「龍麻とゆかいな仲間達」


 
 「No2・龍麻と村雨?」

 「・・・村雨さんてマメですよね」
 「・・・何だ壬生。いきなり」
 ここは某ホテル(ラブホテルにあらず)泊っているメンバーは紫龍組と・・・
 ジャーバシャバシャ・・・ゴンッ(シャワーを落した)ジャージャー・・
 ユニットバスで格闘中の黄龍の器こと緋勇龍麻。
 「あじじじじじじ!なんじゃこのシャワーはー!なめとんか」
 ガンッ!ビシッ!
 「・・・・壁にヒビが入ったな」
 「ですね」
 「まったく。オイ、先生ホテルの備品壊すんじゃねーぞ」
 だかだかと大股で風呂場に入って行く村雨。
 「あーあー何してんだよ。床ビチャビチャじゃねーか。カーテン締めろ、カーテン」
 「・・・ユニットバスは嫌いだ。ぎぃー!」
 「ぎぃじゃねー。何の為に床にタオル引いたと思ってんだ、ったく。おい壬生、そっちからタオル持ってこい。先生、ホラしゃがめ、流してやるから」
 「世界中の風呂が温泉になりゃいいのに」
 ブツブツ言いながらも村雨に流してもらう。

 こちらは風呂場でのやりとりを聞いていた二人は・・
 「マメですよね」
 「マメだな」
 のんきに会話していた。
 「村雨。もっと右、右」
 「あーわかったわかった。壬生!しゃべってねーでタオル持ってこい」
 「あ、はい」
 壬生がタオルを持って風呂場に消えていく。
 その後ろ姿を見て
 「二人共世話女房タイプだな」
 亀は一人で納得していた。
 「まあ、僕も二人の事は言えないが・・・」
 そう言って冷蔵庫を開けて飲み物の用意をする。
 もちろん風呂場で暴れている人物の為に。

 結局は三人共世話女房タイプ。

 「あっつー。出たら冷たいもん飲みてー」
 そして天下無敵の旦那様。



 
 
 村雨って言うか紫龍組の話でしたね・・・・
 でも、なんだかんだ言って一番世話やきなのは村雨だと思う。
 とりあえず、書きたかったのは皆に世話をやかれる龍麻。
 そしてユニットバスが使えないのは私・・・

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