめんね。でもここが一番盛り上がったんじゃないかなあ
19:05 ビンゴ
予定より5分遅れてビンゴが開始された。僕がビンゴの司会をしていると、残り4人の幹事はなんと僕に背を向けて飯を食っていた。でもIさんは、「リーチになった人は手を挙げてもらって」とか、「後何番でビンゴになるか訊いて」とか、アドバイスを送ってくれた。
そんなこんなで、32個目でやっと一人目のビンゴが出た。その頃には、3人組の2人は景品の受け渡しの場所に待機していたが、Mさんと3人組の1人はまだ談笑していた。おまけに景品がどれだけ残っているのか解らないから、誰かに訊こうにも幹事は誰もこっちを向かないし、仕方なく司会を少し中断して(と言っても十数秒くらいだが)、手近にいるMさんの服を引っ張り「後何個!」と訊くと、渋々調べに行った。
結局景品は5・6個も余ったのだがそのときのことを新婦はこう振り返ってくれた。「ビンゴの時、誰も君を助けに行かなかったから可哀相やったわ。」と。
19:30 フィナーレ
その後、花束贈呈、お礼の言葉、新郎新婦退場を経て、なんとか2次会が終わった。その間、食べ物が大量に残っていたので、Iさんの提案で、幹事達は余り物を折り詰めに詰めていた。
19:45 談笑タイムパート2
椅子があるわけでもないのに、なかなか招待客は帰らず、刻々と契約終了時間が近づいていた。それでも、20:10頃には幹事と新郎新婦の7人だけになった。そこで、「次にどっか行こうか」ということになった。因みに開催中は他の幹事より働いてくれたIさんも既に店を出ていたが、この後の泥臭さを見なかったことが幸いした。
20:10 精算
一階に降りて精算することになった。しかし、ここで大きなトラブルが起きた。なんとちゃんと会費の計算をしていないではないか。しかも、封筒が2つもある。レジの前で20分近くあーやこーやと4人で言い合っている。
僕はと言えば、今更口出しもできないので、新郎と新婦の側にいた。しかし、何で今更計算しないといけないのか。封筒が2つあること自体おかしいし、いったどういう仕訳を行ったら20分も時間をかけることが出来るのか、教えてほしいもんだ。
おまけに、店を出てからも雨の中で電卓を取り出して計算をする始末。更に、足りないお金も2万円になるし、「あんたら小学生以下か」と言いたいのを堪えるのが精一杯。<だって足し算引き算だけだもん
しかも、次行く場所の候補として、新婦が「カラオケに行こう」と提案した。そうしたら気分もリフレッシュできるからいいんじゃないかという思惑があった。しかし、なぜかあの4人の提案で喫茶店になった。しかもそこに着くまで更にその4人はちんたらしていた。新婦は「あの3人組はいつもあんな調子だから」と言っていたが・・・。
20:50 喫茶店着
1時間ほどそこで過ごした。ちなみに僕はアイスコーヒーと洋なしのタルトを注文した。しかしここで話は急転する。あんまりにも「足りない足りない」と言っていたので、新婦が「じゃあ、私たちも出すから」と言い出した。しかも、その要望にMさん達は即座に承諾したではないか。何を考えてんねん!!!普通、幹事というものは(特に結婚式の2次会に於いては)お金に余裕を持たすもんやろ。んでもって余ったやつは、二人に祝儀として渡すもんやないのかそれが足りなくなったばかりかその穴埋めを新郎新婦に求めるとは・・・。
余談だが、M嬢曰く、「足りないんやったら、その場でカンパを求めたり、みんなに100円玉を用意させて、隣の人とジャンケンし、勝った人が貰っていって、それを祝儀という形で新郎新婦が貰うような形にすれば、その金で補填もできるのに。それやったら、二人とも快くかどうかは知らないけど(100円を)出してくれるやろう・・・Iさんも経験があるくせに気の回らん人やなあ」と言っていた。確かに、Iさんが“足りない”事実を知っていたらその通りかも。でも、Iさんは幹事でもないのによくやってくれたと思うよ。個人的には。
ちなみに、ここのお茶代は「みんなよくしてくれたから」と新婦さんが出してくれた。大人だねえ。だけど僕たちは情けないねえ。
21:50 解散
解散して、Mさんと3人組の1人と電車に乗った。そのときMさんは「新婦怒ってたなあ、せっかく幹事をやってあげたのに」とほざいてのけた。「たとえやってもらってたとしても、まともに幹事もせず、あんなに時間をかければ誰だって怒りたくなるよ」と言えない自分が悲しい。しかも、そのことを会社に行ってものうのうと言っていた。
翌日M嬢からこんな事を言われた。
「○○さん(私の名前)が会計をすればよかったのに。どっちかと言えばそれの方が向いてるのに。逆にMさんは、司会の方が向いてるのに、何で○○さんに押しつけたんかなあ」
確かにその通りだ。そして、
「Mさんは『もう幹事なんか二度とやりたくない』って言ってたけど、こんなんでようやりたくないって言えるよね」
それも確かにその通りだ。僕は今度こそ成功させてみたいから、もう一回機会があれば、是非ともしたいと思っている。当然その時は同じ轍を踏まないように、どの役割になってもいいように周到に用意するつもりだ。
更に同じ課のHさんに向かっては、
「普段嫌なことがあっても滅多に愚痴をこぼさないのに(自分で言うのも何だが、M嬢の言うとおり、愚痴や陰口は滅多に言わないタイプだ)、「○○さん昨日どうでした」って訊いたらいきなり「実は昨日こんな事があってん」て愚痴り始めたのには驚いた。よっぽど悔しかったんやろうなあ」
と言われたとき僕は他人のせいにばかりしていたけど、どっかで自分は何もできなかった悔しさがあったんだ、という気持ちに初めて気付いた。こんな気持ちに気付かせてくれたM嬢に、そして僕の気持ちを解ってくれるM嬢に、ますます好感を持ってしまう僕であった。嗚呼、M嬢が結婚していなければ・・・。(その先を言えー)
2次会の自己評価
| 項目 | 得点(最高五つ星) | コメント |
| 店の雰囲気 | ★★★★ | 重厚な雰囲気だ。僕が個人で行くとなるとかなり背伸びする必要がある。 |
| 料理 | ★★★☆ | 値段相応。バイキング形式の中ではかなりいい感じ。 |
| 司会・進行 | ★☆ | 自分に厳しく。店や、招待客からは一応褒められはしたが・・・ |
| 客の雰囲気 | ★★★ | 不甲斐ない司会をフォローするように、みんなで盛り上げてくれていたので。 |
| 新婦の気分 | ××××× | まあ、当然でしょう。僕も幹事の1人として反省しなければ。 |