「各家庭のお節」


 緋勇&壬生家

 龍麻「・・・・壬生家のお節って・・・・・・色地味」
 壬生「・・・・・・・そう?」
 龍麻「だってお昆布とレンコンしか入ってないし。上から見たら黒と茶しかねーよ!何ですかこのお節は!!!」
 壬生「・・・・差別だ・・・貧乏差別だ」
 龍麻「いやいや、真実を述べたまでだ」
 壬生「・・・・・・じゃあ、言わせてもらうけど君の家のお節も変だよ」
 龍麻「・・・どこが?」
 壬生「普通はお節にたこ焼きは入りません!」
 龍麻「僕が好きなの!ついでに言うとそれは明石焼きだ!その美しい黄色が解らないか!!」
 壬生「・・・・・・冷めて美味しくない物はお節には入れません」
 さっさと外に出す
 龍麻「ああ!僕の明石焼きが!!!」
 壬生「お吸い物として出してあげるから」
 龍麻「・・・・んじゃ、それで譲歩する」


 天香学園男子寮

 九龍「僕はお昆布も蓮根も好きー。明石焼きも好きー」
 皆守「・・・・急にどうした?九ちゃん」
 九龍「でもな・・・でもな・・・正月元旦からカレーだけは嫌!」
 皆守「何が不満だ!」
 九龍「全部だボゲェ!お重にカレー入れるなーーー!!!数年ぶりの日本の正月が台無しになったーーー!!!わーーん」
 神鳳「可哀想に。九龍くん、僕の家にお嫁に来たら毎日でもお節作ってあげますよ」
 九龍「毎日は嫌ー」
 夷澤「・・・・嫁に関しては良いんすか?」
 九龍「・・・・・まーその辺はな・・・」

 七瀬「故人曰く」
 皆守「・・・・何でお前が居るんだ」
 七瀬「(無視)故人曰く・・・・・Tお節も良いけどカレーもね♪U
    普通カレーはお節に飽き始めた三日目から出てくるメニューではないですか?」
 皆守「・・・・・それ昔のバーモントカレーのCMネタだろ。どこが故人だ」
 九龍「とにかく、カレーの出番は三が日からだがね!」
 勝手にカレーを鍋に戻してどっかに持って行く
 皆守「おいこら!人の傑作をどこに持って行く気だ!」
 スタコラサッサ


 司馬家

 ツルン!ガタン!ガシャン!!
 中姉「・・・・・・・・・」
 下姉「・・・・・・・・・」
 御柳「・・・・・・・・・」
 司馬父「・・・・えー問題はコレをどうするかだ」

 コレ=床から逆さまに生えたお重

 司馬父「・・・・とりあえず葵。逃げるんじゃない!お前が落としたんだろう!!
     このお父さんの努力の結晶を・・・・昨日の夜からの仕込みが・・・・ああ」
 司馬「・・・・・・・・・・・」←ごめんなさい

 中姉「・・・だから葵には渡すなと言ったのに・・・・」
 下姉「蓋がー閉まってるからーそーっと元に戻せないかなー?」
 中姉「もう横にバカっと開けて大皿にでも移した方が良いんじゃない?」
 御柳「食べれれば俺的には問題なしっすよ」
 司馬「・・・・こくこく」←食べれればそれで良し

 司馬父「そう言う問題じゃなくてな!お父さんのレイアウトの苦労とか解れこのガキ共!」


 今年も各家庭色々ありそうです


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