トラキア776攻略日記5

・第4章 千香、櫓を漕ぐ 

 バラバラになってしまったリーフ達。一体どうなってしまうんでしょうねえ。

 レイドリックめ、一国の王子(と言っても滅亡しちゃったけど)を汚い牢屋に放り込みおって。これからどないすればいいんや?・・・・おや?最初はべそかいてたので気が付かなかったが、この牢屋相部屋ではないか。しかも、現代社会においてはあり得ない女性との。やったーお姉さんにあんな事やこんな事を教えてもらおう(^O^)、と思いきや、若い兄ちゃんも一緒だった(´o`)。と言うことは、リーフが来るまで二人でよろしくやっていたのか?
 でも、話を聞いているとそうでもないないらしい。二人とも熱血漢らしく、二人して喧嘩を買った(売った?)みたいだ。それに”なるようになる”ってな感じで、牢屋に閉じこめられても、口げんかはするが一向に焦る様子はない。しかも、リーフにも勇気づけてくれるし。うううっ、いいあんちゃんだ。それに二人ともそこそこ使えそうだし(特にカリンはペガサスライダーなので、空を駆ける貴重な戦力になりそう、っていうかその系統のユニットが主力の一人になるのはFEのお約束)、なんか今後に期待ってな感じだ。
 ところで、シレジアの天馬騎士ってどうしてああ軽そうな男と引っ付きやすいかねえ。(フューリレヴィンとか、フィーアーサーとか)訓練ばっかしで異性と出合う機会が少なく、ぱっと見で印象の強い人に惹かれるのかなあ。もしそうなら、もうちょっと自分を見失わずに慎重になって欲しいものだが。
 さてもう一方の牢屋には、もう一人の仲間とどうでもよい山賊が捕らわれていた。誰かなーっと見てみると、なんと前回『使いもんにならん』とけなしていたリフィスだった。何でおまえが居るねん!!!フィンダグダ、はたまた鈍足のマーティまで逃げおおせたのに、何で盗賊のおまえが捕らえられるんや。
 と落胆していたら、今度は何者かが団体で地下に降りてきた。その中に見覚えのある顔があった。それはなんと、その後のバーハラの戦いにおいて、12魔将を鬼神のごとく片付けてしまったあのセティーだった。キャーッ!セティさまぁ〜ん(はあと)!ところがだ、なんかむさ苦しいオッサンと話を交わしたかと思うと、お供を一人連れて地上に上がって行ってしまった。あ〜んっ、セティさま〜(グスン)。くそっ、せっかく楽に攻略できると思ったのに、とリーフは思ってるやろな。
 ところで、その団体はマギ団て言うらしいんだけど、あのむさ苦しい男ブライトンはともかく、ソードファイターのくせにひ弱なマチュアと、リフィス輪を掛けて体格が無いし能力も地を這ってるので、全くと言っていいほど期待の出来ないラーラが仲間というか、味方として使えるようになったが、果たしてどうなる事やら・・・・。
 いよいよ牢屋を脱出しようと思ったが、これがなかなか骨の折れること折れること。なんせ、牢屋の中の4人は武器を一つも持っていない。だから前線に出たくないラーラも前線に出ないといけない場合がある。しかもチャッチャと牢屋を開けて、宝箱も開けて、武器を振り分けてってしなければ、アッという間に増援部隊がうじゃうじゃと湧いてくる。
 くぁっ!扉を開ける直前に誰かが死んでしまった。<誰かがって・・・・
 ・・・・・・ぷちっ。
 今度はうまく行きそうだ。ブライトンのパラメータをよく見てみるとアクスナイトなんだって。って事は、本来剣より斧の方が得意にしているって事か。ほんなら、剣じゃなくて斧を使えよ。ただでさえ、剣の耐久性が気になって仕方がないのに。
 ふう、やっと扉の前に全員集合した。増援を相手にしていたらきりがない。とっとと扉を開けて離脱しよう!ガチャッ
 な、な、な、な、なんや〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!?まだ敵が居るやないか、しかも強い奴らが。しかも背後には増援部隊がひたひたと来てはるし。もうあかん、絶望的や。やけくそや、次のため(リセット後)の事を考えて、取り敢えず誰かが死ぬまで抵抗したれ。<ホンマ、自棄だった(^^;)
 あ、なんか知らんけどダルシンって奴が寝返ってくれた。なんでもユベルって言う子供を救ったとか何とかで。そういえばケルベスで助けた時、その身内がダルシンがどうとか言ってたような言ってなかったような・・・・・。これで、戦況はちょっとは明るくなった。それに、こっちの攻撃力も低いけど、それ以上に相手の命中率は低いので、運が悪くなければ何とかなるかも。
 ・・・・・・・・とか期待しながら踏ん張っていると、なんかしらんけど見事(というかやっとこさとういか)敵を殲滅させることが出来た。しかし剣の消耗が激しく、もはやラーラとリフィスには防衛的に残り回数2とか4とかの剣しか与えられない状況になった。
 ・・・ということで、ラーラを無事独り立ちするだけのパラメータに育て上げることが来るのでしょうか。次回をお楽しみに。

第4章外伝 風邪所有者


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