?なぜ司馬葵は拾った子イタチを家に持って帰らなかったのか?
イタチを拾いました。
とりあえず家に連れて帰ります。
台所に居る父に相談。
「・・・・・・(つんつん)」←お父さん
「ん?どうした葵」
「・・・・・・・」←イタチって好き?
「イタチかー。香草焼きにするとまだ食べられるかな。
なんだ、食べたいのか?どっからか捕まえて来ようか?」
「・・・・・・・(ふるふる)」←そう言う事ではない
「それとも我が家で飼ってるTめ太郎(犬)Uをそろそろ鍋にしようか。アレも肉が固くなると不味いし」
「・・・・・・・(ふるふる)」←アレはペットだと言っている
「・・・・ペットって愛玩も兼ねてる家畜だろう?」
「・・・・・・・・・(とぼとぼ)」
「?葵。夕飯の話しじゃなかったのか?おーい」
父・ペットと家畜の区別無し。
リビングに居る中姉に相談。
「・・・・・・・(とんとん)」←お姉ちゃん
「なに?」
「・・・・・・・・」←イタチって好き?
「イタチ・・・ああ、あの両手がカマになってるやつね。嫌いじゃないけど危険じゃない?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「何その冷めた目は」
中姉・根本的に何かが違う。
部屋に居る下姉に相談・・・・・
「葵ちゃーん。見て見てー。フェレット毛100%のショール〜」
「・・・・・・・・(パタン)」
「何で黙ってドア閉めるのー?」
する前に撃沈。
その結果黙って飼う事になりました。
チャンチャン♪
「また葵週刊ドボルザーク買ってきてる。こっちより、月刊ズバットの方がおもしろいっつーのに」
「私はー季刊カールゴッチが好きー」
「それより葵の靴が一足たりないんだけど知らないか?」
『知らなーい』
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