年末恒例の南国旅

年末恒例の家族旅行に行って参りました(ちなみに去年は北九州)
日程は１２月２７日からお金が無くなり次第である
当然宿の予約なんかはするわけもなく気ままな旅である
（普通の人ならこの年末に予約もしないで旅に出るなんて！と思う人も居るでしょうが何とかなるもんですハイ）


で今回は車で京都からR171(通称イナイチ)R2(通称ニコク)で神戸経由で明石へと向かう．
当初は明石から　船で淡路島に渡る予定であったが明石海峡大橋があるのを忘れていた！
「で渡るっきゃない！」
爽快に橋を渡る　橋は圧巻だった.橋を渡ってすぐのパーキングエリアからの明石海峡大橋の景色は凄く綺麗だ.
このまま自動車道を走り一気に四国まで突っ走る.
アッと言う間の出来事であり四国がすごく近くに感じた一瞬だった.
取りあえず四国に着いたが さて今夜の宿は何処にしよう？時間は15:00　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
あてはないが　愛媛に向かった．
途中に公共の宿を探す　ちょうどかんぽの宿がありここにする事に.
しかし空いているかどうかなんてわからない.
空いていなけりゃ車中泊(車で泊まること)でいいわ！って感じ
で阿波池田かんぽの宿に到着.フロントで空き状況を聞くとＯＫ.
素泊まりで4300円まずまずの料金．
荷物を置いて池田の町に繰り出す．あの有名な池田高校があった.それ以外は特になし
食事するところもなかったのでほか弁を買って晩御飯にした.
宿に帰り　トロン温泉でゆっくりと旅の疲れを癒やした.
さすがに夜はさぶく　こんなとこで車中泊なんかしたら死んでた．よかったよかった
12月27日 自宅〜阿波池田 晴れ
宿泊場所 阿波池田かんぽの宿 
〒779-5251 徳島県三好郡池田町白地字本名165-6
電話番号:0883-74-0011　		 4300円(素泊まり) 
トロン温泉有り 
温泉のみ入浴可
朝はゆっくりと10:00に出発！
今日は土佐中村か宿毛くらいまで行く予定にした.
R32を走り大歩危小歩危を横に見ながら　渇水の時に話題になった早明浦ダムを見学する.
少し貯水量が少なかったような気がした.
ここからは軽快に与作国道を走る

与作国道とは
R439の事であり国道とは言え林道に毛の生えた様な1車線の国道
カーブカーブの連続でほとんどがブラインドカーブ道の真ん中には苔らしきものが.......

個人的にはこの小さなブラインドカーブは大好きなのだが嫁が少々車酔い気味.
目的地の四国カルストには14:00頃到着.
360度山山々ですごくすんばらしい景色が広がっていた.
でもまだ14:00距離を延ばして土佐中村までは行きたいと私は考えていた.
しかし何気ない嫁の一言が私の心を動かした.
「ここで日の出見たらすごく綺麗にゃろな？」

