Traveling Bike第2回(簡単カスタム)
今回はバイクのカスタム化について
みなさんの中には"カスタム"って何?と言う人もいるのではないでしょうか……
普通にバイクに乗っているだけでは,たぶん聞かない言葉でしょう.
たとえ聞いた事があるとしても,バイク雑誌に書いてあったなあ?くらいだと思います.
カスタム化を一言で言うと,バイクを自分が乗りやすいようにセッテイングを行い
世界で1台しかないバイクを創ることです.
カスタムと聞くと難しそうに聞こえますが,要は市販で売られているバイク物は万人向けに
セッテングされてわけで,これを自分に合わせて変更することです.
それでは初級編
カスタム化を進める前にまず自分のバイクを知る事が大切です,そして不具合な点を見つけることです.
たまに他人のバイクに乗ったとき,『なんて乗りにくいの?』とか,『すごく乗りやすい!』と
いった経験をした人は少なくないと思います.まずここから始めましょう.
例えば,クラッチが重い.ブレーキから異音がする.こんな事でいいんです.
クラッチが重いならクラッチワイヤーに油を注す,これだけでかなり違ってきます.
ブレーキから異音がするのであればブレーキパッドの残量を確認する.
そ−何も難しくない事なんです.そしてその不具合な点を整備します.
(整備の仕方が判らない場合は,ショップ等に聞いて下さい)
読者の中ではバイクに乗ってから一度もチェックをしたことが無いという人も多いはず.
自分でバイクをメンテナンスをやってみて下さい,自分のバイクがもっと好きになるはずですよ!
メンテナンスはカスタム化の第一歩です.(カスタム化しなくてもメンテナンスはやってね)
余談ではありますが,フロントフォークにオイルが入っていると事をみなさん知っていましたか?
これがもし減っているとフロントフォークは正常には作動しません,一度チェックしてみて下さい.
インナーチューブの沈み具合を見れば判ります.(インナーチューブが判らないか?……)
それとラジエーターのクーラントは2年に一回ブレーキフルードは一年に一回交換して下さい.
空冷のバイクの人はラジエータは探さないで下さいね.有りませんから
ブレーキフルートは一年たっていなくても,茶色くなっていれば要交換.
(フレーキフルード:ハンドルについてるタンクみたいなやつ.小窓からチェックしてね!)
メンテナンス終われば,第二ステップ中級編カスタム化
一般的なカスタム化の一つとしてブレーキホースのメッシュ化がありますが
これは制動力がかなり上がります特にカワサキ車には有効.
(ショップで約1.5万円程度:グッドリッチ,アールズ等2本出し1本出しで値段は当然違います)
パワーアップには市販のマフラーに交換(値段はピンからキリまで有り 10万円程度:デビル,カーカー等)
上記以外に簡単にできるカスタムとしては,不具合な場所のセッティングを変更する.
例えばフロントブレーキの角度を変更.やり方はボルトを緩めレバ-の角度を変えるだけ
これだけで凄くブレーキングがやりやすくなりブレーキングがうまくなった気になるよ!
(リアブレーキの場合はボルトを外し踏み込み位置を変更する)
バーハンドルであればハンドルの角度を変えてやる.ボルトを緩めてやるだけで簡単に変更可
そしてディスクブレーキであればブレーキクリーナーを買ってきて
ローター(丸い円盤状の物)部分を掃除してやる 間違ってもオイルをかけない事!
自信のある人はブレーキパット交換!割と簡単
でもやる時は経験者とやること 間違ってしまうとブレーキが利かなくなるかも知れないので!
エンジンのアイドリングを少し上げてみる.これはキャブレター部分のネジを回してやるだけ.
これはスタートが,楽になるよ(但し,燃費が若干落ちる 冬場は通常上げるのが普通)
結構面白いのがハンドルグリップにテニスのグリップテープを貼るとアクセル部分が太くなり
アクセルコントロールがしやすくなったりする.まあ一度試してみて下さい.
そして何よりもメンテが終わったら 少しは知ってみてブレーキや
バックミラーを確認してから出発すること
最後に上級編
このレベルになると個人の好みによって様々であるので一部例を上げておきます.
フロントフォークがどうもよじれる→スタビライザーを取り付け.
キャブのセッティング変更→爆弾KID等取り付け
フレームが歪む→サブフレームの取り付け.
ハンドルが遠い→ハンドルの仕様変更(セパハン→バーハンドル)
サスが柔らかい→サスペンションの変更(オーリンズ,ホワイトパワー等)
Fフォークオイルの油面変更冷却システムの容量アップ
(ラジエーターの大型化,ファンスイッチの手動化.オイルクーラーの設置)
なんか俺の忍者のセッティングに似ているような……
くれぐれも車検に通る範囲でカスタム化して下さい.
例えばスーパーストラップを付けて爆音を出したりしないで下さい.
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