![]() 5,000kmを143日かけて下った漂流記 イカダと言っても屋根付きのしっかりしたイカダです タンカーとぶつかりかけたり 文章はこんな感じで始まります 南米大陸の最南端の町に雪が降った日は,僕はバイクを売った. アラスカを出発してから1年8ケ月が過ぎていた その日からもう何もかもどうでもよくなった. バックパッカーになってアルゼンチン, ウルグアイ,ブラジルとバスで旅行した. でも何か面白くない.何かが足りない. サンパウロまで来た時,長年僕を苦しめてきた バイク乗りの職業病"痔"が急激に悪化し ブラジルで手術する羽目に陥り, それからいよいよ何もする気が無くなった. 旅行者相手に麻雀で飯代を 稼ぎ,夜になったら飲みに行く. それなりに楽しいけどなんの意味もない ぬるま湯みたいな毎日. 目的を失った自分がこうも意志薄な存在と今まで思いもしなかった. しかし,人間の再生能力は結構凄いものだ. ある日出会った旅行者に聞いた 『アマゾンをイカダで下った』という話を想像することが動くのもイヤだった 僕をすこしずつ回復させていった.(プロローグより) 坪井氏の紹介 京都学生新聞では連載されていたので 京都の大学に通っていた方は 知っているかもしれないが世界を股にかけるバイクに乗る冒険家 1984年 バイクで日本一周(礼文〜波照間島 11,000km/2ヶ月半) 1985年バイクでアメリカ大陸横断(16,000km/2ヶ月) 1986年人力車で東海道五十三次(550km/15日) 1987年バイクでオーストラリア一周(24,000km/2ヶ月) バイクでヨーロッパ横断(5,000km/2ヶ月) 1988年ゴムボートで琵琶湖から大阪港を航行(3日) 1989年バイクで北中南アメリカ横断を終了 (アラスカ〜マゼラン海峡53,500km/420日) 1992年アマゾン川イカダ下りを開始 93年終了(5,000km/4ヶ月) 1995年南アフリカよりバイクでスタート 1996年カラチで文無しとなり帰国(51,000km/1年3ヶ月) 1997年文筆活動を開始 と こんな感じです.電波少年で紹介されてたなら猿岩石なんて比じゃない! って感じです.私は一度だけお会いしたことがあります 賀曽利さんほど有名じゃないけどすごい人です 興味のある方は是非 読んでみてください. 詳しいことを知りたい方は坪井氏のHPで! お!ほしいという方は下記まで |
7/5発売の花子WESTでも インタビューの記事が出るそうです |