うまい具合に四国カルストには国民宿舎がぽつんと一軒建っている.
フロントで宿泊可能か聞くと空室有りとの事.
今夜の宿はここに決定！一泊二食で7800円とちょっと我々にとっては高めの料金
でもこの景色には変えられないものがある.
フロントで素泊まりか食事付きか迷っていると　はあ？っと言った感じで見ていた.
当然食事付きだと思ったらしい.
山並みには少し雲がかかっていたが夕日は抜群に綺麗であった.
これなら朝日も....と考える私であったが起きられるかが心配
お風呂も展望風呂で温泉ではないものの客も少なくすごくのんびりして気持ちよかった.
普段は一滴も飲まない私であるがビールを３本も飲み干した.
気持ちよい!夕食もボリューム満点だった.
12月28日 阿波池田〜四国カルスト 晴れ
宿泊場所 ふれあいの宿(別館国民宿舎)天狗荘 
〒785-0504　高知県高岡郡東津村芳生野乙4921-22 
電話番号:0889-62-3188 		 7800円(二食付き)
朝日は諦めていたのだが嫁が起こしてくれて見ることが出来た！
これもすごく良かった．
この国民宿舎は一押しです是非是非泊まってみてください.素泊まりもOK(もう少し安めの部屋も有ったよ)
明朝は今回のメインディッシュ日本最後の清流　四万十川であります
今日も与作国道をひた走る私は気分良く走るが．．．．．嫁は．．．．．
しかし天気は最高　川の色も最高に綺麗だ.
ライダーズイン雲の家(四国版ライダーハウス)を見学し沈下橋で写真を撮り気分良く走る．
走行中鉄道マニアには分かるとは思うが半家駅を発見！写真を撮る(ハゲ駅と読む)
で先日ズームイン朝か何かで宿毛市から見る夕日がだるま状になるのを見それもこの時期のみの限定らしい.
これは見る以外にない.でも今夜の宿がまだ決まってない?時間はもう夕方15:00どうしよう
で宿毛市の公共の宿　あけぼの荘に電話．聞くと4000円の部屋しかないとのこと
こっちとしては一番安い部屋と思ったので「相部屋ですか？」と聞くと
なんか変な返事　よくよく聞いてみるとこの宿では高い目の部屋らしい．即OK
宿に着くと部屋に案内されるとなんと内風呂付きの冷蔵庫付きの超豪華な部屋だった.
荷物を置いてすぐに夕日を1時間かけて見に行ったがあいにくの雲で何も見えなかった.残念
12月29日 四国カルスト〜宿毛市(すくも市) 晴れ
宿泊場所 一本松温泉　あけぼの荘 
〒798-44 愛媛県宇和郡一本松町増田5470番地 
電話番号:0898-84-3260　 		 4500年(朝食,内風呂着き) 
入浴のみ 250円 11:00〜21:00
宿毛市から海岸線沿いに北上し宇和島へ.市内を走っていると虫が騒いだ
宇和島城の看板が.....典型的な平山城だ！天守閣に登ると宇和島市内が一望だ！
しかし可愛らしい町であった.

宇和島城(鶴島城)
宇和島城は湾頭の丘稜に築かれた平山城で,慶長年間に藤堂高虎によって築城され
寛文２年から５年にかけて伊達宗利により大改修されたものである.
天守閣は独立式で３層３階本瓦葺,白壁の総塗ごめ造りで荘重である.正面最上層の
屋根に唐破風,二層に大型の千鳥破風,その下に二つの千鳥破風を並べ,最下層にこれらの
総てを受けた玄関に大型の唐破風がある.これらは各層の屋根とよく調和して,美しい姿と
安定感をもち,江戸時代初期の貴重な天守閣となっている.なお,あがり立ち門や,二の丸
藤兵衛丸，長門丸,代右衛門丸などの石垣遺構もよく保存されている.

