FZ10情報集積所 デジスコ・フィールドスコープ

※このページは作成中のページであり、現在検証を行っている最中ですので、明確に事実とは異なる記述が含まれている可能性があります。

デジスコ・フィールドスコープ
 デジスコとは、フィールドスコープをデジカメに覗かせてコリメート法という撮影方法を野鳥撮影に応用した撮影法のことです。デジタルとフィールドスコープの2つの単語から生まれた造語です。テレコンによる望遠はせいぜい700mm(35mm換算)相当までですが、デジスコでは2000から3000mmは普通で、最高10000mm近くまでの超々望遠も不可能ではないそうです。しかしテレコンに比べると機材なども高価です。(デジCAPA2月号22頁より)→デジスコについての詳細はこちら(digisco.com)
 デジスコでは、一般的にFZ10のような大口径のレンズは不向きと言われていますが、それでも果敢にFZ10でチャレンジしている方々がいらっしゃいます。このページではデジスコの中でも比較的安価でなおかつFZ10での接続実績のあるビクセンのジオマ52SとFZ10の接続方法をご紹介すると共に、実際にデジスコ撮影をなさっている方のアルバムやサイトをご紹介します。
基本的な接続の考え方
デジスコとデジカメを接続する最も単純化した取り付け方は以下の図のとおりです。しかし、これでは並べただけで取り付けられたわけではありません。そこでアダプターを介して固定してやる必要が出てきます。
もしジオマ52Sの標準の接眼レンズが使えるなら、以下のように接眼レンズとFZ10側だけの接続を考えればよいのですが、残念ながらFZ10では標準の接眼レンズを使用することが出来ないようです。
そこで以下のようにジオマ52Sと接眼レンズの間にもアダプターが必要になってくるのです。
接続するだけでは使い物にならない
ところが上記のように接続しても、ジオマ52Sのデジカメ側の直径がFZ10の巨大なレンズよりも小さいために、以下のように周辺がケラレてしまうなどの問題が生じてしまいます。
そこでこの相対的に細い光の流れを途中で太くしてやる仕組みが必要となりそれが以下の図です。
さらにジオマ52S、接眼レンズ、FZ10を接続できるようにアダプターまでを含めて、いろいろな方法によって実現しているのが、このページでご紹介する方々の方法です。
デジスコ撮影をなさっている方のアルバム
itoのデジスコ写真FZ10ジオマ いろいろ掲示板接眼レンズ製作記(ito2004さん) FZ1、FZ10にジオマ52Sを取り付けて撮影している方のアルバム
FZ1→FZ10(CT110さん) FZ10とジオマ52Sの接続画像有(21ページ)
FZ10テレコンテスト(獅子ざうるすさん) 1ページ目にFZ10とジオマ52Sの接続画像有
接続例その1
上記2番目のCT110さんが価格.comのFZ10掲示板に投稿されていた接続方法(投稿NO.2395057 2004/1/27)
C-210の先端に49-52のステップアップリングを正確に接着すれば完成同然です(これが結構難しい)
装着順ですがスコープ側から書きますと(ビクセンのジオマの例)
ジオマ→DG-FSアダプター→DGリング52→OMリングメスメス→C-210(ステップアップリング49-52付き)→OMリングオスオス→52mm径ACクローズアップレンズNo.5を2枚→ステップダウンリング55-52→FZ-10となります。
上記投稿に記載されている機材の詳細
DG-FSアダプター(ビクセン)
DGリング52(ビクセン)
OMリング メス-メス(ケンコー)
C-210(オリンパスの銀塩カメラ用1.9倍テレコン(すでに製造終了))参考1参考2
ステップアップリング49-52(ケンコーマルミハクバなど)
OMリング オス-オス(ケンコー)

52mm径ACクローズアップレンズNO.5(ケンコー)
ステップダウンリング55-52(ケンコーマルミなど)
接続例その2
上記1番目のito2004さんの
接続例その2
上記3番目の獅子ざうるすさんが価格.comのFZ10掲示板に投稿されていた接続方法(投稿NO.2188679 2003/12/2)
 
GeomaFactory
メニューに戻る