Embarcadero C++ コンパイラのインストール、環境設定
以下のURLに接続して、EDNアカウントを作成してファイル(BCC102.zip)をダウンロードします。
https://www.embarcadero.com/jp/free-tools/ccompiler/start-for-free
ファイルを解凍すると、¥BCC102のフォルダの下に\bin、\include、\libのフォルダにファイルが保管されるとともにライセンス契約「Embarcadero
Freeware Software License Agreement.pdf」と導入・利用案内「Installing and Using the
Embarcadero C++ 10.2 Tokyo Command-line Compiler.txt」ができています。
「¥BCC102」フォルダを「c:\borland」の下に展開するものとします。
コマンドライン・コンパイラが保管されるpath(例:c:\borland\bcc102\bin)を環境変数に追加設定すると便利です。誤ってOSが設定しているものを壊したりすることもあるので、行う場合、注意してください。
※Windows10での設定方法
1)Explorerを開き、マウスで「PC」で右クリックし、「プロパティ」を選ぶ。
2)左側ペインの「システムの詳細設定」を選ぶと、「システムのプロパティ」ダイアログボックスが開く。
3)「詳細設定」タブの「環境変数」ボタンをクリックし、「環境変数」ダイアログを開く。
4)上側の「ユーザの環境変数」の「Path」欄を選んでハイライトさせ、「編集」ボタンを押し、「環境変数の編集」ダイアログを開く。
5)「新規」ボタンを押し、設定されている一番下の一つ下の空白フィールドに、入力する。例:c:\borland\bcc102\bin、(実際に保管してあるパスを入れる)
6)「OK」ボタンで保管して全てのダイアログボックスを閉じる。
7)環境変数の変更を行ったので、PCを再起動させる。
※環境変数へのpathの設定を行わない場合には、コマンドツール類を呼び出すときに、パスをつけて指定する必要があります。
環境変数にpath設定時 bcc32c -w sample.c
path設定なし c:\borland\bcc102\bin\bcc32c -w sample.c
コマンドラインでのツールであり、統合開発環境ではないため、プログラムを作成するため、コーディング用のエディタを用意する必要があります。フリーなものとしては、サブライムテキスト、Terapadやサクラエディタなどがよく使われています、シェアウェア(有償)としては、秀丸エディタなどが利用されています。
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