さて　話は変わるがライダーは最○端とか○○岬とかとにかく端と付くところは好きらしい
私もこれに漏れることなく端好きである．
端では西は日本最西端与那国島　最北端宗谷岬　最東端納沙布岬と渡り歩いている.
で今回は四国最西端佐田岬へと向かう．
半島の付け根八幡浜市から三崎までは軽快に整備された国道を走るが これから先は一車線の県道である.
約30分走りやっとの思いで最西端佐田岬へ.
しかしここから約２０分歩かなければ先端にはたどり着かない
せっかく来たので取りあえず灯台近くまで歩いた.
太平洋側の気候は穏やかであるが瀬戸内側がすごい風ですんげーさぶかった.
目の前には九州がくっきりと見えここから初日の出見たら綺麗なんやろなーと思う.
さてまた今夜の宿探しだ！何処にしようかといろいろ探したが
その辺の民宿はさすがに年末とあり空いてなさそうであった
仕方なしに八幡浜まで走りﾋﾞｼﾞﾈｽﾎﾃﾙを探す.
素泊まり4000円のﾋﾞｼﾞﾈｽﾎﾃﾙを発見ここに決定！
夕食は近所の寿司屋を紹介してもらい行ったがやはりお休み
で　ローソンでお寿司ｾｯﾄを購入,製造元を見ると八幡浜.海の近所だから美味しいかな？
と思って食べた.気持ちの持ちようかも知れないがすごく美味しかった.
しばし　旅人ライダーご満悦!
さてそろそろお金が底を突いてきた.そろそろ旅の終わりだ.寂しい限りだ
12月30日 宿毛市〜八幡浜市 晴れ
宿泊場所 八幡浜ﾋﾞｼﾞﾈｽﾎﾃﾙ 4000円(素泊まり)
さて今日帰ろうかもう一泊するか？迷っていた
でも　まあ松山までは走ろうと意見が一致したので松山まで走ることに
途中　豚太郎と言うラーメン屋があったのでここでブランチを取る
四国に行ったことのある人は知っていると思うがそこら中にあるラーメンチェーン店である
ずーと気になっていたので入った.味はまあまあかな？
京都の天下一品や横綱の方が私は好みである.
でそのラーメン屋で電話をかけた.まずは明日のフェリーの予約(東予から大阪南港まで)
これは難なくゲット,しかし今夜の宿が．．．．．．
さすがに年末も年末12月31日　かんぽや国民宿舎が空いているわけがない
電話帳で民宿をあたってみると　難なく民宿伊予路をゲット
それも松山市内なのですぐの所だ！今日はのんびり出来る.
市内の権現温泉につかりに行く,なんとものんびり出来た.
ロビーにはヤクルトスワローズの池山選手達の入浴中の写真とサイン色紙やバットが飾ってあった.
オフの時に療養していたらしい.

権現温泉　
アルカリ性単純泉　皮膚病　神経痛　疲労回復
定休日　毎月第四木曜日　入浴料4000円　宿泊8000円より(1泊2食)
愛媛県松山市権現町670   089-978-0334

温泉の後は　アイランダーの血が騒ぎ松山市の向かいにある興居島に渡ることに
しかし「何もない島に渡ってどないすんのん？」っと言う妻の反対にあいあえなく断念.
仕方なしに民宿に行きゆっくりとする．
ここでのお風呂がまたよい　いわゆる一般水道水を軟水に換えているのである
お風呂から上がると体がすべすべしていた.気もちんよか！旅人ライダーご満悦！
夕食も海の幸がいっぱい出てすごく美味しかった.年末もあり年越しそばも出してくれた.
おなかいっぱい！部屋に戻ると年末ＴＶを見まくった.当然宙に舞う美川さんは見た.
疲れていたので12:00には寝ちゃった.この日もビール3缶
12月31日 宿毛市〜松山市 晴れ
宿泊場所 民宿　伊予路 
松山市堀江町甲567-2 
電話番号:089-978-6155 		 6500円(二食着き)
朝は嫁が気をきかしてくれて興居島に渡る事が出来た.
駐車場料金100円渡るのに片道190円往復380円.
で渡っても何にもなかったが取りあえず良かった.
その後は今治で昼食を取り東予の国民宿舎の展望温泉に入りくつろいだ.
しかし体重計に乗った私の目は点になった　なんと体重が2kgも増えていた.
帰ったらダイエットだ！
夕食は海辺の近くなら回転寿司も美味しいだろうと言うことで入った.
結構厚みも厚く美味しかった.そう四国なのに石鎚山に雪が積もっていてすごく綺麗だった.
フェリーの時間は22:00発なので暇だった　ﾌｪﾘｰの待合室で筋肉番付を見てた.
フェリーでもビールを摘んでご満悦だった.
朝の5:50に南港に着きそのまま嫁の実家(羽曳野)に行って更に一泊しくつろいだ
長かった旅も今日で終わりとなった.
1月1日 松山〜東予〜南港 晴れ
宿泊場所 四国オレンジフェリー 18000円(車+人間二人)
結局　嫁の実家を省いて6泊7日で合計12万円だった(二人で)安いかどうかは判らないが年末でも
結構宿は飛び込みでも空いているので旅でもしてみては？

長い間読んでくれてありがとう

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