プロフィール
 当アンサンブルは昭和51年2月、とある企業内同好会から始まったマンドリン合奏クラブがこの年、広く市内に向け参加者を募り、『長浜ギター・マンドリンアンサンブル』を発足しました。
 そして、この年11月には初年度部員18名で第一回定期演奏会を開催しました。
 その後、定期演奏会や地域に向けての演奏活動を行ってきましたが、第4回定期演奏会を終えた頃から部員の転勤や出産・育児と急にメンバーが減ったことなどからその後約11年間休眠状態となってしまいました。
 しかし、その時期も過ぎた頃、誰からともなく再会し、「演奏・合奏のできる喜びをもう一度味わいたい」「
とにかくマンドリンやギターに触れていたくて」との思いに平成3年3月演奏活動を再開するに至りました。
 本年、第30回定期演奏会を開催できるまでの約43年間には数多くの部員の入れ替わりはありましたが、マンドリン音楽を中心に理解し合える仲間は必ずいつもそこにいました。メンバーの変遷はアマチュア社会人団体がもつ宿命的なものと言えるでしょう。
 当アンサンブルは現在、会社員、自営業、公務員、主婦、現役引退者など様々で、年齢も30代から70代までと層も厚く、情熱溢れるマンドリン、ギターの愛好者26名が活動しています。また、市内は勿論、遠くは片道30キロメートル、1時間半をかけ月三回の練習に殆ど欠かさず参加する強者?もいます。音楽は人の心を強くするのでしょう。
 私達の主たる演奏形態は、マンドリン・マンドラ・マンドセロ・ベース・クラッシックギターなどによるアンサンブルですが、マンドリンという楽器の幅広い芸術性と表現力を自ら楽しみ、伝えるためにマンドリン二重奏やギター伴奏によるマンドリン独奏、マンドリン又はギターの独奏にも取り組んでいます。
 演奏曲目も難易度の高いクラシック、オリジナルは勿論、肩の力を少しだけ緩め、楽しんで演奏できる地方の民謡や歌謡曲、童謡、懐かしいポップスと多岐に亘り、幅広い世代、そしてその場所、その時に最も楽しみながら演奏でき、聴いていただける選曲に心掛けています。
 私達アンサンブルは今後とも定期演奏会を始め、各種イベントや保育園、幼稚園、学校、地域サロン等にも出向き、老若男女一人でも多くの方に「マンドリン音楽の美しさと可能性」を伝えて行きたいと思っています。